商品の価値とは? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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商品の価値とは?

先週末の衝動買いに付いては既にお話済みですが,
購入した版画は,家が狭いこともあり(特に小生の部屋が実質無いので)
掛ける壁がなく,箱に入れたまま保管していました.
やっとネット購入したイーゼルが到着(金曜日着,¥3,000),
ここに立てかけることにしました.
ただ,それでもかなりの場所を取ります(汗).

写真のように,自身の机の横のスペースをこじ開け,
ようやくイーゼルを立てかける空間を確保出来ました.
とは言え,狭いことには変わり有りません.....

さて,高い買い物であったことは間違い無いのですが,
今回の買い物は満足しています.
その理由は,この版画を見ていると何故か心が和むというか,落ち着くからです.
その癒しを与えてくれたと言う事で,満足しています.
絵の鑑賞には心理学的にも癒しの効果があるそうで,
これは音楽を聴くことも同様だと言います.

特に昨今の仕事は,ストレスが凄まじく,
会社の知人がメンタルで潰れていくことが珍しくない状況です.
  人が弱くなったのか,それとも環境が厳しくなったのか?
こんな環境で和むモノとして,気に入った絵を見ることにこれほど効果があるとは
正直驚いています(毎日見ても飽きない,でもまだ購入して1週間).

 高校時代に,銀河鉄道999は何回映画を見に行ったことか!
 松本零士のメーテルの大ファンでした.
 その原画(コンピュータ版画とは言え)を手に入れられるとは....

この版画のすばらしさは,色合いの美しさもさることながら,
 (見る角度,光の当て方で絵の感じが変わります!)
 (ネットや写真集の色合いとは全然違います!)
男にとっての理想の女性像が癒しを与える効果が顕著で有るかのように
不思議と高ぶった気持ちが落ち着くように感じられる....

 さて,本題ですが

  商品の価値は? → 値付けの妥当性ですが(これは非常に大切)

顧客が満足して出せる値段に相当するようです.
間違ってはいけないことは,商品の製造原価に利益を乗せた額では無いと言う事!
商品価値は顧客が決めると言うことです.

例えば,今回購入した版画は,原価からすると紙とインクと額の価格であり
どう考慮しても今回の購入価格にはなりません.
今回の購入価格は版画の(無形の)価値に相当するわけで,
ものが売れると言うことはこういう事なんだ...と改めて認識,
では,今やっているビジネスはどうかというと....
やっぱり売り手本意の値付け,自身の技術に陶酔,自己満足,
商品価値としてプレミアム(つまり創りすぎない)で無ければならないと...

昨今のデフレは,あまりにも豊富に手に入る物資が故に
その希少性を失っているためと思われます.

松下幸之助が提唱した 『水道哲学』
利益が出なくなるまで低価格になることは
当時は想定外だったようですね?