羽田空港の国際線枠大幅増で成田空港はどうなる?
昨今の新聞紙面を賑わしている羽田空港増便の話です.
今日(3/28)の日経新聞では,羽田の国際線枠増で
特集が組まれるほどです!
今週初め,増便枠をANAに対して激しく抑制されたJALが
夜間枠を使ってベトナムホーチミン便を増便,
ANAのベトナム増便枠がハノイだったので非常に残念な思いをしましたが,
(これは小生の会社の子会社がホーチミンにあるからです)
JALはこの隙間を狙った奇襲作戦,おそらく裏工作が飛び交っていたと
思いますが,さすが元国営企業と言いますか,
最後には目的を達してしまったわけです.ある面凄い?
さて,週刊誌にも余りいい話が出てきていないJALのやり方は
公平な競争が成されているとは思えません.
これに対してANAは猛反発して,今回の羽田の国際線枠増便は
ANAに有利になっていたように一見見えましたが,
最後は結局こういった結末となりましたね...
それはさておき,羽田から海外に行けるとなると
成田空港の便の悪さを考えると,成田利用者が一気に減ることは明白,
次は成田空港の運営が危機に見舞われるかと...?
いずれにせよ,便利になると,その前に使っていたモノやシステムが不便になり
どんどん使われなくなる,この時代変化の流れに乗りきれないと
結局はいつか淘汰されてしまいます.
古いビジネスモデルのままでいることが楽ではありますが
長期的には非常に危険をはらんでいると言うことです.
成田空港存亡の危機...?
そんな記事が10年後には出ていることを予想する
そんな日経特集 『羽田空港国際線 3月30日から大増便』でした.