熱川に移住したとなれば、「熱川バナナワニ園」に顔を出さないわけにはいきません。
2024年8月1日には、最寄り駅の伊豆急「伊豆熱川」の副駅名が「熱川バナナワニ園」になったほどこの地とは密接な関係です。
そういうわけで、先日遊びにきた母と一緒に行ってきました。
バナナワニ園は「伊豆熱川」駅から徒歩1分という好立地。もちろん駐車場も完備していますが、休日は満車のことも多いです。
↑バナナワニ園の公式キャラクター「熱川ばにお」。苦手なことは泳ぐことで気づいたら直立歩行してしまうらしい。
バナナワニ園には今回初めて訪れたのですが、ワニをこんなに間近に見るのも初めて。
ワニのイメージとしては、獲物を咥えてデスロールをかます姿が浮かんでくるのですが、ここのワニたちはいたっておとなしい。というがほとんど動かない。
ガラス越しにじーっと見ていましたが微動だにしないので、近くを通った飼育員さんに尋ねたところ「いつもこんな感じ」ということ。水曜日と日曜日には餌やりがあるので(季節などにより変動)、そのときに多少アクティブな光景が見られるらしい。
動かないワニを見ていて母と発見したのですが、ワニの「手」がなんともキュート。
ムチムチしていてまるで赤ちゃんのようなのです。それに気づいてからは一気に見る目が変わり「かわいい~♡」が止まりませんでした。訪れた際はぜひ注目してみてください。
ワニの見学を終えたところでお昼になったので、近くの「そば処 ますみ」でランチ。そのほかにも「食事処 うめや」があり、いったん園から出て食べに行くことができます。
バナナワニ園からは少し離れますが、温泉街の方にもいくつかお店があるので散歩がてら行くのもおすすめ。
腹ごしらえをして見学再開。園はワニのいる「本園・ワニ園」と、「本園・植物園」「分園・果樹園」の3つのエリアに分かれていて、果樹園には、ワニ園の脇から出ているシャトルバスで行くことができます。ランチから戻ると、ちょうどバスが停まっていたので、果樹園から見ることにしました。
バスで2~3分ほど坂を上っていくと果樹園に到着。果樹園ですが、ワニやレッサーパンダ、ゾウガメなどもいます。
ここには、バナナやパパイヤなどが栽培されていて、園内にあるフルーツパーラーで食べることも可能。バナナワニ園でバナナは外せないということで、当たり前のように入店しました。軽食もあるので、ここでランチするのもあり。
ご覧の通り、これでもかというほどのバナナ攻め。デザートは別腹とは言えなかなかのパンチ力です。
もう少し時間を空けて来ればよかったと思いつつ、腹パン状態で最後の植物園に向かいました。
植物園にはブーゲンビレアやハイビスカスなどの熱帯植物が咲き、一気に南国ムードに包まれます。熱帯スイレンやオオオニバスの温室も見ごたえがあり、スイレンなどはまだ名前がついていない珍しい品種も。
ほかにオオサンショウウオやマナティーもいるのですが、私たちが訪れた時、マナティーの水槽が掃除中で、水が抜かれた床に横たわる姿しか見られなかったのが残念。
洋ランの温室では、銀座のクラブのような場所もあり、ママの気分で一枚パシャリ。
今回「バナナワニ園」を初めて訪れて、バナナとワニだけでないことを知りました。想像以上に展示内容が豊富で、かなりの見ごたえがあります。山の斜面に施設があり、階段の上り下りが多いので動きやすい恰好でくるのがおすすめ。