子会社で出向者が管理職を担うのは常であるが、出向者が高飛車な役人気質であると部下は苦しめられる。

 

部長職としてやってきた出向者は役人のように自分は偉いと言わんばかりの態度で振る舞い、

部下の課長にあれやこれやと押し付け、プレッシャーをかけていた。

高飛車部長には言い返しても駄目だったのか、課長は言う事を聞くしかなったようだ。

(前任の出向者部長には、とかくメールで反撃をしてストレスを軽減していたようだが、

今度の部長にはそれが通用しないので、ストレスは蓄積する一方だったと推測する)

 

そして、1年位が過ぎた頃、とうとうストレスが限界に達して課長は退職してしまった。

周囲も同情しながらも、高飛車部長をどうにもできない。

唯一の社長も1年間の腰掛けのため、退職劇に何の反応も示さなかった。

他部署の役職ポストは同じ出向者であるため、見て見ぬふり。

 

15年近くコツコツやっていた課長だが、周囲に味方もいないため、高飛車部長に勝てず退職となった。

さらに悲劇は続き、チームリーダーも後を追うように退職してしまった。

ポッとやって来た出向者が2人を退職させた。

 

やがて高飛車部長にも制裁が下り、地方への出向が決まったが、数年経つと首都圏に戻って来ていた。

2人を退職させた自責の念など微塵もなかっただろう。

難あり・訳あり出向者は生き残り続け、弱者は退職しかない。

 

大企業の子会社は安定はあるかもしれないが、最終処分場の役割もあるため

ポッとやって来た粗悪出向者によって退職に追い込まれるのだ。