昨晩（10/23）の研究会，JCDA山梨地区会における
「公的機関と民間企業，それぞれ立場の異なる
職業紹介事業での現場での支援の仕方」 からです．
ハローワークでの実状説明の中に
求職者の希望する内容5項目が紹介されました．
・人間関係の良い会社で働きたい．
離職理由のほとんどが上司との相性，仕事内容に不満で
離職したい人はほぼ皆無だそうです．人間関係は永遠のテーマです．
職場でのストレス，パワハラ，うつで，その縛りを切り離したい，
今も昔もこれで職場を離れる人がほとんどです．
・正社員で働きたい．
非正規就労が如何に多いか，なかなか正社員での中途採用はないようです．
・前職よりステップアップしたい．
自身はなにもステップアップする努力をせずに，給料アップ
土日休みで有給は自由にとれる，交代勤務は嫌，
そんな理想的な仕事はないのに？
・最後の就職にしたい．
転職回数の多い人ほどこう言うそうです．
・自分にマッチングする仕事を見つけたい．
採用する側のニーズが拾えていない？
最近の転職の特徴として，50代後半の人が増えたこと．
オーナー企業，昼食企業に長年勤めてきた方が
先代社長とは長年やってきたので，気心もしれていたのですが，
世代交代，社長が息子に変わったとたんに居場所がなくなります．
口では残ってやってほしい，でも内心は辞めてくれたらなぁ~
→ 人間の自分本位な一面が見える場面かもしれません？
これはサラリーマンの異動と同じ，職場が変わる，上司が変わる，
今までは問題なかった職場が，人間関係の変化で一転，
同じ会社とは思えないくらいやりにくくなる経験は
多くの方がされているように思います．良くなることまありますが，
そうでない場合に順応できなくなる人はうつになる？
ここでの結論，仕事の良し悪しは人間関係次第，
特に上司との相性がそのほとんどの部分を
形作っていると言えるように思いました．
オーナー企業に就職する際は，
オーナーとの相性が全てだと言えるでしょうね！