60歳以上の処遇改善?
火曜日(6/18)の日経新聞にこんな記事がありました。
シニア層の一律減給も撤廃
三井住友銀行での人事制度改訂に関して、
雇用環境における問題認識が少しづつですが、
進もうとしています。
6月は賞与支給月、
出向中の小生にも賞与が支給されます。
会社に対して何の貢献もしていませんが、
賞与を頂けることは本当にありがたいことです。
「今年度から60歳以上の処遇改善がなされ、
給与支給額が少しですが上がるので…」
「えっ?」
何もしていない、
会社への貢献度ゼロと言える出向者に
処遇改善で給与が上がるとのこと、
勿論、下がるよりはいいのですが、
何故、上がるのだろうか?
仕事で成果が出て、
その評価の結果として上がるのであれば
納得感があるのですが、
それははっきり言ってないです。
でも、給与が上がる、それは下がりすぎた給与の補填
と言っていただけると納得感が出ますね。
おそらくそうは言えないが故の表現だったと思います。
→ 60歳を過ぎた翌月からの給与、
仕事は何も変わらないのに
手取りがいきなり半額になりました。
仕事へのモチベーションが急激に下がったことは
とても印象に残っており、センセーショナルでした(笑)。
それにしても給与金額はどうして決まっているのか、
裏事情は分かっているものの
全く理解不能ですね(笑)。
→ ちょっと適当過ぎて、不自然過ぎる?
今の日本社会におけるシニアの雇用環境、
国が無理やり年金受給年齢を上げて65歳にしたので、
企業もとりあえず対応しなければと、
そんな雰囲気がプンプンして、結果としての雇用延長や
我社はありがたいことに定年延長になりました。
ただ、多くのシニアが働けるにもかかわらず仕事がなくなり
歳をとると大変だろうと(有難迷惑!)補助業務に回される、
いきなり仕事が面白くなくなるのでやる気をなくしてしまい
とりあえず待機、たまに頑張ってください、
実にもったいない労働力の無効化だと思います。
日本全国、労働力不足のはずなのに。
今の60歳、まだまだ働けるので、
50歳までと同様に仕事をさせてほしい、
そんな思いでいよいよ62歳の誕生日を迎えることになります。
慣れたとは言え、やっぱり
もう少し一生懸命働きたいです(笑)。