前回のブログではFくんとの文通について、逮捕当初から赤落ちするまでの変化を書きました。

沢山のコメントをいただきました。Fくんが何を考えているのか、その真意は私にも分かりません。

私を更生へと導いてくださった進藤さんは、いつもこう言います。「信じてあげる誰かにならなくてどうするの?」

今の私にできるのは、彼が更生できると心から信じ、見守ることです。

 

 

国家資格キャリアコンサルタントに合格しました!


17日(月)にアメブロで合格の報告をさせていただきました。

こういうときにTwitterの利便性を痛感します。(苦笑)

そもそもキャリアコンサルタントって何なの?と思う方も多いと思いますので、Wikipediaから抜粋します。
 

学生・求職者・在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である。主な業務として、就職希望者や労働者を対象に職業の選択や、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談を行う。この相談業務・行為のことをキャリアコンサルティングという


超簡単に言えば、カウンセリングをしながら一緒に仕事を見つける人です。

 

 

あれ?産業カウンセラーはどうした?


キャリアコンサルタントを受験することはTwitterでもアメブロでも告知していませんでした。知っていたのはごく少人数です。

あれ?湯浅は産業カウンセラーを目指すって言ってなかった?と思ったそこのあなた!!あなたは相当の湯浅静香「通」です。(笑)

産業カウンセラーは民間資格ですが、とある理由で合格が難しいと判断しました。勘の良い読者の皆さまには察していただければと思います。





↑実際のカウンセリング技能、実技は合格できています。

 

 

なぜキャリアコンサルタントを受けようと思った?

 

碧の森の相談者は待ち人さんが多いのですが、ご家族・パートナーがぼちぼち出所してきています。

元受刑者や前科者に適職を見つけてもらうにはどうすればいいか?考えました。

幸い私は人に恵まれており、就職の支援をしてくださる協力者がいますが、いつまでもその方たちに頼り過ぎるのは良くない。


私がきちんとした知識を身に着け、前科者や元受刑者が就職できるよう支援をしよう。そう思ったのがキャリアコンサルタントを受験するきっかけです。

 

 

キャリアコンサルタント養成講座には通っていません。


養成講座に通うには30万円近いお金がかかります。産業もそのくらいかかりましたが、更に30万円を支払う金銭的余裕はありませんでした。

産業カウンセラー試験と国家資格キャリアコンサルタント試験は、筆記の試験範囲も実技の傾聴も、学ぶ範囲が被ります。

産業で散々実践した傾聴、これはキャリアコンサルタント試験で大いに活かせるはず。私は筆記試験に特化した講座に申し込みをします。

キャリアコンサルタントは誰でも受けられる試験ではありません。以下の受験資格が必要です。
 

①厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方(養成講座)

②労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方

③技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方


②番目の受験資格で申し込みをし、審査を通過して試験へと臨みます。

 

 

1回目の受験は2022年11月

 

この試験は見事に筆記で躓きました。ちゃんと勉強をしていなかったので落ちて当然です。


学科の点数、酷いですね。合格ラインは70点です。

実技の面接を見てください。こちらは合格!でも論述を落としています。合格ラインまであと3点だったのですが、対策をせずに試験に臨んだ結果がこの有様です。

 

面接試験はこの結果を見て自信を持ちました。十分戦える。

 

 

筆記試験は大の苦手

 

2回目の試験は3月にありました。このときはTwitterなどのSNSを一切見ることなく、碧の森もアメブロの更新もお休みして勉強に集中します。

 

受験勉強をしたことのない私は、何から手を付けていいか分かりませんでした。

勉強をする前に「勉強方法を学ぶ」ことに時間を使いました。試験に受かるためのコツですね。

キャリアコンサルタント試験に関しては原田政樹さんの書籍とみん合にお世話になりました。このサイトでコツを掴み、過去問をひたすら解いていきました。

 

 

集中した甲斐あって……

 

無事に合格!結果はこちら。
 

 

学科が飛躍的に伸びています。面接の点数は前回と変わらずです。

前回と比べてみます。
 

 

 

元受刑者でも国家資格を取得できます!

 

自分は前科者だから……、元受刑者だから……と諦めている人、いませんか?

 

Twitterでもブログでも一貫してお伝えしていること。

 

・何歳になっても遅いことはない
・コツコツ続けていば必ず実に(身に)なる
・有言不実行ではなく実行を続ける

 

私はこの3つを続けてきました。その結果が今回の合格です。

 

欠格期間が定められていますが、その年数をクリアすれば問題ありません。

 

 

めっちゃ嬉しいです!!!

 

刑務所に居たときは、社会へ戻ることへの不安しかありませんでした。

こんなろくでなしの私が外に出ていいの?と思いました。怖かったんです。社会に出るのが本当に怖かった。

そんな私が、ネイリスト検定1級・ジェルネイル検定上級とアロマテラピー検定を取得し、産業カウンセラー養成講座で実技免除を獲得し、キャリアコンサルタントの国家資格を取得するなんて、誰が想像したでしょう。できたでしょう。


依存行為に耽溺し、日常的に嘘をつき、人を裏切り金を騙し取り、人がどんどん離れ孤立したあのころと比べたら、

 

私はなんてすごいことを成し遂げたんだ!と素直に思います。

自分で自分を褒めます。私、本当に頑張った。43年間生きてきてこんなに頑張ったことはないと思います。

 

 

応援してくださった皆さん、支えてくださった皆さん、助言をくださった皆さん、コメントをくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます。



前科者や元受刑者でもできることは必ずあります。

私はこれからも挑戦を続け、諦めない姿勢を貫いていきます。
 

 

大船榎本クリニックからのランチ

 

