「J-AC TOP40」2024年2月3日付けチャートを振り返ります。

 

 

26~40位

 

 

 初登場は3曲で、RADWIMPS、iri、緑黄色社会ときました。緑黄色社会の「Party!!」は先行配信でのエントリーなので好発進です。

初登場曲の紹介はこちらから

 

 その他ではロングエントリーの曲が多くなっています。節目を迎えた曲も多いですね。SEKAI NO OWARIの「最高到達点」とOfficial髭男dismの「日常」は大台の20週に到達。どちらも安定の強さです。その2組をさらに上回るのはAdoの「唱」。こちらは21週目で、ロングエントリー2位を堅持です。

 

 他には、aikoさんの「ラジオ」がロングエントリーの13週に到達。「星の降る日に」が上位にいながら、安定したエントリーを続けさすがです。ラジオ関連の楽曲ということで根強い支持があるのでしょうね。

 

 

 

 Little Glee MonsterとAimerさんは2ケタ10週目のエントリーになりました。この2曲、どちらも途中で1回再浮上があったんですね。その再浮上を生かして2ケタに乗せたのは大きく、健闘していると思います。特にリトグリは健闘で、これで通算10曲目で3回目の2ケタ到達となりました。ちなみに、来週もし残留できれば自身最高の11週目となります。

 

 

 大ダウンはYOASOBIの「Biri Biri」。先週32位から8ランクの大崩れで40位です。中位でも頑張っていましたが、他に2曲がいてはさすがに最後までは粘れませんでしたね。スマッシュブレイクのNAQT VANEとammoはいずれもダウン。今週はオンエアが反映される最後の週で、何とか伸ばしたいところでしたが、残念ながら上昇は果たせませんでした。

 

 

11~25位

 

  

 

 初登場はback number。初登場16位は貫録の今年最高位です。 

 

 先週初登場した2曲が、いずれも12ランクの特大アップで今週の最大アップを獲得しました。まずはMrs.GREEN APPLEの「ナハトムジーク」。オンエアが非常によく、一気に14位まで持ってきました上矢印

 

 

 

 Uruさんの「アンビバレント」も12ランクの急上昇で17位上矢印 こちらはもう少し控えめかと思っていましたが、「薬屋のひとりごと」効果は思った以上だったようです。「花になって」に続けるか注目ですが、かなりの好スタートとなりました。

 

 

 Kroiの「Sesame」は1ランクアップの20位。地味な上げですが、これで自身初の10位台です拍手 Kroiの皆さん、おめでとうございます。Kroiの音楽は、確実に浸透してきています。ロングエントリー勢では、King Gnuの「SPECIALZ」が21週目を記録。18週目のビッケブランカとYOASOBIは小幅な下げにとどめ好調です。

 

 朝ドラ主題歌の「ハッピー☆ブギ」は大崩れ。トップ10は6週とそれなりに長く、10位台でも頑張っていましたが今週はついに崩れました。ロングエントリーへちょっと黄色信号です。

 

 トップ10落ちは2曲。昨年11月11日から4週連続で1位を獲得した藤井風さんの「花」はついにトップ10を去りました。トップ10内は14週で、これは「燃えよ」と並ぶ自己3位タイです。桑田さんとユーミンによるクリスマスソング「Kissin' Christmas」もついにお役御免。1月に入っても急落せず、トップ10をキープしていたのは十分すぎる健闘でしょう(私はクリスマス後に急落すると予想した失礼な人なので...スミマセンえーん

 

THIS WEEK'S TOP10

 

 今週のトップ10入りは2曲でした。

 

No.9

 

 

 

 

「輝けるもの」ACIDMAN

■18→9位(2週目)

■2015年以降では初のトップ10入り

 

 いやあ、輝いてますねえ!輝きを解き放っています。

 

 トップ10入りの1曲目はACIDMAN。映画「ゴールデンカムイ」の主題歌に起用されている「輝けるもの」です。先週18位と高い位置に初登場すると、立ち止まらず一気にトップ10入りしてきました。やはり、オリコン初週トップ10入りというのは大きな実績で、これがトップ10入りの要因でしょう。前作「灰色の街」は最高13位でしたから、見事借りを返してくれました。2015年以降では初のトップ10入りということで、躍進と呼べるでしょう。

