Thank you for stopping by my house.
桜が咲いていました。
いえいえ、我が家の河津桜ではありません。(^▽^;)(笑)
伊東市の大室山のふもとにある 『さくらの里』 という桜の名所です。
約40000㎡の広大な敷地に約40種類・1500本の桜が植えられている「さくらの里」。
9月~5月までの長い期間さまざまな種類の桜が鑑賞できるスポットとして有名です。
2月には寒桜や河津桜、3月には早咲き大島桜、城ヶ崎桜、伊東桜などが咲き続き、4月には華やかな染井吉野が見頃を迎えます。
季節ごとに違った桜が多くのお花見客を出迎えてくれます。
「さくら名所100選」のひとつに認定されています。
(伊豆・伊東 観光ガイドより 引用させて頂きました。)
今日おばさんは御用があって、伊東まで行ってきました。
そして、行ったことのなかった大室山まで行き、貧乏なのでリフトには乗れず(^▽^;)(笑)
ふもとの『さくらの里』に立ち寄ってきました。
トップ画像の桜は、こちら↓の十月桜という9月下旬から12月いっぱいが開花時期の桜です。
おばさん、今の時期に咲く桜がある事は知りませんでした。
案内板にさくら花ごよみが表記されていました。
東屋やベンチなど、散歩の途中で休憩できる所も沢山あります。
おばさんは上手に画像を撮っているので(爆)、誰も居ないように見えますが・・・
訪れている方は結構居ました。
ちょっと奥まで歩いていくと、大室山ススキの原風景も見れました。
こちらはパンパースグラスです。
南アメリカ、ニュージーランド、ニューギニアが原産国のススキです。
背丈は3mほどあったと思います。
ラベンダーも沢山植えてありました。
「ほぉ~ こうやって高畝にすると良いんだぁ~」と、ラベンダーは水はけを良くして育てると良い事が分かりました。
紅葉の進んだ樹もありました。
ススキに交じって、ノコンギクも咲いていました。
今日は大室山にまつわるお話(神話)を1つ紹介しようと思います。
登場人物は神様です。
名前がややこしいので・・・
最初に名前を紹介しておきます。
姉の方の名前は "磐長姫命 = いわながひめのみこと"
妹の名前は"木花開耶姫命 = このはなさくやひめのみこと"
2人の父の名前が"大山祇神=おおやまずのかみ"
お婿さんの名前が"瓊々杵命=ににぎのみこと"
この4人が主な登場人物です。
『なんちゃらかんちゃらのみこと』なんて、覚えにくいので・・・
物語の中では姉を【磐ちゃん】妹を【花ちゃん】と略して表記します。(^▽^;)(笑)
ごめんねぇ~ 神様~ m(_"_)m ペコペコ
ではでは 『大室山の二人妻伝説』のはじまりはじまりぃ~
むかしむかし、神代の時代の話です。
とても仲の良い姉妹の神様がおられました。
妹は絶世の美女、一方、姉の方はあまり器量がよくありませんでした。
ある日のこと、若い男の神様が妹を見て、一目惚れしてしまいました。
そこで姉妹の父親ところに行き、『下の娘さんを、是非、お嫁に下さい』と頼みました。
『姉妹はとても仲がいいので、二人いっしょなら差し上げましょう』と云うことで、若い男の神様は姉妹二人を妻にしました。
ところが、若い男の神様は美しい花ちゃんばかりを可愛がり、磐ちゃんをだんだん遠ざける様になりました。
そのことが原因で姉妹の仲はだんだん悪くなっていきました。
やがて姉妹はお互い憎みあうまでになりました。
喧嘩もする様になりました。
それを理由に若い男の神様は、とうとう、磐ちゃんを父親のもとに送り帰してしまいました。
やがて、実家に帰った磐ちゃんは自分が子供を身ごもっていることを知りました。
そこで父親は磐ちゃんの安産と孫の無事誕生を願って磐ちゃん(姉)のために伊豆の大室山に産所(産殿)を建ててやりました。
そして磐ちゃんは無事丈夫な赤ちゃんを生むことが出来たと云うことです。
父親も無事孫の顔を見ることが出来、目出たし目出たしという事ですが、磐ちゃんと花ちゃんは、その後も昔の仲良し姉妹には戻らなかったと云うことです。
このお話には✿おまけ✿があります。
全国にはたくさんの浅間神社があちこちにあります。
その数約1,300と云われています。
それらのほとんどの祭神は妹の方の【花ちゃん】です。
浅間神社の総本社である富士山山頂の浅間神社(奥宮)も、勿論、【花ちゃん】が祭神です。
しかし、この様なわけで伊東市大室山の浅間神社は、姉の方の【磐ちゃん】が祀られていると云う珍しい浅間神社です。
大室山で【磐ちゃん】が無事子供を産んだということから安産の神様として崇められています。
しかし、伝説で伝えられている様に妹の【花ちゃん】と【磐ちゃん】の姉妹仲は微妙です。
「大室山に登って富士山の美しさを褒めてはいけない」と云う言い伝えが残っているのはその為です。(サガミ選書“伊東の民話と伝説”)
「【磐ちゃん】が嫉妬(ジェラシー)し、褒めた人にはたたりがある」とさえ書かれています。
とは言っても晴れた日、大室山の頂上から見る山頂に雪を頂いた富士山の美しさには思わず「わー、富士山がきれい!」と叫んでしまいます。
その時は続けて『勿論、大室山は伊東のシンボル、その美しさと魅力は富士山に負けませんよ!』と付け加えることを忘れないで下さい。
きっと【磐ちゃん】も許してくれると思いますよ。
《ディスカバリー伊豆》『大室山の二人妻伝説』
《Amazing 伊豆 Discovery-izu》『伊豆高原の大室山の伝説をザックリと描きます。』
↑参考にさせて頂きました。
☆コメント☆ おばさんのエネルギー源となってます。
お時間あれば、φ(.. )書き書きしてやって下さい。
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