企業撤退が続く山梨,2014年も....(涙)
今日(1/28)の山梨日日新聞からです.
寝過ごしたので朝にブログれませんでした.
山梨三光 4月末で閉鎖 従業員131人配置転換
この会社は余りよく知らないのですが,
日本CMKの子会社だそうです(正直,こちらもよく知りませんが).
韮崎にあるこの会社はテレビやゲーム機,家電製品の配線板を
生産しているそうで,4月末で店じまいとなるそうです.
生産拠点がどんどん海外にシフトするに伴い
国内の配線板需要が低迷,円安も進み価格競争も厳しく
国内拠点の閉鎖による生産体制の見直しによっても経営環境は厳しく
ここで希望退職を募らないのは立派だと思います.
従業員は希望に応じて県外の関連会社に配置転換してくれるそうですが,
異動が難しい人は退職の道を選ぶそうです.
→ この時期,無計画に職を去るのは辞めた方が良いように思います.
現在の山梨県は,ルネサス甲府の閉鎖で900人程度,
関連会社を含めると1,200人以上が職を失うと言われています.
加えてTDK子会社のメディアテックの閉鎖,
今年は甲府のハローワークが大入りになることが予想されています.
余り良い状況ではないので,山梨労働局は出張相談会を検討するなど,
離職者支援を図るとしています.
でも,県内にそれほど大きな雇用先があるのか?
それにしても山梨に来て早10年ですが,
パイオニアのPDP撤退,工場閉鎖以降,
東京エレクトロンは宮城県に行ってしまうし,
大手はどんどん離れていくばかり,いい話がまったくありません.
じり貧であるにもかかわらず,県は駅前ガレージ商店街の復興に問題があるとして
サービス業の県内進出に否定的で,職場は減る一方です.
イオンに進出してもらえばいいのに!
来年の県知事選では,まともな感覚のトップに県政の大改革をお願いしたい,
そんな切なる思いを抱いていますが...無理か?