女性が輝ける会社
今日(11/27)の日経新聞からです.
毎年恒例の企業ランキング 『NICES』 は
4つの視点(投資家,消費者・社会,従業員,潜在力)から
総合ランキングを決めるモノで,学生の就職先人気は
こう言ったところ(いわゆる知名度)から来るモノと想像します.
全般的な傾向として B 2 C の会社が知名度的に有利で
テレビのコマーシャルへの露出度が多くなるからだとも言えます.
このランキングで小生が毎年注目するのは総合ランキングではなく
従業員(有給の消化率,育児介護の取得率,人材活用)のランキングで,
少子化の昨今,なんと言っても女性の活用がどのくらい進むかが
会社の将来に直結すると考えます.
女性活躍ランキング
1.ソニー(総合ランキング:51位)
2.日産自動車(総合ランキング:15位)
3.資生堂(総合ランキング:45位)
4.東レ(総合ランキング:4位)
5.7&I HD(総合ランキング:1位)
6.ベネッセHD(総合ランキング:283位)
7.武田薬品工業(総合ランキング:145位)
8.オリエンタルランド(総合ランキング:42位)
9.ダイキン工業(総合ランキング:22位)
10. 富士フィルムHD(総合ランキング:12位)
管理職に占める女性比率が大きなポイントとなるこの指標は
会社の中で女性が頑張れば頑張るほど昇進できる可能性を
現状で証明していることになります.
5位の 7&I HD は女性管理職比率が2割に達し
男女での相互理解から支え合える職場づくりを心がけているそうで
働いている女性にも強さを感じることが出来ます.
→ 総合職として女性が就職するのであれば
障害働くことが出来る会社の筆頭ではないか?
9位のダイキン工業は女性の子育て支援を多岐にわたり考案
産休・子育てによる休職からの短期の復職を目指す社員ほど
会社が肩代わりする保育料の割合が高まるそうで
女性の仕事に関わるモチベーションを上げる施策を
他社にないほど積極的に提案しているところが特徴かと?
→ 女性の就職先としては理想かと...
人口減,老化が進むだけの日本の現状(→将来)は
我々中年を含む比較的余裕のある層が
生活が大変な息子達の若い世代をどう支えられるか,
これはお金の面もそうですが,働きやすい生活環境を
会社と家族で作っていかなければなりません.
それに積極的に取り組むこう言った会社に対しては
尊敬の念を持ちますよね.
定年までもう少し,定年後はそれなりに働きつつ
息子夫婦の子育てにも協力していきたいと考える昨今
娘の就職先にはこう言った女性を大切にする会社を
勧めたいと考えます.
→ 入れればの話ですが....(汗)
就職先の選定,お金だけじゃないですよね?