いわかみ書店さん
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で購入した「伊東の自然と災害」という本に書いて
あった赤牛伝説は大変参考になりました。
日本全国に残されている赤牛伝説の背後にあるのは災害です。
TVのニュースで見た長野県の土石流はまるで、赤牛が襲って
来るようでした。
そのように見えました。
自然の洪水、大雨、土石流 = 赤牛伝説 なのです。
長野県では大町市の青木湖、白馬、小谷村、長野市などに
赤牛伝説が残されています。
小谷村に残されている「山王の池の主」
「伊東の自然と災害」より
中土村清水山区には山王様が祀ってあり、付近には山王の
池がありました。
この池の主が赤牛でした。村の人々が草刈りに行くと、その牛が
一緒に遊んだそうである。
少し前にその池を潰して大きな田にしたが、近年清水山の崩壊
と共に抜けて、また池になりはじめている。
・・・・・・・
地滑り、山崩れ = 赤牛 ですね。
外れてしまいますが、地名からも自然災害を想像することができる
と思います。
「清水山」 はたぶん、普段は風光明媚な所だと思いますが、
清い水も時には暴れてしまう。
伊豆の天城も天(あま)→雨が多い。
一碧湖お経島
ここにも赤牛伝説が残されています。
伊東市の赤牛伝説は一碧湖、岡の小川の「池の平」、
池の福泉寺に伝わる話が残ってます。
一碧湖の赤牛 ↓
http://ameblo.jp/izu-a-r-r/entry-10837081277.html
伊豆の伝説<赤牛>を掘り起こす ↓
http://ameblo.jp/izu-a-r-r/entry-11362031206.html
人間の短い人生では経験のないことでも、自然の現象は大昔に
確かにあったりするものなのですね。
「言い伝え」「伝説」「民話」などは後世に残していただきたい
ものです。
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