人口が減るが故の国立大学の統合 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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人口が減るが故の国立大学の統合

今日(11/27)の山梨日日新聞からです.
18歳人口の減少が故に、こう言った影響が出ているんですね.

 国立大統合,私立の公立化も
  中教審答申 経営の厳しさ反映

現在,統合が検討されている国立大学は

 北海道3大学,帯広畜産大学,小樽商科大学,北見工業大学,
 名古屋大学と岐阜大学,
 静岡大学と浜松医科大,
 奈良教育大学と奈良女子大学

国立大学の数と定員が近い将来減ることは間違いありません.
このほかにも動きはあるように噂はあります.

他方,私立大学の整理も始まっています.
私立大学の公立化で最も顕著な効果があった一例として
良く取り上げられるのが山口県の小野田市にあった
定員割れで長くの間悩み続けていた山口東京理科大学,
2016年に市立大学なったとたんに競争倍率が20倍を超え,
これまでの定員割れはどうしてなの?

その答えは学生の一言から理解できます.

 『学費が安いのは大きい!』

結局はそこか....
なんだかんだ言っても,結局はお金で決まる部分がほとんど,
やりたいことや,将来を考えて勉強するために
大学に進学する学生は,残念ながら今の日本には少ないようで,
とりあえず行ける(金銭的,偏差値的,親が云うから)大学に行こう
そんな印象がぬぐえないのは残念です...

 これではレベルが上がらないのは当然かもしれません?