関東学生のローカル化 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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関東学生のローカル化

今日(11/25)の日経新聞 大学 からです.

 首都圏大学,地方出身に的
  関東 『ローカル化』 進む

バブルの崩壊後,首都圏の大学は 『ローカル化』 が
進んでいるそうです. → なんとなく実感はありました....

東京都内の大学入学者に占める地方出身者の
(東京,神奈川,埼玉,千葉以外の高卒者)
割合は 31.6%(10年前は37.8%)と低下傾向にあります.

主な理由は経済的事情,親元を離れてのひとり暮らしは
生活費がかさむし,その負担を嫌って地元の国公立大学を選ぶ
傾向が強まっているそうです(地方の私立とは書かれていない).
 → 就職に際しての首都圏大学の優位性は歴然としており,
   こういった視点からも首都圏とその他地域の格差が生まれます.

東大の学生も6割が関東の高校出身,
それがあって推薦入学制度を今年から確立したかは
定かではありませんが,
多様な人材を集めることは簡単ではない?

 受け入れ側の首都圏大学も気をもんでいるそうで,

 『出身地の均質化でキャンパスの活気が乏しくなる...』

どうすれば首都圏以外から学生を呼び込めるか,
いろいろな施策を模索している現状が紹介されています.
同郷者の懇親会や,昔からあった 『県人会』 を活用して,
都内のひとり暮らしを支援するシステムを構築したり
大学ごとに様々のようです.

早稲田は学生寮を都内に開設,
都会での一人暮らしは何かと不安なものなので,
生活費を含めてバックアップしようというもの.
子供を出す方の親からしても,特に娘の場合は都内での一人暮らしは心配で
大学が率先してくれるこういった支援システムはありがたいと思います.

さて,我が家では娘の進学先もなんとか決まりそうで,
来年春から都内一人暮らしとなります.
家族の最大関心ごとは娘の居住,昨晩も家内と激論しています,
共通意見は 『学生会館』, 『女子寮』, こうなると
選択先は限られてきます.仕送りも限られますので....(汗)

なんと言っても電車にも乗らない通学で
田舎もん が染みついている娘のひとり暮らしは心配です.
寮母さんが常時いてくれる場所で探す,
でも仕送りは限られており 『共立のドーミー』 は高すぎるので
結局は学生会館に入れようとの結論です.

家内がネットで学生会館を探しまくり,
ここはと言うところをピックアップしています.

うちの娘がローカル化の進む関東でやって行けるかは
この4年間で首都圏にどう順応できるか,
その社会勉強という視点で寮生活をさせることは
将来のキャリア形成には大変有用だと感じているわけです.

大学で何を学ぶかは人それぞれ,特に文系に進学する場合は
勉強以外の要因,特に社会への順応性を磨くことが非常に重要と考え,
出費はかさみますが,娘も首都圏大学に進学させるように
高校時代から洗脳していました.

娘本人は内面不安を隠せないようですが,
行ったら何とかなると背中を押したいと思います.

 ローカル化が進む関東で,地方出身者である娘が
 4年間でどう成長するか,親としては楽しみでもあります.