日本郵政の社長に元東芝社長の西室泰三氏 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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日本郵政の社長に元東芝社長の西室泰三氏

日本郵政の経営陣が刷新されました.
元大蔵官僚をトップに据えた民主党に対して
自民党は民間企業経営者にクビをすげ替えたわけです.
この点を比較するだけでも,民主党のセンスの無さが際立つというか,
自民党にお灸を据えた3年間の意味が出てきたと思いますね.
 → 小生は先の総選挙でも民主党には投票せず!

さて,ここで思うに,昨日の話の続きですが,
経営トップに経営学の大御所を据えることはほぼありません.
理屈においては学者に勝る経営論者はいないのですが,
業績が傾いた会社の舵取りは実務経験者,それも大手の有名どころが多く,
西室泰三氏は誰もが納得する人事と言えるでしょう.
 →西室氏の経歴は今更述べる必要すらないほどです.
  山梨日日新聞は山梨都留市出身であることを見出しにしていますが,
  これは山梨のみのローカルな話(苦笑)

最近で言うと,日本航空を立て直した稻盛さんのご活躍が鮮明,
国(税金を使ってですが)が大きな負担をしたとは言え,
その立て直しにおける,社員に対する心の糧度はいくばかりか,
その成果は凄いの一言です!

経営学で言うと,成功者からのヒアリングは行うのですが
逆に成功している経営者が経営学の大家をボードメンバー(社外取締役等)に
入れる事は無いことはありませんが,あまり一般的ではありません.

 勿論,頼りたいときは業績不振の場合ですが
 とは言え業績を伸ばすという考え方もあるので....

実務優先のビジネスでは,やはり経営学における理屈を
積極的に取り入れる,もしくは影響を受けると言うことが
それほど多くはないように感じています.

この接点を如何に効果的且つ密に出来るか
次の経営学の研究テーマにすると実におもしろいように感じています.

 学問を如何に実務の成功に関連づけるか!

特に大企業ではなく,中小企業での活用が進めば本物?
みたいね印象で捉えています.

 老後(定年したら)はそう言った研究をしてみたいと思いますね!