江戸時代の 経済 でおもしろいことが
ありました。
「貨幣改鋳(かへいかいちゅう)」って習ったけれど、
忘れていました。
小判の金成分を調整するというものです。
江戸 元禄期、経済は大変厳しい状況でした。
貿易、金銀鉱山からの収入も減り、頼みの年貢も
米に大きな問題を抱えていました。
コメの生産高は上がっていたのに、市場の通貨の
量は増えない。
米の価格は下がり、幕府の収入は増えない。
現代ニュースで良く聞く 「デフレ」 です(゚Ω゚;)
そして、
5代将軍綱吉は超浪費家!だったということです。
(今、映画で男女の役割が逆転した架空の江戸時代を舞台に
したものが上映されていますね)
この時財政改革をしたのが、荻原重秀(おぎわらしげひで)
「貨幣改鋳(かへいかいちゅう)」を行います。
小判の金と銀の含有量の割合を変えて収入を増やそうと
するものです。
銀の方が安いので、その分、幕府の収入が増えるってこと
です。
これによって、幕府の収入も増加し、人々の生活も余裕が
出て来て豊かになっていきました。
ただ、元禄期は数々の天災や大火がありました。
そのたびに貨幣改鋳を繰り返します。
結果、貨幣の流通量が増え、異常なインフレになってしまい
ます。
庶民の生活は以前に増して苦しくなっていきました。
現代は世界中が超緩和、日本も政権が変わり脱デフレに
向けた取り組みがされて行くようですが、どうか舵取りは
間違えないでほしいと思ってしまいます。
下の表はだいたいこの頃の伊東の和田村が納めていた年貢や
薪、船などです。(図説伊東の歴史)
将軍綱吉が浪費していたのに、こんなにセッセと田舎は頑張って
いたのですね・・・・(◎`ε´◎ )
単位とか判らないですが、山から木材を下ろすのも大変だった
でしょう。
築城石もねぇ~。伊豆大川の”ぼなき石”はぼやいて泣いて・・
ではないのかしら?
画像ウィキより
参考資料 歴史の謎研究会
日本史のお値段
ボロボロになってしまった図説伊東の歴史
※やっぱり 本 は 紙 が良い!(・∀・)
応援お願いします!(^^)!