100曲レポ【44〜50】 | 生涯、キリギリス 〜チャーモの部屋〜

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ミュージシャン(他色々)チャーモのブログです。

やっと50曲来ました。

 

 

 

 

 

44 稲垣潤一 『1969の片想い』

遠い日の青春を思い返して、何かしらの理由で再会した彼女を目にしてあの頃からずっと片思いをしたままだ、という現実ではなかなかありえなさそうな設定(笑)だけど、ポップで軽快な曲調から聴いてて気持ちの良い曲。

詞は秋元康氏。

稲垣潤一作品を聴くと、ああ、プロの作詞家なんだなってのがよくわかる。

歌をドラマティックに描き映像を見せる技術が長けてますね、やっぱり。

 

 

 

 

 

45 出口雅之『マシンガン』

甘いkisskissがヒットしたREVのボーカリスト出口雅之氏のソロアルバム第二弾より。

このアルバムあたりからだんだん個性派にぶっ飛び初めていい感じになってるなと思う。

この「マシンガン」は、物騒な事を淡々と軽いリズムで終始平坦に歌ってるのが好き。

狙ってるな、と(笑)

新境地とREV時代からのオーソドックスな出口テイストが混ざっていて、出口雅之作品の中ではマニアックなポジションに居る秀逸作、と言った曲(個人的見解ですが)

 

 

 

 

46 中村中 『汚れた下着』

「すげータイトルだな」、という第一印象。

カラオケで選んでも「すげータイトルだな」と大体言われる(笑)

 

浮気の歌ですね。主人公が浮気者です。

恋人?に対してものすごく冷酷さが伝わってくる感じで酷いなあとか思うんだけど、しかし妙に説得力がありこの浮気男に共感してしまう。

こういう生き方もそれぞれだし悪くないのですが、こういう人に普遍的な愛を求めてもダメだよ、と言いたくなる感じ(笑)

 

重たいリズムにロックを感じつつも都会的なアレンジが曲の世界観と上手くマッチしていて良い。

 

 

 

 

 

 

47 高橋ひろ 『月光』

幽遊白書で「アンバランスなkissをして」がヒットした高橋ひろさんですが、アルバム丸々聴くとほんと天才かって印象です。

歌声の美しさ、楽曲のバラエティ、個性的なテーマ、アレンジの凝り方、洗練されたポップスセンスに加えて、やりそうで誰もやらないような個性的な手法をガンガン使ってしまうような勢いの良さ

 

「洗練されつつぶっとんでる」って感じです(笑)

月光は美しい、カッコいい側の曲ですね。

メロディラインもリズムも歌詞の内容も美しく色気があり都会的。

彼のアルバム収録作品の中では万人ウケするタイプの曲かな。

 

 

 

 

 

48 尾崎豊 『ダンスホール』

I LOVE YOUのB面ですね。

このシングルはジャケのデザインから曲から最強の名盤(2曲だけど)だと思う。

たった数分のこの曲、一つの映画を見ている感じがした。

風景、心情、会話から登場人物の人生も見える。

歌を聴いていてドラマが、絵が浮かんでくる曲。

こんな曲を18の時のオーディションで披露したなんて言うから驚きだ。

ヒット曲は色々あるけれど、とりわけ「技術の高い曲」でもあるな、と思う。

ちなみに歌うとど頭からめっちゃ難しい(笑)

 

 

 

 

 

49 小島麻由美 『あの娘の彼』

 

ジャジーなサウンドや色っぽい歌声も良いのだけど、作品が個性的ですね。

この曲のテーマが好き。

「あの娘のことは好きだけどあの娘の彼は嫌いなの」

友人の彼氏がいけすかないんだけど彼女は彼のことしか見えてない、ってだけの曲(笑)

ありそうでないテーマで、「あー、わかるわかる」と、共感はめっちゃする。

小さい世界でインパクトがある。

こういう曲作りたい!って思いました。

 

 

 

 

 

50 桑田佳祐 『それ行けベイビー!!』

 

この曲にとりわけ思い入れが強いのは完全に自分のプライベートが関わっているのだけどね。

たまたま自分が大きな病気をして間も無く桑田さんも病気をされて、そこから復活して紅白でこの曲を歌ったんです。

なのでとてもこの曲には勇気付けられたなと。

今でも当時とは違う解釈でも勇気付けられている、自分にとってはお守りのような一曲。

エレキ一本の弾き語り、というのがまたカッコいい。

私もやってみようかな(笑)