7人目の出産、まさかの横位で帝王切開⑦ | My style*My Favorites*My Life*

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日々のたわいもない事。子だくさん育児♥️障がい児育児、療育、リハビリなど。
0歳~中学生7人のママ。



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準備が整い始めて、静かになった頃。


気持ちを落ち着かせる為に

出産用に作ってあったプレイリストを再生。

1曲目の途中で

助産師さんがやって来ました。



「そろそろ行きますかニコニコ歩ける?」と。

(この時ですら心の準備は出来ていませんでした。

往生際の悪い私です。)





そして気を利かせてくれて、

デイルームに居る夫さんの元に

立ち寄らせてくれました。




コロナ禍の為、

病棟内での面会は禁止なので

ずっと手術中待機していた夫さんは

きっと気が気じゃなくて

長い時間を過ごしたと思います。

食事もとらず待っていてくれました。





「それじゃぁね

と振り向いた瞬間、寂しさなのか恐怖なのか

涙が溢れてきました。



手術室に向かう途中

助産師さんがずっと背中をさすってくれました。


「急に怖くなってきちゃったかな?

大丈夫だよ。大丈夫大丈夫。」と

優しく涙を手で拭ってくれました泣くうさぎ



歩いていくと、

いつも見ている院内とは違って

何の飾り気もない温かみもない


無機質な雰囲気のエリアへと

ズンズンと進んでいきます。




手術室に着いて、名前と生年月日、

装飾品は全て外したか確認されました。 

(涙声で)「大丈夫です」と答えると


急遽の入院だったので

私の頭はコーンロウのまま。

髪の毛の中に何か入ってないか疑われる笑い泣き

何も入ってませんよ~えー笑い




手術着の下は産褥パンツのみで入室。

頭にシャワーキャップのような物をかぶされ

「ちょっと狭いんだけど、

ここに横になって下さい」と言われて

ここ!?ほっそ!!」ってかんじで

体がギリギリ乗るくらいの手術台でしたタラー



手術台にあがってからは

もうされるがままです。




服を脱がせる人、血圧計を付ける人、

顔の前に目隠しの布を用意する人、

指にオキシメーターを付ける人

めちゃテキパキ。


私の心は全く追い付かないドクロ笑



麻酔科のお姉さんが

「横向きになって

出来るだけ丸くなって下さい」と。


これが噂のやつか!と思いました。




結構苦しいと聞いていたので

覚悟していたけど

すんなりと出来ました。

痛みもチクッとくらい。



それよりも麻酔の液が腰の辺りから2本

下半身に入っていく時が

ビュン!ドクン!

感じた事のない感覚で痛いというか

気持ち悪いというか怖かったです。



そのあとは左右に現れた腕を乗せる台の上に

両腕を縛り付けられて


お姉さんに麻酔の効き具合を確認されます。

この時、呼吸が苦しくなって

酸素マスクをする人や

嘔吐してしまう人も居るようですが、


私は全然

付けてる事なんてすっかり忘れてた

不織布マスク姿でした。




アイスノンを色んな所にペタペタ。

「ここはどう?ここは?」と確認されます。

「ここは痛い?」と聞かれて

恐怖とパニックだった私は


「え?どこですか!?パンツ!?

と答えてしまった笑い泣き笑い笑い恥ず~



ちょうど足元のスタッフが

パンツを脱がせてるタイミングだったもんで

パンツは痛くないでしょー爆笑気づき」と

みんなに笑われる始末笑ハッ



その時、麻酔科のお姉さんは

お腹を結構強くつねっていたようで、

全く感覚なく

何の事聞いてるのか

わかんなかったんだもんチューアセアセ




この辺りで

尿管カテーテルをいれられてたと思います。

見えないし、感覚もないので

術後に気付いたのですが。




麻酔も効いた所で執刀医が

本日のお品書き、

書面を見ながら読み上げて

全員に確認し、


オペチームと

不織布マスク素っ裸大の字状態の私チーン



手術開始です!!



間もなく終盤です

続きます~スライムスター




7人目の出産、まさかの横位で帝王切開⑧