昨日(1/13),今年最初となる,2019年3月卒業の予定の
大卒向け就活セミナー,YBS_企業ガイダンスに
学生向け就活相談窓口として参加してきました.
残念ながら参加者は少なく(100名弱),CDA_2名で臨みましたが
ブースを訪ねてきた学生は1名のみ,小生のブースは来客なしでした(涙).
ただ座っていても暇なので,悩んでいそうな学生数名に声をかけて,
いろいろと話(雑談レベル)をしていました.
声をこちらから掛けると結構話してくれます.
まだこの時期,業界を絞ったり,行きたい企業を明確にできている学生は
ほぼいないと言え,状況を探りに来たというのが本音のようです.
→ 昨日のセミナーは私服OK, 情報収集会のみの位置づけ?
ある女子学生と話した内容です.
『どんな会社があって,どういう仕事なのか,具体的にイメージできません?』
『業界分析だの,自己分析だと言われても,何をすればいいのか...』
これは学生側の正直な声だと思います.
学生側の希薄な情報は,テレビや一部メディアに露出している
企業情報を少しかじった程度,そもそも働くということが,
どういうことで,自分をそれに対してどう当てはめていけばいいのか,
大学で事細かに教えてくれることはほとんどないのかもしれません?
最近よく学生が口にするのは, 『働きやすい職場』 でしょうか?
ただ,有休がとりやすく,残業が無く,女性の場合は産休が採れる,
その産休も2年取れるのであれば最長期間休めるのがいいのか...
ちょっと世間の間違った情報に振り回されている印象があります.
『休むことを目的に会社を選んだり,就職をするわけではないよね?』
『自分のこれからの長い人生,何がしたいか?』
『今の自分は何を目指し,どうありたいのか,正直に聞いてみては?』
そんな学生にはこんなアドバイスをします.
→ ただ,カウンセリングではアドバイスはNG,雑談の範疇です!
責任の無い仕事を,休みをたくさん採れるというだけで,
これからの自身の人生をそれに賭ける?
そんな働き方が本当に目指す生き方と言えるのか?
好きな事であれば,自身の目指す方向が明確であれば,
自分の行動が納得できる働き方であれば,
実は時間を忘れて集中できるし,熱意を持って取り組める,
そもそも苦痛を感じないはずで,それが長時間やら短時間は本来関係ない?
本来の日本人が目指してきた働き方は,今の若者が惑わされている
イメージとは異なっていたように思います.
欧米風の考え方は,労働は自由獲得の為の義務,
負の概念(労働=苦痛)が強くなりすぎて,
日本人的な考え方の良さが消えてきているように思います.
勿論,長時間残業は奨励されませんが,
仕事の背景に自身の納得感があれば,
全てが悪という考え方にも疑問を感じているところです.
そんな話をしてみると,この学生さん
(セミナー中途と帰りがけの2回も話しました!)
『大変良い話をしてもらって,ありがとうございました!』
仕事では味わえない,笑顔いっぱいのこのリプライ,
心底お礼を言ってくれていた印象が分かりました.
とても爽快で,気持ちが晴れる印象でした.
これなんですよね! 体裁まるだしの付き合いではなく,
本音ベースでの人づきあいができるということは....
駆け引きなく,自身の損得を優先しない会話,
これができるところがカウンセリングのいいところだと思っています!
3月の就活セミナーも参加させていただきたいと思っています.
そして,たくさんの学生と話をしたいと思っています(笑)!
学生のいい人生選択に繋がる橋渡しができれば,
やった甲斐がありますからね!