100曲レポ【21〜30】 | 生涯、キリギリス 〜チャーモの部屋〜

生涯、キリギリス 〜チャーモの部屋〜

ミュージシャン(他色々)チャーモのブログです。

 

21  奥華子『初恋』

 

2000年以降で自分の中で大ヒット!した曲は90年代に比べたら少ないのだけど、これが出た時は久々にキターーー!!って感じでした。

 

ポイントは

・これでもか!というくらいみっともなくしがみついている内容

・作者が30代でリリースしている

・そしてタイトルが『初恋』

なるほどなーこりゃ確かに初恋だわ、といった感じ(笑)

 

若い頃の慣れない失恋にパニック状態になる心情がものすごくリアルで、40代の今聴いても心をかき乱される至極の失恋ソングですな。

 

 

 

 

22   B’z『TIME』

ギター小僧達がこぞってコピーしたあのコーラスのアルペジオはミュージシャン界隈では割と有名かと(笑)

楽曲の美しさもあるのだけれど、稲葉さんはやっぱり歌詞が凄く良い。

ストーリー性もあり風景や心情の見せ方も上手く、クライマックスで印象深い言葉を持ってくるタイミングも抜群に良い。

「言葉はいつも役に立たない」

と、いう所が好き。

 

 

 

 

23 菅野よう子『Reunion』

二次元ファンを音楽ファンに変えるという偉業を成し遂げたのは此のお方です、菅野よう子大先生(勝手にそう思ってる笑)

song to flyというアルバムの2曲目に収録されてます

(2曲目名曲説がここでも笑)

 

幻想的なピアノ、クラシカルでソウルフルなボーカル。

新居昭乃氏のWANNA BE AN ANGEL同様、英語詞で言葉は理解しながら聞けないんだけど、賛美歌的なイメージで心に光がスーッと差し込んでくるような感じがします。

 

歌詞の内容を翻訳で調べて見たら、やはりちょっとスピリチュアルな感じの内容でしたね。

解釈は人それぞれかもしれないけど、やっぱり愛が鍵なんだな、と。

 

 

 

24  FISHMANS『いかれたBaby』

 

オープンマイクなんかで弾き語りするとこれ誰の曲ですか?とよく聞かれる。と、いうくらい良い曲。名曲。

 

山崎まさよしのカバーで知り、なんだこれめっちゃ良い曲やん!と思ったのが最初。

のちに原曲を聴いたら、サウンドもボーカルもあまりに個性的で衝撃だったんだけど、やっぱり原曲がいいな、という感じ。

歌詞も曲調も、弾き語りでやると綺麗にまとまりやすいタイプの曲だけど、このエレクトロポップなサウンドは素晴らしいと思った。

マニアックだなあ、と笑

 

 

 

 

25 REV『Marie』

 

『甘いKissKIss』が大ヒットした出口雅之氏率いるREV。

この曲が収録されてるファーストアルバムもなかなか名曲揃いの名盤で、中でも好きなのがこの『Marie』

甘いkisskissは派手目なロックチューン!といった感じだけど打って変わって、どこかビートルズを思わせるような懐かしい曲調。

メロディーの良さや曲の構成が秀逸。

特にラストの、Aメロの裏メロとしてサビが流れ、バシッと最後は統合されているあたりにセンスを感じました。

この手法、真似したい!と高校時代から思ってます(笑)

 

 

 

 

26 Suicide Sports Car『BACKSEAT BUTTERFLY』

 

REVの出口雅之氏のその後のユニットですね。

クラブジャズ、ラテンやスパイ映画なんかにインスパイアされたサウンド、という事でもうね、ひたすらクールでセクシー!!

バラの花とか咥えてそうな歌(笑)

 

出口氏はREVの時もそうだったんだけど、たまに効果的にものすごい低音を出す。

その一瞬出す低音にゾクゾクします。

男はやっぱり低音や!( ゜Д゜)ノシ

 

サウンドは凝ってますね〜REVの頃の疾走感のあるロックバンドサウンドからはガラリと変わって、それこそスパイ映画のよう。

そういったあたりも含め、この人は相当マニアックな音楽家なんだな、と思わせる1曲です。

 

 

 

 

27 栗林誠一郎『It's My Treat』

 

WANDSのシングル曲『Secret Night ~It's My Treat~』の原曲です。

全英語詞で、WANDSとは全くイメージは違います。

日本人の作った曲とは思えないセンスを感じます。

 

この方の作曲&アレンジ力は本当に衝撃的で、高校生の自分はすっかりドハマりしてましたが、あれから20年以上経った今でも変わらず、一番影響を受けたアーティストです。

 

YouTubeがあった!

しかもギターの増崎氏はまだエアクラフト使ってますね

(このギター、持ってます笑)

 

 

 

 

28 Lee Ritenour『CAPTAIN FINGERS』

 

ハイハイすごいすごい、もうね、降参!!

と、言いたくなるくらいのキメッキメフュージョンですね(笑)

しかも長い!いつまで続くの?ってくらい長々と超絶なキメキメが続きます。

 

私が最初に聴いたのはダイレクトカッティングバージョンでした。

ダイレクトカッティング、の意味を聞いてなおさら驚愕で、もうフュージョンとかやるのやめようかななんて思ったけど22の時頑張ってこれコピーしました。

今から思うとよくやる気になったな‥

 

その時の音源がコレw

 

 

 

 

29 Larry Carlton『Blues Bird』

 

ラリーカールトンは海外のギタリストでは一番好きなギタリストですね。

ルーム335とかはこれまた22くらいで死ぬ気でコピーしました(笑)

 

そんなわけで好きな曲だらけではあるのですが、このBlues Birdは「歌が好き」、という感じで好き。

歌うようなギターと言われるカールトン氏ですが、この曲のギターは歌以上に歌ってるギターだなと思う。

ギターの音で胸キュンしてしまう(笑)

こんなニュアンスが出せるようになりたい!( ゜Д゜)

 

 

 

 

30 チェッカーズ『Don't Cry Sexy』

 

Blue Moon StoneのB面。

タイトル通りのセクシーな曲ですね。

イントロの怪しげなポリリズム3連ベースに乗せてフミヤの「名前は?」という低音のセリフが一言入っている。

それがヤバイ!セクシー!

 

歌い回しもとにかく終始セクシー。もうセクシー推し(笑)

色気は凄いんだけど違和感のあるクセもなく、ひたすらカッコいい。

この曲で、藤井郁弥は凄いボーカリストなんだな、というのを割と最近改めて思いました。

 

セクシーな男ボーカルが聴きたい!笑