次郎右エ門淵(じろううえもんぶち)(伊東市 岡) | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

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いつの時代も、都会も田舎も男というものは

美しい女に弱いものだ。

それにしても、とおーい昔、伊東の岡にもこのような

男がいたとは・・・・                     byちー



次郎右エ門淵(じろううえもんぶち)   (伊東 岡)

                         鈴木 茂


昔、岡の小川に次郎右エ門とうい若いきこりが住んでいました。

ある日、大川の淵の山上で木を伐っていると誤って斧を

淵に落としてしまいました。


大川の数ある淵でも、ここは底知れない深い淵で、

薄気味悪がって滅多に人の近づかないところでした。


次郎右エ門は青黒く淀む淵のほとりに立って、

しばらく思案していましたが、ようやく決心し、


着物を脱ぎ、ザブンと淵に飛び込みました。


息をためて、もぐっていくと、日光はさえぎられ、あたりは次第に

薄暗くなっていきました。


どのくらいもぐったでしょうか。


ふと気が付くと、驚いたことに突然、前方が明るくなり、おとぎばなし

に聞く、まばゆいばかりの龍宮城が目の前にあらわれました。


彼は夢かといぶかりながらも、おそるおそる宮殿の門をくぐり、

中にはいりました。

すると、そこに一人の美しい乙女が機を織っていました。

次郎右エ門を見ると、


「これを取りに来たのであろう」


と機織りの台の下から斧を取り出して、彼に渡しました。   

そして、きっとしたまなざしで


「再びここに来ないこと、ここで見たことは口外しないこと」


を約束させ、


「もし約束を守らない時は、命はない」


と付け加えました。


村に帰った次郎エ衛門は、日がたつにしたがって、あの美しい乙女の姿

が目にちらつき、すっかりそのとりこになって悩み苦しみました。


来る日も来る日も物思いに沈む、病人のような彼を見かねた親しい友人が

理由を聞くと、重い口をようやく開いて、遂に一部始終を語って聞かせました。


翌日、友人が次郎右エ門の家を尋ねましたが、彼の姿は見えず、家の回り

にもいませんでした。


知らせを聞いた村人があちこちを探し、淵に行くと、川岸に次郎右エ門の履物

だけがありました。

村人は、あわれな次郎右エ門の死をいたみ、この淵を次郎右エ門淵と

呼ぶようになりました。


この淵は伊東市 岡の”あさひ橋”の上手のあたりだったとのこと。

ちーさんのブログ
この辺りでしょうか・・・龍宮城があり、まばゆい乙女がいたのは・・・
ちーさんのブログ
ほんとだ!いました!! まばゆい乙女!?ええ!!
ちーさんのブログ

伊東市岡 布袋の湯

ちーさんのブログ


昔の銭湯って感じですね。計画停電の時間帯は営業していないみたいです。

伊東市観光協会共同浴場  安いし、共同浴場巡りもいいかも!


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