釜の蓋 恵明蓋から一文字蓋へ | 茶道の周辺あれこれを 横浜

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横浜市泉区で裏千家の茶道教室をしています。

夕茜の茶事暦
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恵明蓋(エミョウフタ)は中央がくぼみ、

周囲が少し盛り上がった

ふっくらした形の蓋です。

 

袱紗で釜の蓋を開ける時に、

正しい袱紗扱いをしていないと

開ける事が難しい蓋です。

 

今月使用している鉄風炉には

恵明蓋が添っています。

 

袱紗扱いを正しい姿に戻すために、

年に一ヶ月だけの

良い勉強なのです(けれども)。

 

 

今月は灰型の影響なのか、

お湯が良く沸き過ぎて

稽古中、釜のお湯が沸騰するんです。

 

扱いが難しい上に熱いので

みなさん、怖そうに蓋を扱っています。



やはり、難しいのかな~と、

丸灰を小さく作り直して

釜の蓋も、一文字蓋に代えました。

 

たまたま使用していない風炉釜の

蓋が同じサイズでしたので。

 

 

流れ星

今朝の一服は

薩摩焼の蓮の葉茶碗で頂きました。

 

久しぶりに茶道具売り場を覗いたら、

同じ品が展示されていました。

 

 
 

茶碗を口に当てる位置に注意しないと、

穴から抹茶がこぼれます。