公立の小中学校が39校も姿を消した山梨県の少子化 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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公立の小中学校が39校も姿を消した山梨県の少子化

今日(7/22)の山梨日日新聞からです.

 小中39校 統合で姿を消す
  県内10年 財政難や少子化理由

『平成の大合併』が本格化した2003年以降の約10年間で

 小学校: 207 → 180
 中学校: 97 → 85
 高校: 34 → 36 → 33 

今後,児童生徒数はほとんどの市町村で減少の一途をたどるとあります.
『学舎』の再編に向けた動きは加速するとのことです.

特に減少が著しいのが 大月,上野原,小菅,丹波山の
4市町村を含む北郡留地域,この地域だけで小学校は14校
中学校は6校減っています.
2015年までに更に小学校2校,中学校1校を閉校予定です.
地方の過疎化は進む一方というところでしょう!

県内一人口の多い甲府でも小学校の統合は進んでおり,
相生,穴切,春日が舞鶴小学校として統合,
我が家の校区でもあった富士川,琢美が善誘館小学校として統合,
甲府ですらこの状況ですから,県内全域で過疎化が進んでいます.

何故か,これは首都圏との格差が進む最たるところの
『仕事がない』に尽きます.
仕事がないところでは人口は増えないというか
現在は流出するしかない現状,これを食い止めるには
県が何らかの施策を実行しなければなりませんが,
今の県政にその期待をしても無駄と言い切れるように思いますね!

実は公立高校の定員もこの春,甲府西校,甲府東校で
40人づつ減らされています.今年に限った話ではありませんが.
最高学府の甲府西高では定員割れが目立つ昨今,
 (今年は定員減もあり,定員割れは回避?)
これもおかしな話で,歯車がかみ合わないのが山梨県の現状です.