教頭先生が授業を持たなければならない昨今の教育現場 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

教頭先生が授業を持たなければならない

昨今の教育現場

 

 

 

大学院で学校教育に関わる講義を採っています。

 → 学校心理学

ここで取りあげられている話題は

 

・不登校(2022/11/15 日経新聞)

・いじめ

・発達障害

 

我々の時代と大きく違うことは『ネットの普及』があり

いじめもネット経由で問題が広がっています。

教育現場の仕事は過去に比べて莫大に増えています

加えて深刻な問題が『モンスターペアレンツ』の問題、

大学院の同級生に学校の先生も多いので、

現場の生々しい話を伺う機会も多々あます。

 

 モンスターペアレンツ対応は必達スキル!

 

さて、そんな問題多発の学校現場ですが、

我々の予想以上に大変であることを、

先週末にふとした立ち話で知る機会がありました。

 

この週末は山梨の自宅に帰省、散歩をしていると

自宅前にお住いの高校の先生とばったりお会いして、

この4月から異動になったそうで、

現在は30km以上の通勤距離で富士吉田へ、

教頭先生になられたとのことで昇進されたそうですが、

驚くことに

 

教頭になっても

授業を持っています。

 

これは何を意味するか?

 

学校の先生が集まらない実態

 

教員はブラックな仕事だと言われている!

 

日経新聞(1/16)にも驚くべき記事があり、

山梨市の教育現場では先生が集められない

200人近くに声をかけても断られてしまう

悲惨な状況が紹介されています。

 

 

 

 

ただ、求人する側にも問題があるように思えます。

この給与水準ではあえて職を変えても教員になろうと思うかです。

 

やりがいのある仕事 で

 時給1,210 ??

 

もう少し人を集める気持ちを真剣に、

求人条件に示す必要はあるように思えます。

 

この条件では、転職してまでも教員になろうと思うかです。

お金は生活の根幹、給与水準はやっぱり大事です。

 

 

 

日経新聞(1/16)には多くの教員志望の若者が

教員に見切りをつけて他の仕事に移っている現状が

赤裸々につづられています。

 

 

 

 

このままでいいのでしょうか?

20年後の日本はどうなるのか、実に心配です。

疑問は膨らむばかりです!