台風一過の十九首遊廓先般の台風で何よりも気掛かりで堪らなかったのが、掛川市の旧十九首遊廓に唯一残された妓楼「萩の家」の安否。本日、「萩の家」の生存確認をすべく掛川市へ赴く。平成二十六年十月七日現在。台風にも負けなかった「萩の家」の無事を確認。倒壊寸前にも見えるが、なんの!なんの!我が国が世界へ誇る妓楼建築は頗る強靭なのである。「台風なんぞには負けてたまるか」・・・・・斯く語る「萩の家」の声無き声を確かに聞き取った台風一過の昼下がり。