いのちのもろさ
りゅうちぇる（ryuchell）さんが自殺しました（7/12）。
かなりショッキングな話でとても驚いています。
その原因が『ネットでの誹謗中傷』だったとの情報が出ています。
真相はさておき、
大きな悩みを抱えての結果であったことは間違いなく
他人ごととは思えない（涙）。
日刊スポーツの記事より、亡くなる前日に、
「最近1番人生観が変わった出来事があって、
去年かな。めちゃくちゃしんどいことがあって。
芸能活動を続けられるかなってぐらい結構落ち込んで、
人生で初めてくらい。何だかんだ頑張って強く生きてきていたのに、
結構落ち込んじゃって、何もないのに涙が出てくるとか…」
この段階で話を聴かせてもらえればと思います。
カウンセリングをこう言った人たちに役立たせたい！
でも、接点がうまく作れていないことが現状のように思います。
ここ数年は自殺者の数は減っていましたが、
コロナ禍の影響で少し増加傾向になっているのが昨今の傾向です。
人は籠ってしまうとネット依存度は上がるようで、
何気ない書き込みが誹謗中傷に繋がってしまいます。
ネットは怖い、子供たちもこの影響に曝されており、
抵抗力の低い子供の場合は特に要注意です。
いじめ問題も質が変わってきており、
ネット経由での誹謗中傷、仲間はずれが
大きな問題のきっかけになっていると聞いています。
りゅうちぇるさんのように、
助けての声を出していたのであれば
細目な対応をすることで助けられた可能性はあったように思います。
ただこれも、いつもながらの結果論でしかなく、
ただただ無力であることに少なからずの罪悪感があります。
ひとりで抱え込むと負のループから抜けられなくなり
自分を責めてしまう心境に陥ってしまいます。
これはとても危ない！
いのちの最後の一線は意外にもろい
最近特にそんな風に思っています。
心よりご冥福をお祈り申し上げます（涙）。