仕事のやる気度依存、
成功側か、失敗側か?
組織マネージメントに関わる書籍を読んでいて、
なるほど感が非常に高かったので、
今の自分に当てはめて紹介させていただきます。
仕事には期待される成果(パフォーマンス)に対して
2つの分け方があるとされます。
1.業績を上げることや目標を達成すること、
新しい企画や計画を立案してそれを実現する職務
→ 成功への接近型
2.与えられた仕事をミスや失敗なく確実に完遂すること
が期待される職務
→ 失敗からの回避型
『成功への接近型』は仕事の成果を数字化しやすく、
上手くいかなくても零点、ここからうまく行った分が加点、
こう考えるとポジティブな視点から仕事に取り組めます。
小職が還暦前にやってきた仕事の多くはこちらのタイプ、
特に研究開発やモノづくりに関わる仕事は上手くいって加点、
失敗することをあまり責められない環境であったと言えます。
これに対して、『失敗からの回避型』はノルマ型の仕事、
いわゆる間接業務がこれに近いとされ、財務や経理の仕事は
ミスや失敗が許されず、無くて当たり前でここがゼロ基準
ミスが生じた際にマイナス査定になります。
営業の仕事で考えると、
ノルマが無いと売れば売った分がプラス評価になりますが、
ノルマがあると、ノルマ値がゼロ基準となり、
そこまでいかないとマイナス査定
同じ営業職でも厳しいノルマの有無で
2つのタイプのどちらにもなりうるわけです。
還暦後の小生の仕事は概ね補助業務になりますので
ほとんどすべてが『失敗からの回避型』です。
難しくは無いがめんどくさい仕事が多く、
完ぺきにこなすことでゼロ査定、ミスはマイナス査定になります。
やる気が出ないのは常にゼロ査定からマイナス方向しか見てもらえず、
そもそも存在を認められていない印象もあり、
上手くいっても褒められることは皆無です。
なので仕事が面白く感じない?
こう言った仕事の整理の仕方は
今の自分を的確に現している、
そんな腹落ち感がありました(笑)。