今思う下田市の魅力 | 伊豆下田移住ブログ

伊豆下田移住ブログ

とある離島に住む50代サーフィン好きなおっさんが、伊豆下田への移住を画策するブログです。

 

こんにちは、izuijuuです。

今回のテーマについて、もう上の3枚の写真を見ていただくだけでも十分お伝えできるような気もしますが、それはそれとして、今の僕の下田に対する熱い思いを綴ってみたいと思います。

 

下田市の魅力については、このブログの第2話「なぜ移住先に伊豆下田を選んだのか」でも少し書かせていただいておりますが、その後住宅の内見等のため数度にわたり実際に下田を訪れ、下田の空気感などをよりリアルに感じることができましたので、今回は現時点での僕的目線による下田市の魅力について語ってみたいと思います。

 

下田の魅力①:港風情

 まず第1に挙げたいのが港風情です。僕も妻も基本的に港町が好きなんだと思います。港町と言いますと横浜とか神戸とか全国的にたくさんあると思うのですが、その中でも下田が突出している点は穏やかな入り江とそこに浮かぶ船、それらを囲む山並み、そして下田市街地とが混然となった風景が非常に美しい点だと思います(一番上の写真をご覧ください。これを見ただけで「ここに住みたい!」って思う方は僕だけではないはず)。伊豆半島はどこも風景が綺麗ですが、このような風景が見られるのは下田だけです。

 

下田の魅力②:異国情緒

 次に挙げるのは異国情緒です。歴史好きな方はご存じだと思いますが、かのペリーが下田に入港し、「 日米和親条約付録下田条約の交渉」を行ったのだとか。この 日米和親条約は日本にとってはかなり不平等な条約だったようですが、結果として長く続いた鎖国政策は終焉を迎え、開国、のちの日本の近代化の第一歩となったのです。

 話は少し脱線しましたが、下田にはそれら歴史的な施設や風景が随所に残り、港風景と相まって何とも言えない情緒を醸し出しています。

 

下田の魅力③:サーフポイントの充実

 個人的趣味となりますが、僕たち夫婦はサーフィン(ボディーボード)をするので、この項目だけは絶対に外せません。サーフィンをするのに車があればどこへでも行けなくはないですが、やはり近くにホームポイントがあるとないとでは海に行ける回数が段違いですし、何より海を身近に感じられる場所というだけで特別な魅力を感じます。

 その点下田は、東から白浜、多々戸、入田、吉佐美大浜と4つもサーフィン可能なビーチがあり、かつどこも水がきれいで景色も最高です。サーファーとしては夢のような環境なのです。

 さらに言えば、少し移動すれば河津町の今井浜、伊東市の宇佐美、湯河原町の吉浜、東に行けば湘南、西に行けば静波、御前崎など日帰りトリップの行先も豊富です。最高ですね。いやマジで最高すぎます。

 

下田の魅力④:美麗な海水浴場がたくさん

 上の③と被るかもしれませんが、下田の海水浴場は超絶充実しています。

 サーフポイントである白浜、多々戸、入田、吉佐美大浜はもちろん、外浦、九十浜、鍋田浜など多数の海水浴場があり、どこの海水浴場もクオリティが非常に高いです。海好きな人だったらこれら海水浴場があるだけでも幸せになれるのではないでしょうか。

 

下田の魅力⑤:そこそこの利便性がある

 まずは交通事情ですが、半島の先端ということで東京などへのアクセスはお世辞にもよくはありません。しかし東京まで約2:30、新宿まで約3:00と毎日通勤するとかでなければそれほど苦になる移動時間でもありません。基本的には車社会ですので、人によって評価が分かれるかもしれませんが、車の運転が大好きな僕からしたらむしろ嬉しいところです。また買い物等についてもスーパーが数店舗あり、家電や衣服等はネットで買えばいいので全く問題ありません。飲食店もそこそこあります。唯一病院については、市内にいくつかあるものの、ネット上での評価がよくないこと、大きな病気にかかったら三島あたりまで行かなければならないことなどの不安要素はありますが、今住んでいる離島に比べたら各段によくなりますので「完璧ではないが十分」といったところです。

 そもそも「そこそこの利便性」なんて書いてますけど、今住んでいる離島はコンビニすらないど田舎ですから、それに比べたら利便性は格段に向上します。一般的な移住の場合、都会→田舎だと思いますが、僕の場合はど田舎→田舎ですので、得るものはあっても失うものはほとんどありません。

 

下田市の魅力⑥:気候がよい

 僕も妻も寒いのが苦手ですので、下田市の温暖な気候はありがたいです。「湿気が多い」との口コミもありましたが、こちら(離島)ほどではないでしょう。何より下田はその地形上、島で散々悩まされてきた「冬の西風」を躱せるのがありがたいです。余談ですが「虫が多い」との口コミも見ましたが、その点も島に比べたら全然かわいいものです。

 

下田市の魅力⑦:温泉が豊富

 下田市やその周辺地域は温泉が豊富にあります。冬の寒い日やサーフィン後の温泉は格別ですよね。それが湯冷めしない距離にあるのはやっぱり嬉しいです。ただ、無色透明な湯がほとんどなので、その点は少し面白みに欠ける気もしますが、島と違って「こんな温泉に入りたい」と思ったら自分がそこまで行けばいいので問題ありません。

 

下田市の魅力⑧:島とのアクセスがよい

 これは僕たち限定のメリットですが、今僕が住む離島と下田は直接フェリーで繋がっています。下田市に移住した後も年に数度は里帰りしたいと考えていますので、移動が楽なのは非常に助かります。また一般の移住者であっても、下田からは利島、新島、式根島、神津島に向けてフェリーが出ていますので、それらの離島に興味がある人であれば、移住先に下田を選ぶメリットのひとつになるかもしれません。

 

下田市の魅力⑨:里山風景がある

 今度僕が買う家の近くもそうなのですが、国道から少し入るときれいに整備された畑や田んぼが広がっています。それ自体一般の方にはお馴染みの光景かもしれませんが、島にはない風景で僕はとても憧れます。田んぼのあぜ道を犬たちと散歩するとか最高じゃないですか。

 

下田市の魅力⑩:たくさん川がある

 これは僕限定かな?島には川がないので川を見るだけでテンションが上がります。下田には下田市街を流れる稲生沢川をはじめ、稲梓川、大加茂川やその他小川などが思いのほかあるんです。下田市からは外れますが、山の方に走れば清流もあるようですので、暑い夏の日に、犬たちを連れて冷たい清流で水遊びとかしたら楽しいだろうなあ。もしかしたら蛍とかも見られたりするかも。僕、実は蛍って見たことないんですよね。

 

以上10項目です。下田に住んでいる人からは「下田には何もないよ」なんてことをよく聞くのですが、いやいやひとつの市の中にこれほどたくさんの、そして多様な魅力が詰まっている所はなかなかないと思いますよ。その「多様性」こそが、離島というその反対の環境で生きてきた僕にとっては非常に魅力的なんです。

 

調べれば調べるほど、行けば行くほど僕の中で下田市の魅力がどんどん大きくなっています。

移住まで、あと9か月。楽しみだなあ。