「J-AC TOP40」2024年2月10日付けチャートを振り返ります。

 

 

26~40位

 

 

 初登場は2曲でOKAMOTO'SとOmoinotake。Omoinotakeは記念すべき初エントリーです。

 →初登場曲の紹介はこちらから

 

 今週は割と大きく動きましたね。10ランクの大ダウンが2曲。新曲がリリースされたSUPER BEAVERと、朝ドラ主題歌の「ハッピー☆ブギ」です。「ハッピー☆ブギ」は2週で18ランクダウンえーんという大暴落。近年、朝ドラ曲は20週以上エントリーすることが続いていましたが、この曲はまだ12週目ですからほぼ絶望的。「神話」はいったん終了となりそうです。

 

 先週初登場の2曲はいずれも振るいませんでした。先週34位初登場のiriさん「hug」は即落ちで36位。もう何度見たか分からない展開です。先週35位初登場のRADWIMPS「正解」は順位変わらず。こちらは2018年リリースで、純粋な新曲ではないということもあり伸び悩みです。

 

 先週まで最長エントリーだった星野源さんの「生命体」がついにチャートアウト。これにより、最長エントリーはAdoの「唱」とKing Gnuの「SPECIALZ」の2曲となりました。22週目で、今週はいずれも4ランクダウンでした。かなり下げてきましたが、半年エントリー(26週)に向けて最後の粘りを期待したいですね。

 

 

 

 

 この2曲を1週差で追う21週目が、髭男の「日常」とSEKAI NO OWARIの「最高到達点」です。髭男はギリギリの残留で40位、セカオワは相変わらず一定のペースで下げており33位でした。

 

11~25位

 

  

 初登場は3組で、あいみょん、Ado、西川貴教さん。最上位はあいみょんで、貫録の10位台デビューです。

 

 まずはジャンプアップから。先週30位初登場、緑黄色社会の「Party!!」が13ランクも伸ばして一気に17位に付けてきました。前作「花になって」で初の1位を獲得した彼ら。やはり勢いが段違いですね!今作もアニメ主題歌でCDリリースを控えているということで、「花になって」同様かなり期待できそうです。なお、2月3日、メンバーの小林さんと穴見さんが同時に結婚を発表されました。なんと仲のよい...おめでとうございます...!!結婚祝いにパーティーや!笑 ラブラブラブ

 

 

 

 全体的には、先週から少し下げただけの曲が多くなっています。ピックアップするとすれば21位のKroi「Sesame」でしょう。今週は初のダウンとなりましたが、21位、20位、21位と20位前後を3週キープしています。今作まで、20位台にも入ったことがなかった彼ら。今作では大健闘で、「躍進」といってよいでしょう。

 

 

 さて、トップ10争いです。今週のトップ10落ちは1曲で、竹内まりやさんの「君の居場所」でした。トップ10内は4週ですね。まりやさんは、2019年の「旅のつづき」、2020年の「いのちの歌」がいずれもトップ10内に5週でしたが、今週はそれより1週少なく、やや控えめとなりました。

 

 11位にはMrs.GREEN APPLEの「ナハトムジーク」。私はトップ10入り予想していた曲で、トップ10入りしてもおかしくないくらいの勢いがありましたが、トップ10の枠が空かず、涙を飲みました。来週は再チャレンジとなります。他には16位にUruさんの「アンビバレント」。こちらは先週17位から1ランクアップと控えめでした。かなり早めに入ってきているので、ここらでいったん小休止という感じだったかもしれません。

 

 では、いよいよトップ10の発表です。

 

THIS WEEK'S TOP10

 

 今週のトップ10入りは1曲でした。

 

No.9

 

 

 

 

「冬と春」back number

■16位→9位(2週目)

■「アイラブユー」以来1年3か月ぶり、2曲ぶり、2015年以降では17曲目のトップ10入り

 

