わたしの父。 | みなこしいずみ 自分への思いやりを育む布ナプキン

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わたしの父について書いて
みようかなって思います。





病気にも触れていくので
不快な方は読まないでくださいね!




そしてまあまあ長文です




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先日、わたしの父は
病院の先生より
膵臓癌だと告知されました。





他にもたくさんの転移がみられ
治療法がないようです。





わたしの父は今年75歳。






まぁ、若くもなければ
言うほどの老人でもなく
地域の草取りボランティアに
行けるほどの体力がある父です。






根はとても優しく
言い方はいいのかどうか迷いますが
わたしから見る限り、母の僕のような父です。






僕のような父ですが
父のおかげで、わたしたち家族は
怒りもし、悲しみもしてきました。





父自身も、怒り、根底には悲しみを
抱えた人だったんだな、と
今はよくわかります。






ほんと、父と母に翻弄された幼少期のわたし。






いろいろな感情体験をさせてもらった家族でした。






父のこと、ほんと嫌いだった。
もう、居なくなればいいのにって
何度も何度も思ってきた。






だけど、今回の父の病気を知ってから
わたし自身のしこりが
削ぎ落とされていく感覚です。





そして、
父自身も自分の命と向き合ってから
いろんなしこりが削ぎ落とされて
いっているようです。




それは
父が父自身の寿命と向き合い
その受け入れ方がハンパないのです。





とっても優しい笑顔で
少し涙まじりの
悲しみでもない喜びでもない
すべてを受け入れた安堵感
そんなような、
表情を見せてくれます。





ずっと辛かったことから
やっと解放される、
と思っている
かのようです。






父の素晴らしいところに気づかされ
ここ数日、なんとも言えない幸福に
包まれています。





わたしたち家族のいいところは
言いにくいことでも、ここぞと言うときは
わりと何でも言葉にだします。
その言葉はオブラートに包んだりしません 笑






だけど、言えるからこそ
根にもたなくていいところも
あるんだと思っています。




父は、あとどれくらい
この地球にいるのかわからないけど
そのこともわかった上で
笑い話ができたり、現実てきな、
まぁ、葬儀やお墓のこと、お金のこと
これからの過ごし方のこと、
ぶっちゃけ話しができるのは
父の器が大きかったからからだと思います。





父の底抜けな器があるからこそ
わたしたちは、笑って話せる。
不安を笑い話にできる。





はじめて、父の偉大さを感じています。






わたしたち家族を
お酒やお金で困らせた父だったけど
よく考えてみると、わたしは何も
困らせられていなくて
困っていたのは母だったんです。
その困った顔をただただ見たくなかっただけ。




母の問題を父がカラダをはって
観せていたのだと思います。







父に、行きたいとこある?と聞くと
母と一緒にいきたい。母と一緒に
行かないと意味がない。と言います。




わたしから見ると、僕なのにw
父はどんな母でも、母のことを
ほんとに愛しているんだな、
感じました。





男の器は、ほんとすごいです。








そして父の病から、
わたしのパートナーである
夫にも、器の大きさを観て





何回も言いますが
男ってほんとすごい生き物だって思います!





いつもわたしたちが
どうすれば幸せなのかを
現実的に考えてくれている存在でした。






わたしの夫の愛が大きすぎること
感謝とか、そんな言葉じゃ
おさまらないくらい
そこに身を委ねるのが怖いくらいの
心をいただきました。





損得のない、与えるだけの愛を
家族を通して感じることができた
わたしは、今、最高に幸せ
なんだと思います






父を思うと
悲しみでもない
怒りでもない
後悔でもない
寂しさだけでもない
ありがとうだけでもない
よくわからない
涙がでてくるけど
父の幸せをいっぱい願って
残りの時間を一緒に
過ごしていきたいです




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