伊東市八幡野は”やんもの里”と言われています。
”やんも”とは”やまもも”のことです。
昭和49年編集された、
ーやんもの村のものがたりよりー
あっ、おら船だ 小林一之氏
やあたなのお祭りをけいかいに、こんだぁイカとサンマの漁だぁ。
あかりがないから、たきょー(竹を)女しが竹やぶー、
切りい行っちゃね、たいまつを作っちゃあ、浜でとぼいて、
海をてらすだぁよ。沖で船頭が、
「おーい○○丸だぁどー!」
と呼ばると
「あっ!おら船だ!」
と女しがいって、きわへ寄ってくれば、トモヅナを、しっぱっちゃあ、
ふにょー(船を)あげるだあ。
あのじぶんは、浜もしっかし、にぎやかだったよ。
(八幡野 下町)
八幡野(やんも)の女の人ってたくましい!?
八幡野海岸(八幡野漁協)
近くの一本松の展望台へ行ってみました。
近所の方になぜ一本松というのか訊いてみました。
「昔、一本松があったんだよ。枯れてしまって今はないけど。石碑を建てるっていう
話もあったけれど、金が・・・」
ということで、”一本松”という名だけが残っているみたいです。
他県の方が釣りに来ていました。イサキ・・・かな?(まだ釣れてなかった)
景観が素晴らしい!
八幡野の威勢の良い女性に訊ねました。
「あの岩?なんですか?」
「岩!? ありゃ~ オスイワ だよ。ギャハハハ・・・」
「オスイワ!?」
「オスイワがあるってことは、あっちにメスイワがあるさー」
「・・・・・・・・」
「あんた、いいこと聞いたらあはは・・・」
八幡野、おもしろい・・・。
なんでも昔からそう言われているそうです。
昔はこの岩にしめ縄がされていたようですが、今はありません。
釣りをされる方は駐車場があります。駐車料金は一日1000円です。
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