女性の社会進出 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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女性の社会進出

今日(7/23)の山梨日日新聞からです.

 女性の活躍,高知トップ
  管理職登用に地域差

高知県は労働者に占める女性の割合が
3部門でトップだそうです.

 働く人: 46.7%
 管理職: 21.8%
 企業家: 18.2% (佐賀県と同率)

共働き世代が多く(平均年齢が若い?),
女性が働くことに寛容な雰囲気がある.
中小企業が中心で,社員数が少ないため女性が管理職になり易い.
と分析されています.

管理職登用は公務員を含む課長相当以上,
最下位の滋賀県は8.0%,石川県は働く女性の割合は8位と高いけれど
女性管理職への登用は下位の46位と低く,
ここにも地域差が出ています.

さて,山梨県ですが,

 働く人: 43.6% (30位)
 管理職: 13.3% (23位)
 企業家: 10.6% (31位)

労働人口の減少を今後どう補っていくか,
日本の労働者人口の減少は将来の国内空洞化を顕著にし,
強いては国力の低下につながる深刻な問題
これを補う労働力のひとつが女性の活用(もちろん他にもある)
ただ,これは職場の協力と理解が伴わなければうまくいかないと共に,
女性自身も強い志で仕事に臨む必要があります.

先日,日本IBMの女性管理職の方と話をしましたが,
 (日本IBMは国内で最も女性が活躍する会社と言われています!)
それなりにポジションを上げている方は,
家庭を守りつつ仕事に厳しいというか甘えがないですね!

 若いころから男女の区分けなく
 厳しく指導されたとのこと,それがIBMのやり方だそうです.
 現在のIBM本社の社長さんも女性ですしね!

残業が認められない環境では,
トイレに隠れて仕事を続け,業務を完遂するまでやりぬいた方や
どうしても偏見を持たれる客先を仕事内容,成果で認めさせた方,
それと一番大事なことは管理職になるまでやり抜くという信念を持ち続けること.
これは自身がどうこうではなく,周りに認められる,
職場の上司や客先に仕事の成果を認めさせる必要があるので,
事を成し遂げることはそう簡単ではありません.

IBMでは 『同じくらい優秀な場合は女性を昇進させろ!』 だそうです.
凄いと思いますが,口で言うほどたやすいことではありません.
男性と同じくらい評価されることが大前提なので,
出産,育児,家事,なかなか旦那が半々でやってくれない家庭環境を
顧みると,女性の社会躍進は男性が昇進するより格段に難しい,
男以上に頑張った女性のみが活路を見出すということになるので,
今活躍している女性管理職の方々はこれを乗り越えた
強い精神の持ち主と言えるでしょう!

そういった強い精神力を持った女性が台頭する企業こそ
次の時代に生き残れる要素を持てるのかもしれません?

逆に考えると,近い将来の話ですが,
女性管理職比率の低い会社は要注意かも知れません?