2023.3.8 春 夏 秋 冬
<リベンジならず!!あえなく返り討ちに…>
前々回の釣行の結果が心のひだを逆なでしてやまないので、リベンジのために野増の桟橋に向かいました。ナライの風でやりにくいのは重々承知ですが、借りを返すためには同じ場所でする以外に意味はないと腹をくくりました。
しかし、想像以上に風が強く早くも腰砕けです。それでも何とか準備をして午後2時過ぎに第一投です。風波と潮の流れが逆で思うように仕掛けを流すことができず、苦戦が容易に想像できました。そのためしばし悩みました。場所替えをするか否かと。
結局、同じ場所でのリベンジを!!という気持ちが勝って、悪条件を無視して釣りを続けることにしました。後悔先に立たずです。
それでも前々回とは違って、めだかの学校はかくありやって言う感じの小魚の群れが、コマセに群がっているのが至るところに見えました。そこで少しだけ気持ちが前向きになれました。
最初の中りは、釣り開始から20分ほどが過ぎてから。合わせを入れると十分な手ごたえが。しかし、まったく抵抗しません。重いだけです。嫌な予感が的中しました。タモに納まったのは、この辺りを縄張りにしているであろうハコフグくんでした。ハコフグくんが釣れた時に良いイメージがありません。暗雲が垂れ込めた瞬間でした。
①ハコフグくん
案の定、そこから中りが途絶えました。めだかの学校は元気いっぱいでお遊戯会を繰り広げてはいましたが、メジナくんはさっぱりです。めだかの学校が元気いっぱいだった証拠に、仕掛けを回収したとき針に小魚が刺さっていたくらいなんですから。成長すると何になるのか私にはさっぱりですが。
②針にかかった小魚くん
次に中りがあったのは、マスクが意外にも防寒に使えると気付いた頃。ハコフグくんとお別れして4、50分もたっていたでしょうか。あっさりと上がってきたのは25cmupのコナガくんでした。それでもまぁまぁ悪い気はしません。俄然やる気が出できました。
丁重にコナガくんに引きさがっていただいた後、釣り再開です。
<夕マズメに期待を込めて…>
やる気がわいてきた私をよそに、メジナくんたちは知らん顔。なかなか中りが出てきません。たまに中りがあっても針が消えています。たぶん、ハコフグくんでしょう。二度も針を取られて結びなおしました。そして、ようやく合わせることができて釣り上げたのもやっぱりハコフグくんでした。
④怒っているハコフグくん
全身で怒りを表していましたが、おこりたいのはこっちです。器用に怒ったままの姿で背泳ぎをしながらお家へ帰っていきました。
そんなこんなで夕マズメのチャンスタイムに突入です。気が付けば風が止んでいました。釣りやすくなったこともあり、期待で胸がハコフグくんのようにパンパンです。まん丸お月さんが山の上に顔を出しています。条件はそろった!!いつでも来い!!っていう気分です。
⑤まん丸お月さん
灯りをともしたウキがかくれんぼをするように後ずさりしていきました。合わせると、久々の抵抗感が。しかし、思ったよりすんなりと顔を見せてくれたのは、ギリ35cmのオナガくんでした。さあ、良い調子。続くことへの期待を込めて仕掛け投入です。
⑥ギリ35㎝のオナガくん
次の中りは、生命感たっぷりにウキが躍動した今日唯一の、中りのなかのあたりでした。こちらも準備万端。しっかり合わせを入れると、期待以上の抵抗を見せてくれました。その手ごたえからメジナくんではなさそうでしたが、逃してなるものかと慎重にやり取りをしました。道糸を巻き取っては引き出されを何度か繰り返したのち、ウキが海面から出てきてヤッコさんの姿が浮かび上がろうとしたその時、最後の抵抗が始まりました。
想定していた私は、慌てることなく竿の弾力とレバーブレーキを操作して対応しました。そして、しばらく耐えていると、ふっと手応えが消えました。愕然です。ハリス切れかと思いきや、針外れです。ハリス切れならまだしも、針外れとは意味が分かりません。
「はぁ~ッ???」思わず声が出てしまった私です。そして、振り返ってしまった私です。誰も見ていなくてよかったァー。ホント、いつも感じます。こんな姿は誰にも見せられない、いや、見られたくないと。
今回の釣りは実質ここで終了でした。ここから、およそ2時間。前々回と全く同じ状態に陥りました。メジナくんたちだけでなく、お魚くんたちに夜間外出禁止令でも出ているんじゃないかというくらいに、生命反応がありませんでした。仕掛けを何度投入しても、付けエサがマンマ残って帰ってくるだけでした。少し、色落ちして白さが際立っていましたけど…。
リベンジならず。見事に返り討ちにあった今回の釣行でした。ため息ばかりが出てしまう私です。
<デマがちりばめられている行政文書??って…>
日本の政治は一体どうなってるの?総務省が作成したとされる文書をめぐるやりとりを聞いて感じたことです。約めていえば、だれかが嘘をついているっていうことでしょう。文書を作成した官僚か、はたまた自分に関するところは捏造だという高市さんか。一体どちらが嘘をついているんでしょうか。それとも両方でしょうか。
いずれにしても、問題は深刻です。誰が嘘をついているにしろ、日本の政治が劣化しているということに変わりはないからです。腐っているといった方がいいかもしれません。
しかし、常識的に考えれば官僚が独断でデマをちりばめた行政文書を作成するとは考えられないのではないでしょうか。森友問題で公文書改ざんを命じられて死に追いやられた赤木さんの悲劇を見てもそれは明らかなはずです。
高市さんは、捏造だと言い募るだけで、正しい文書かどうか証明するのは文書を作成した側にあるといっていますが、そんな無責任な言い訳が通用するでしょうか。自らが総務大臣だったときに作成された文書なわけでしょう。デマ文書を作成されたのに気が付いていなかったでは、あまりにも無責任ではないでしょうか。
総務省で、デマがちりばめられた行政文書を作成することが常態化していたとするなら、それこそ大問題でしょう。高市さんが本当に身に覚えがないというなら、デマ文書を作成した人間を徹底的に追及するのではないでしょうか。なにせ、偏向報道をする放送局の“停波”にまで言及した高市さんなんですから、デマ文書を作成した官僚を処分するぐらいわけないのではないでしょうか。
それをしないのは、高市さんにやましいところがあるからではないかと、勘繰ってしまう私がおかしいのでしょうか。
いずれにしても、この問題はうやむやにしていい問題ではないはずです。徹底的に解明しなければならない問題です。森友問題や加計問題をあいまいにした結果が、こうした問題の根っこにあるのではないかと考えてしまうのは私だけではないでしょう。
高市さんには捏造だっていうだけでなく、いつものように張り切って、自らを貶めようとしている官僚を探し出して真実を明らかにしてくれることを大いに期待しています。
それにしても、ミヤンマーの民主化を求める民衆を虐殺している軍事政権から勲章を授与される麻生さんて、いったい何なんでしょうか。こんな人が大臣をやっていることをこのまま許していていいんでしょうか。