焼津港 あん梅 | お散歩日記

お散歩日記

路地裏、バラック、長屋、昭和の香りがする飲食街、遊郭赤線跡地、廃墟、古い町並み、山奥・・・・そんな場所を訪れては下手糞な写真を撮っております。

今宵は旧焼津港、そしてベンテンと呼ばれた焼津の旧赤線街近くにある良い雰囲気の酒場「あん梅」で一献。









JR焼津駅から歩いて二十分程の旧焼津港。如何にも嘗ての漁港然とした寂れた一画。





少々入るのを躊躇ってしまいそうな店構え。焼津の赤線街を散策した途上で偶然発見した酒場。





斯様な雰囲気の酒場に、私は強烈に惹き付けられてしまうのです。





五、六人入れば満員になってしまいそうな店内。焼津名物魚河岸シャツを纏った無骨な大将が独りで切り盛り。





店内に設えられたタイルの装飾。赤線建築等、レトロな建築物に鼻腔を刺激される方はヤラれてしまうことは間違いありません。





藤枝の銘酒「志太泉」と美味い海の幸を召す。





店内からは黄昏時の焼津港を見渡せます。





少々酔っ払ってまいりました。





潮風が大変心地良いのです。





店内では七十年代フォークソングが流れています。

「フォークソング、お好きなのですか?」と問えば「いや、お客さんの趣味なんだよ」と。






あん梅


静岡県焼津市中港五-十六-十二