光ディスクが無くなる日 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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光ディスクが無くなる日

今日(3/27)の日経新聞夕刊からです.

東芝,光ディスク装置撤退
       非搭載パソコン普及で

最近のPCには光ディスクが付かないことが多くなっています.
会社から支給された新OSのPC(XP老朽化更新)はウルトラブック
これには光ディスクはありません.無くてもネットワークさえつながれば
ソフトがインストールできるようになっており,ネットワークの普及は
種々にこれまでの文化を変えていると言えるでしょう!

 ネットワークが速くなればなるほど
  これまで必要であった記録メディアは不要になるということです!

以前はフロッピーディスクがPCに搭載されていたのが,
CDになり,DVDになり,ついにこれがなくなり,
時代の変化は非常に激しいということです.

 ハードディスクも近々無くなるのか,
  残念ながらフラッシュメモリーにはもはや勝てない
   そんな構図が先に来たのが光ディスクと言うことでしょうか?

東芝の光ディスク装置事業はサムスン電子との合弁(東芝:サムスン=51:49),
これを3年をめどに撤退させるとのことで,
サムスンの全額出社子会社TSST韓国が4月中に新株発行,
これを生産委託している韓国のOPTISに引き受けてもらい
TSSTとしての出資比率を段階的に下げていき,3年後には完全にOPTISに売却,
この時点で東芝は光ディスク事業から撤退することになるとのことです.

つい先日,パナソニックの岡山工場(半導体LD生産)も閉鎖され,
光ディスク事業は無くならないかもしれませんが明らかにシュリンクしており
この先無くなることも視野に入れる必要があるビジネスセグメントといえます.
一時は夢のメディア,大容量で映画を丸ごと記録できる点は絶賛されていましたが
今になってみると当たり前の話で,これがネット動画として配信されるようになると
スマホでみるのも珍しくなくなっています.

今更大きな円盤に描いた情報を大きな再生機で見ることは
携帯性を考えても非効率,そんな時代の流れが
東芝の判断を後ろ押ししたのでしょうか?

時代の流れを痛感させられた
そんな記事でした(涙).