大卒初任給_2018 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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大卒初任給_2018

今日(6/15)の山梨日日新聞からです.

 大卒初任給2%伸び
  甲府商工会議所調査 19万7278円
   → 人手不足に対応

その他大卒以外の初任給は,

  短大卒:  17万6825円(+0.6%)
  専門学校卒:17万6490円(+1.1%)
  高校卒:  16万4844円(+1.1%)

製造・加工業:20万784円(+1.4%)
  サービス業: 19万4396円(+5.1%)

いずれの初任給も大幅増だそうで,2013年から6年連続の増加,
人手確保のための対応とありますが,
はたしてこれで,人手が確保できるかです?
 → 世界が県内だけであればまだしも,
   今は県外への人材流出が続いており,
   視点を広げる必要があるように思います.

世間的にはどうか?

厚生労働省の調査によると,
平成28年の大学卒業者の初任給の平均額は20万3,400円だったそうです.
 → 新卒者が県外に出ていく理由になっている一つの格差?

加えて,それなりに競争率は高いのですが,
どうしても優秀な人材を確保したい企業では,
大卒一律の初任給と言った考えを排除しつつあります.

例えば,先日(5/29)日経新聞で話題になった,
エネルギー関連ビジネスを展開する 『レノバ』 は
大卒初任給:33万円以上を保証しています(凄).

ちょっと興味が出て来たので,初任給の推移を調べてみると,
今だ,男女差があることも驚きの事実として知りました.

全ての階層で女性の初任給が男性より低いだなんて,
大手では考えられないので,それ以外だと思いますが...
 → そんなことをしたら学生が集まらない!

山梨の最大手銀行でも,大卒と院卒が同じ初任給だそうで,
これもちょっと驚きの事実でした.
→ 院卒は不要と言っているようなもの?

いわゆる古い日本文化で運営されている企業があるんですね?
山梨の実状を詳細には調べていませんが,
県内大卒の就職先が県外に流れて問題になっている事実に対して,
なぜそうなっているかを調査する必要はあると思います.

山梨は物価が安いので初任給はそれなりでいいだろう...
これでは人は集まりませんよね!