 トップ10入りはback numberの「冬と春」。ノンタイアップの配信シングルですが、彼らにとって真骨頂とでもいうべきバラードソングで、圧倒的な支持を受けています。配信とオンエアが好調です。先週いきなり16位(今年最高位)で飛び込んでくると、今週は順当に7ランクアップ。エントリー2週目でのトップ10入りを決めてきました。前作「怪獣のサイズ」はトップ10を逃すというまさかの結果に終わりましたが、中1作でのトップ10復帰です。再生数の勢いを見ても、「怪獣のサイズ」とは段違いで、さらなる上昇が期待できるでしょう。

 

 聴けば聴くほど名バラードだと思いますね。冬から春への季節の移り変わりに恋心を重ねたのが憎いくらい巧く、絶品です。ノンタイアップですが、これは支持を伸ばしていくのも当然といったところでしょう。あるいはback numberを代表するような、相当な名曲に成長するかもしれません。

 

 では、トップ10の結果をオープンです。 

 

 

 

 2位はヨルシカの「晴る」。ついに2位まで上昇し、1位に王手をかけました。最近はオンエア減少気味ですが、最強の1位、星野源さんにどこまで迫れるでしょうか、注目です。そして3位にはCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」。配信の勢いはとどまるところ知らず、初のトップ10からトップ3まで躍進してきました。新曲がエントリーしてこなかったことも好材料ですね。

 

 4位にはOfficial髭男dismの「SOULSOUP」。ここまでやや早めの下降になっていましたが、今週は気を吐いて1ランクの再浮上。さすがの底力を見せてきました。先週2位のあいみょん「あのね」は新曲がエントリーした影響で5位まで急落。来週も続落となるかもしれません。6位には福山さんの「想望」。トップ5からは外れたものの、堅調な動きが続きます。

 

 先週のトップ10入り組では、Vaundyの「タイムパラドックス」が8位と順位変わらず。一方、先週9位のACIDMAN「輝けるもの」はさらに上げて7位でした。私の予想は8~10位でしたが、さらに好調で、来週のトップ10も見えてきました。10位には緑黄色社会の「花になって」。新曲が急上昇し、苦しいところですが、元1位曲の意地を見せてトップ10に残留です。

 

 

 トップ10予想の結果星

 〇〇△△△△△〇△×

 60点

 

 順位的中は3曲でした。トップ10入りはback numberを当てましたが、もう1曲のミセスははずれ。緑黄色社会の「花になって」が意地を見せ、ミセスは11位でしたね。トータルは60点で、普通すぎてなんとも言えません笑

 

THIS WEEK'S NO.1

 

 

 

 

まじかるクラウン「光の跡」星野源(v3、7週目)

 

 星野源さんの「光の跡」が3連覇です。2位のヨルシカは最近のオンエアが落ち着いており、一気に1位という感じでもありませんでした。ということで、順当な3連覇になったと思います。星野さんにとってヨルシカ以上に怖いのは3位に上げてきたCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」でしょう。配信が桁違いのCreepy Nuts。勢いはまさしく「未知数」で、来週以降も1位を守れるかに注目です。

 

 さて、そんな星野源さんですが、去る1月28日が43歳のお誕生日でした。遅れましたが、星野さん、お誕生日おめでとうございますお祝い 私が星野源さんの音楽を聴くようになったのは、2011年に東日本大震災があった直後でした。ちょうど、「くだらないの中に」がヒットしていた頃で、震災後に勇気をいただいたことを覚えています。あれから今年で13年目ですか...。本当に月日が流れるのは早いものです。星野さんは、くも膜下出血で活動を休止されるという大変心配なこともありましたが、今はこうして元気で活動され、本当に何よりです。ガッキーとも結婚されて、ねええー笑(一言多い)。

 

 そんな星野さんのお誕生日を祝う「オールナイトニッポン」の放送回がSpotifyで配信中です。ぜひお聴きください。

 

 

 

 

See You Next O.A.

 以上、2024年2月10日付けチャートの振り返りでした。

 

 次回はいよいよ公開生放送ですね!「京都マラソン2024」プレイベント会場からお届けされる公開生放送です。お近くにお住まいの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。久しぶりの公開生放送ですから特別感を楽しんでいきたいですね。

 

 それでは、次回は2月17日付けチャートでお会いいたしましょうバイバイ