富士通の早期退職優遇制度（3/28公表）に2,454名が
応募したを明らかにしました（5/23付け）．
＜早期退職優遇制度の概要＞
幹部社員（管理職）向け早期退職優遇制度
（目処：300人程度） → 491名
半導体事業における早期退職優遇制度
（国内 目処：1,600人程度） → 1,963名
子会社の 富士通セミコンダクター
およびそのグループの国内従業員を対象とした1600名の募集に
1,963名が応募しました（実質富士通半導体は崩壊したと言えます）．
このほか、富士通テクノロジーソリューションズグループの
従業員や海外従業員・外部リソースの削減予定もすでに発表されており，
固定費削減による抜本的な改革を実施し業績改善を目指すようです．
ただ，現実は簡単な話ではありません！
それにしても，景気は上向きと言え，現実は厳しいですね．
これだけの退職者の受け皿はどこにあるのか，
景気回復はまだまだ先のように感じています．