口があって目があって、蛇（アオダイショウ）の頭のようにも見える石。
私は蛇が苦手なのですが、眺めているだけでもご利益がありそう・・・
イケメンというか、写真の写りが凄く良い石です。
「ロディン岩かな？」と思ったのですが、綺麗な石だったので一旦持ち帰ってみることにしました。
緑色の部分は、蛇紋岩のような気もしたのですが、色と質が良いのでオンファス輝石のようにも思える。
柔らかめですが、蛇紋岩のような柔らかさではなく、カッターナイフを入れると薄く傷が付く程度です。
白い部分のほうが硬くて、カッターナイフでは歯が立たないような感じ。
質も結構良いのですけれども、見ての通り晶洞だらけ。(^^;)
逆に、その晶洞が蛇の口を描いていて見応えがあるのですが、翡翠ではないのかなと・・・
ただ、晶洞内はキラキラはしているのですけれども、確認できるような別の鉱物の結晶があるかと言えば、そういうわけでもない。
糸魚川でも、横川産の翡翠にこういう晶洞が開いている原石があるようなので、一概に否定も出来ない。
晶洞部分をアップすると、こんな感じです。
このタイプは過去にも見かけていて、奥に半透明の結晶というか塊というか、質の良さそうな部分が見えるのですが、これが何だかよく分かりません。
沸石なのか、他の鉱物なのか？
母岩の一部に褐色の灰礬柘榴石っぽい混りがあったりするので、やはりロディン岩のような気がしますね。
幅30㎝位ある大きな石ですが、重さも十分あって、硬さは場所によりますが、乾いた時の粉っぽさもなく、透過性も程々にあり、全体的に細かい結晶がキラキラしていて、自宅で霊石として崇めるには見事な石だと思います。
私としては、しばらく置いておいて、「金運が回ってこなければ帰してしまおうかな？」なんて考えている次第ですね。(笑
もっと分かりやすいタイプの石ならよかったのですが、我が家にはちょっと大き過ぎます。