 

 映画「ゴールデンカムイ」の興行収入は12日間で12.7億円に到達。邦画実写としてはかなりの好水準です。映画の勢いを味方に付け、さらに上げていきたいところでしょう。

No.8

 

 

「タイムパラドックス」Vaundy

■21→15→13→8位(4週目)

■「mabataki」以来1年5か月ぶり、8曲ぶり、通算3曲目のトップ10入り

 

 こちらも映画主題歌。今春公開のドラえもん映画の主題歌に起用されているVaundyの「タイムパラドックス」です。配信オンリーながら、初登場21位とかなり好調でした。2週目以降は10位台入りし、確実に順位を上げ、エントリー4週目にトップ10入りを決めています。

 

 このチャートには2020年から大量19曲も送り込んでいるVaundyですが、トップ10入りするようなヒットは少なく、これまで「恋風邪にのせて」と「mabataki」の2曲しかありませんでした。今回は通算19曲中3曲目のトップ10入りということになります。「mabataki」以来は長く燻ぶっていましたから、久しぶりの上位進出はうれしいですね。

 

 これまでの最高成績は、トップ10内5週、最高5位を記録した「恋風邪にのせて」です。この曲は、これから映画の公開も控えていますし、最高成績の更新は十分あり得ると思います!

 

 では、トップ10の結果をオープンです。

 

 

 

 ヨルシカの「晴る」がトップ3入り!スマッシュブレイク級の大量オンエアを稼いでいましたから、やはりそれが評価されています。ヨルシカのトップ3入りですが、何度も触れている2021年の「春泥棒」以来、実に3年ぶりなんですね!久々のトップ3進出で、さらなる上の順位はあるかに期待です。

 

 2位はあいみょんの「あのね」がキープ。福山雅治さんの「想望」は地味に強く4位をキープ。先週3位の髭男はやや元気がなく5位にダウンでした。そして、「お化け再生曲」の「Bling Bang Bang Born」は6位に付けました。虎視眈々と上位を狙っている感じがします。

 

 緑黄色社会の「花になって」はトップ落ちで7位。新曲が入ってきましたし、来週はちょっと苦しそうでしょうか。もっと苦しかったのは竹内まりやさん。先週6位から4ランクも下げてしまっては万事休す。トップ10内定着はかなり厳しくなりました。ピカチュウも悲しんでますよ...。

 

 

 トップ10予想の結果星

 〇△〇△△△〇△△△

 65点

 

 順位的中は少なかったものの、トップ10の入れ替わりは予想どおりでよかったです。

 これくらいの成績をコンスタントに出していきたいものですね...!ニヤリ

 

THIS WEEK'S NO.1

 

 

 

 

まじかるクラウン「光の跡」星野源(v2、6週目)

 

 星野源さんの「光の跡」が順当に1位をキープしてきました。前回2021年の「不思議」はまさかの一週天下だった星野さん。連覇以上の曲となると、なんと2018年の「アイデア」以来5年半ぶりとなります。えええ!?びっくり ちょっと意外すぎますね。「恋」(通算11回1位)とか「Famili Song」(10連覇)とか、とにかく1位を獲りまくっているイメージが強かったので、ここまで連覇から遠ざかっていたのは驚きでした。なんにせよ、今作はかなり好調ということです。「リクエストが増えてきている」というキヨピーさんの証言もありましたし、これは長期政権もあるやもしれません。

 

 星野さんの楽曲「おともだち」が現在マクドナルドの店内でオンエア中。これは、星野さんの大の友人であるオードリーのお二人のために書き下ろしたナンバーですね。今作、「光の跡」のシングルにも3曲目で収録されています。サブスクでも聴けますので、「光の跡」や「生命体」だけでなく、こちらもぜひ聴いてみてくださいね。

 

 

See You Next O.A.

 以上、2024年2月3日付けチャートの振り返りでした。

 

 今週はback numberの「冬と春」がエントリーしてきて、春らしいヨルシカの「晴る」はトップ3入りしてきました。春の息吹...といいますか、少しずつ春が近づいているような感覚がありますよねブーケ2

 

 それでは、次回は2月10日付けチャートでお会いいたしましょうバイバイ