昨日の本会議でのやりとりで出た、神鉄粟生線の市としての考え方を話し合う意見交換会についての記事が出ております。
 当局が非公開とする詳細な理由や私の意見については昨日の本会議の記事 で書いております。
また、非公開の意見交換会についての考え方は第1回の意見交換会に対する記事 で書いております。ご参照ください。


以下、報道を引用します。


市会と来月予定 意見交換会を再び非公開に 神鉄の内部資料で市側


 10月中旬に予定されている、三木市会と市当局との第2回の意見交換会について、薮本吉秀市長は12日の市会定例会の答弁で、非公開とする考えを示した。
 8月に開かれた第1回会議では、一部が非公開となったことに第2会派の公政会が反発し、途中退席している。
 巨額の赤字を抱える神戸電鉄粟生線への公的支援を考えるため、第2回の会議では、神鉄の経営状況や、それに対する市としての考え方を話し合う。
 会議では、神鉄から非公開を前提に提出された、経営に関する内部資料などを扱う予定にしており、薮本市長は「公開して資料が独り歩きすれば、神鉄の株主などいろいろな方に迷惑がかかる」と説明。
 公政会は「資料の情報によっては非公開も一部で必要かもしれないが、市民に内容を全く伝えることができなければ、それは密室会議」とし、場合によっては欠席する意向も示した。


引用終わり。



 粟生線存廃問題は三木市の将来を左右する最重要課題です。

三木市に残った唯一の鉄軌道を無くすことのマイナスの影響は計り知れません。
しかしながら、神鉄の借金体質の改善が無いまま、乗客数の改善が無いままで、存続のため安易に支援をするというだけでは、年々支援額が増えていき、結局、10年後に再び存廃問題が起こるという事にもなりかねません。


 議会として三木市の方針を決定するためには、まずは今、圧倒的に不足している神鉄の経営情報を市当局と共有し、神鉄の経営の本質を見極めなければなりません。


 そのためには、意見交換会は非公開で開催されるものの、意見交換会に出席して、情報を精査し、しっかりと議論して、市民の皆様のご意見を代弁して、必要があれば、当局案に修正を加える。こういう事をやっていきます。


 また、意見交換会では、情報開示がいつになったら出来るのか確認し、情報開示の時期を早める事を要望して、現時点では非公開の情報をできるだけ早い時期に市民の皆様にお伝えできるようにする事をお約束します。

 それまでは、市民の皆様に、資料の非公開部分についてはご説明できませんが、ご理解いただければと思います。

 その間に、市民の皆様からお問い合わせがあれば、それ以外の公にされている情報を基に、きっちりと説明させていただきます。
 


 私自身、選挙の時に三木市に鉄道を残すために全力で取組むとお約束しております。

 このような厳しい状況こそ、三木市政に責任を持つ、政治家としての真価が問われるのだと考えております。