赤沢海岸 「即往堂」 | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

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明日は何に興味を持つか自分でも分かりません~えっ



伊東市赤沢のドウシタ(堂下)の即往堂のあった場所が知りたい!


伊東市赤沢にドウシタ(堂下)と呼ばれている場所があります。

海岸沿いのイソッパタ(磯の端)の近辺です。


昔、この近辺奥の岩下に「即往堂」と呼ぶ「お堂」がありました。


地元の人でさえあまりよく知られていないそうです。



赤沢の海岸 今年4月撮影
ちーさんのブログ


城ヶ崎文化資料館・小林一之さんのお話によりますと、



現在その「お堂」の痕跡はまったく残されていないが、かって、この場所には

青年の詰所(ワケーシ宿)があった所でもあり、またムラのバアサンが

「お念仏」を唱えたり、若いオンナシの「お籠もり」の場でもあった。


ということですが、


ワケーシ宿・・・わけーしゅ・・・若い人 ということですね。


バアサン・・・ごく普通に「おばあさん」のことを悪気もなく「バアサン」と

        言ったのですね。おばあさん

        (志村けんのバアサンしか知らないので・・・バカ殿


オンナシ・・・女の人達のことですね。


では「即往」という人物はどこに住んでいたのだろう~。


ここで「赤沢の即往堂」という伝説が出て来ます。



「赤沢の即往堂」の伝説はこちら



この伝説によると、「高齢なる僧侶」は赤沢の「浜の岩穴」に住んでいた。

「岩穴」とはドウシタの奥の「クモンドの岩穴」と呼ぶ洞窟です。


興味のある方は何も案内もない所ですが探して見てください。

(どうやって探すのかって!?根性ですョo(・_・= ・_・)o)



たぶんこの辺りが即往堂だった!?
ちーさんのブログ

クモンドの岩穴がこの奥にある!?


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赤沢港近辺の一番奥です。



この洞窟は夏の夕暮れになると、ムラの子供たちは、この洞窟の前で、

長い竹ざおの先に黒い小布を縛り付けて、右に左に振り回した。

クモンドの洞窟の奥の不気味な暗がりの穴の中から一斉に

飛び出してくるコウモリの群れに向かって、誰もが力一杯竹ざおを

振るのであった。

竹の先の黒い小布をヒラヒラさせてやると、コウモリが同じ仲間と

勘違いして黒い小布に寄ってくるのだという。

子供たちのなかには興奮してのあまり、この群がるコウモリを叩き

落としたりするワルも何人かいた。(山下弘之氏談)


このコウモリの住むクモンドの洞窟は、曽我物語の仇討ちの発端と

なった「赤沢村・椎の木三本」にまでもずっと続いているという。

(赤沢の山下みさをさんのお話)


赤沢 椎の木三本

曽我物語の看板が立ってます。
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ここ行くのは結構大変でした。

雨の日は止めましょう。
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この山の方まで洞窟が繋がっているのだろうか・・・??

<参考資料 流れ寄る神 伊東市赤沢の「即往堂」 考>

城ヶ崎文化資料館・刊


赤沢海岸は小さいけれど、夏は海水浴、今なら釣り を楽しめます。



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