昨日（2/6）の山梨日日新聞での記事になりますが,
山梨県内景気指数が4ヶ月連続で全国最下位だったそうです．
確かに，県内の景気は上向きになる気配が感じられませんね．．．
帝国データバンク甲府支店のまとめによると
昨年11月の県内景気動向指数：DI が県内の175社を対象に
92社から回答を得た結果，全国平均：35.3 を 6.9 下回ったそうです．
DI が 30 を割り込んだのは山梨，長野，山口の 3 県のみ
これが全て小生の関わった有る県であることに少々複雑な気持ち，
特に中小企業の多い県が顕著に指数劣化を示すようです．
大企業と中小企業の危機感の違いはこれまた顕著で，
そのDI 格差は14.6 も有るそうです．
大企業： 38.1
中小企業： 23.5
小規模企業：22.9
規模が小さくなるに従い，生き残りの厳しさは増すわけで，
これが指数に出ているようです．
大企業はどことなく会社の経営に関しては人ごとのような
印象がぬぐえない感があります．
ただ，悪い話ばかりではなくいい話もあります．
昨日（2/6）の日経新聞によると，NECがリチウムイオン電池の量産工場を
（現在は相模原にある生産機能を移転するそうで）
甲府のNECテクノに集約する計画を進めるそうで，
撤退の続く県内で新たな雇用が久しぶりに出てくることが期待されます．
株価も少し上向き，景気の回復を期待する昨今です．