「私達にとって最も大事なのは命である。」
笹本正治さんが書かれた言葉です。
当たり前のことですが、とっても重く感じられました。
震災から5ヶ月経ちました・・・
そしてもうすぐ終戦記念日です・・・
文化と歴史を生かす街づくり(市民学芸員) 笹本正治
地域の価値を高め、市民の意識を向上させたいからと求めても、
文化や文化財はすぐにできるものではない。
幸いなことに歴史に育まれた私達の市は、いろいろな文化を持っている。
まだ文化財に指定されていないものの中にも素晴らしいものがある。
それらは歴史の結晶で、先人たちが作り上げたものである。
私達の周りには学ぶべき対象物が無限にある。
伊東にもその財産がありながら、まだ、認識もされず、活用もされて
いないかもしれない。
伊東市にしかない、本当の素晴らしい文化を、私達はどれだけ発見し、
残し、活用していけるのだろうか。
この市全体が地域を学ぶ学校、博物館である。
もし伊東が本当に文化に溢れる地域であれば、住民の誰もが
伊東を誇りにし、他人に語りたくなる。
口コミで伊東にやってくる人が増える。
市民が文化を通じて会話ができるようになって、文化はさらに成長し、
豊かになっていくことであろう。
市全体が博物館なら、市民は全員が展示品を説明できる学芸員で
なくてはならない。
お互いに地域の文化、歴史を理解するために努力して、学んでいく
べきである。
街づくりは人づくりから出発する。
素敵な人が多く住む地域は、街が活性化し、魅力に溢れている。
他人任せにするのではなく、私達一人一人が、未来に責任を持って
学びたいと思う。
応援していただけると嬉しいです(*⌒∇⌒*)