求人者支援のポイント
今日(10/23)は夕刻から,
JCDA山梨地区会の勉強会がありました.
会社を早めに切り上げ,6時半から9時まで
真剣勝負の議論はとても面白かったですが,疲れました.
2時間半もの時間,議論に集中するのはかなり大変でした.
本日のお題は 「社会人支援」 です.
有料人材会社を経営する方たちと,
ハローワークで就労支援する方々の生の声は
立場と取り組み型は違うとはいえ,実にリアルでした.
ここでの説明によると,
有料求人支援サイトは,より専門性の高い
高度人材向け転職である場合が多い現状に対して,
無料求人支援サイトは,求職する人のスキル範囲が広く
超プロフェッショナルも来るとのことですが,それは稀で
どちらかと言えば完全失業者対応,気長に
根気強い対処が求められるケースが多いようです.
特に印象に残った言葉が,
経営者が人材に求める3つのポイント
ほしい人材は下記のだそうです.
・売り上げを上げることができる人
・コストを下げることができる人
・専門性を持っている人
転職したい人はこの視点を外してはいけないとの力説は
実に納得感の高い説明でした.
求人環境が良くなったとはいえ,
転職の動機はほとんどがネガティブ,これを表に出さずに,
言葉を変えると,如何に傷の少ない退職理由の説明ができるかが
転職面接での採用のポイントとなります.
→ 転職理由のほとんどが職場での上司との相性
仕事の内容に不満がある場合は稀だそうです.
そして,夢と目標が語れる人でないと
採用する側の心に響かない,つまり採用してもらえないということです.
今までの経験が目標や夢に繋がるといいのですが
なかなかそうはいかない,理想だけが先行してしまい
条件優先で転職活動をしてしまうと,
ほとんどな場合うまくいかないと言っていました.
全くその通りですね!
蘇飛手最後に必要なものは 「信頼関係の構築」
これができてこそのカウンセリングでもあり
求職者にカウンセラーが真摯に向き合えることが
最低条件と言えます.その姿勢が伝わる必要もあります.
心が洗われた,実に有意義な研究会の内容でした.