2Dクラにおけるタゲ待機(ターゲット待機)の必要性について | IZUMO詠唱戦日誌

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Ultima Onlineにおける「出雲シャード」でのPIT&アリーナを通じた詠唱戦の記録です。

リクエストがあったので、タゲ待機について書いてみます。(あくまでも個人的な知識に寄るため、間違っている可能性もあるのでご了承ください。)

■そもそもタゲ待機とは?
タゲ待機は「ターゲット待機」機能のことで、UOAの一般タブの「ターゲット待機を使用する」にチェックを入れることで使用できます。

またタゲ待機は「ターゲット解除」を使用しないと誤タゲの原因になりやすいので、そのあたりは練習や慣れが必要です。


■なぜ2Dでタゲ待機が必須か?
2Dクライアントでタゲ待機が必須な理由は、2Dクラに表示ムラが発生しやすいためです。表示ムラとは、UOサーバーと実際のPC上のゲーム画面にズレが生じることです。

つまり、実際にはサーバー上で「LTのダメージが入った」という処理が行われていても、それがプレイヤーのゲーム画面に同期されるまでの時間にムラがあるということです。

あるときは早いしあるときは遅いため、2Dクラは「ゲーム画面の表示」をすべて信じることができません。そこで必要になるのがタゲ待機です。


■タゲ待機で「最速解放」が可能になる
上記の理由により、2Dクラは表示が遅れるとき、手動だと魔法の「最速解放」ができないケースが発生します。(画面上では最速で解放しているつもりでも、画面上の表示が遅れている場合、実際には最速にならない)

タゲ待機は表示の遅れに関係なく、「最速解放」を可能にしてくれます。(UOAがシステム上で処理するため、見えて無くても撃っているイメージ)

これが、2Dクラでタゲ待機が必要な理由になります。

 

もし2Dクラでタゲ待機を使用しないと、

  • タゲ待機を使用している2D vs タゲ待機なしの2D
  • SAクライアント vs  タゲ待機なしの2D

などで解放速度に差が発生してしまいます。


■SAクラにはタゲ待機は必要ない
SAクライアント(ECクライアント)は、UOサーバーとプレイヤーのゲーム画面の同期がほぼ同時に行われるため、「タゲ待機」が無くても最速解放が可能になります。そのため、SAクラでは特にタゲ待機を使用する必要はありません。(機能としては2Dと同じものが存在しています)

余談ですが、ターゲット待機を行うと魔法解放後の待ち時間(ディレイ)はキッチリ「0.25秒」になると思いますが、SAクラで手動解放だと最速のつもりでも「0.1秒」くらい事前に待ち時間(ディレイ)を消化しているのでは?と個人的に思っています。

仮に手動解放で「0.1秒」分POA(ディレイ消化)したとすると、次の魔法は0.15秒後に撃てている?

この辺はあくまでも仮説ですが、どなたか検証していただければ幸いです。
次回は2DクラとSAクラの違いについて書いていきたいと思います。