笑顔の斉藤先生です。(笑)

神戸からわざわざヒョリさんが来てくださいました。Twitterの皆さんからはヒョリ爺、ジジィなど色々な愛称で親しまれています。(それでも怒らないヒョリさんは神)

ヒョリさんのアメブロはこちらです。↓

 



 

一緒に写っているのはhiroさんと奥様の瀧さん、生後5カ月のお子さんです。

大きく広がるご縁に心から感謝します。

 

ご報告です。

本日10時、国家資格キャリアコンサルタント試験の合格発表がありました。


無事に合格できました。本当に本当に嬉しいです。



金曜日のブログで、合格通知の写真と共に経緯を書かせていただきます。

応援してくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます。
 

前回のブログでは、逮捕されたFくん手紙の内容について書きました。

 

 

Twitterアカウントが凍結されています。

 

冒頭からいきなりのお知らせで申し訳ありませんが、2023年4月13日(木)17時現在、私のTwitterアカウントが永久凍結されています。

凍結されたのは4月10日(月)22時48分です。起床したらたくさんの方からLINEが届いており、凍結されたことを知りました。



「凍結の回避を禁止するルールに違反しています」と書かれています。私はこれを「Twitter社は複数のアカウントを持つことを禁止している」と理解しました。

YouTuberさんで複数アカウントを(サブアカウントを)持つことは珍しくありませんし、仕事・趣味・裏とアカウントを使い分けている人はたくさん居ると思いますが、自分が対象者となったことはしっかり受け止めたいと思います。

因みに永久凍結は三段階ある凍結の中で最も重い措置です。新たにアカウントを作成することもできません。トランプ大統領やガーシーさんと同じ措置ですね。

既にTwitter社へ異議申し立てを済ませていますが、聞き入れてもらえるかは分かりません。

異議申し立て後1ヶ月以上凍結が解除されなかった方もいるそうですので、根気強く申し立てを続け、最低でも1ヶ月は様子を見たいと思います。
 

ご心配のお声をたくさんいただいております。本当にどうもありがとうございます。


今後もアメブロやFacebook、Instagramで進捗をご報告できればと思います。

 

 

Fくんの変化

 


逮捕直後は親御さんへの後悔と私への申し訳のない気持ちを綴っていたFくんですが、次の手紙から様子が変化していきます。

Fくんの罪名は伏せますが、執行猶予中の犯罪なので実刑です。判決が下りたあとFくんから手紙が届きました。

・前刑もプラスされているとは言え、今回の刑期は不服なので控訴しようと思っている。
・拘置所はヒマだけど他の未決囚と仲良くやっている。刑務所に行くのが楽しみだ。


 

Fくんの文字は初めての手紙よりも少し雑で、乱れていると感じました。


 

 

判決不服

 

 

私は彼が受けた判決は妥当だと思っており、むしろこの年月で良かったと思いました。

控訴をすることは悪ではありません。正当な権利ですから控訴しても良いのです。


控訴=再度裁判をするということ。

控訴をすればそれだけ拘留期間が延びるので、拘留期間以上に刑が減刑されないと控訴の意味はないと思います。

 


減刑されたとしても1ヶ月か2ヶ月です。Fくんは弁護士さんからどのようなアドバイスを受けているのだろう……。

弁護士さんだって控訴しても大して減刑されない旨を伝えているはず。それでもFくんは控訴するの……?

 

 

刑務所に行くのが楽しみ……?

 

 

初犯で刑務所に行くのが楽しみだと答えるのは、ヤクザくらいではないでしょうか。
 

どんなところか分からないのに、そこへ行くのが楽しみ?


読んでいて腹立たしくなりました。

刑務所に行くことを楽しみにしているような人と、これから手紙のやり取りをしなくてはならないのか。


今は返信できない。試験に集中。

 

 

Aさんが面会へ行くと言ってくれました。

 


お母さまからFくんが控訴を取り下げたとLINEがありました。取り下げた理由は後の3通目の手紙で分かります。

前回のブログでFくんにAさんを紹介したと書きました。そのせいでAさんは薬物を使用したい欲求が湧いてしまい、危うくスリップするところでした。


別件でAさんと連絡を取ったとき、AさんはFくんが拘置所に行ったと聞いて、面会に行きたいと申し出てくれました。

それをFくんのお母さまにお伝えします。お母さんはとてもお優しい方です。Aさんの気持ちを汲んでくださいました。


お母さまは「面会に行ってくれるのはありがたいけれど、それが将来のFのためになるのか?Aさんがまた覚醒剤を使いたくなる可能性もあるのではないか?どうしてもAさんのお母さんに気持ちが向いてしまう。」とおっしゃいました。

お母さまの言葉をAさんに伝え、Aさんの想いをお母さまに伝えます。(詳しい内容は省きます)

Aさんは拘置所へ面会に行くことになります。


その間にFくんは控訴を取り下げます。早くしないと既決となる。受刑者になったら会うことは叶わない。


 

Aさんが面会へ行ったのは金曜日ですが、前日の木曜日にFくんは赤落ちしていました。

AさんはFくんと会うことは叶わず帰宅します。


控訴を取り下げたFくんの刑は確定、身分が受刑者となりました。
 

 

 

3通目の手紙

 

 

手紙の字はとても乱れ、筆圧が強く、便箋の裏を触ると凸凹します。

Fくんが拘置所から書いてくれた、最後の手紙です。

・控訴していたけど判決が変わることは滅多にないので取り下げた。
・雑居になって前より生活が楽しくなった。
・どんな刑務所に移送されるかワクワクドキドキしている。
・仮釈を多く貰いたい。

他の累犯に明らかに吹き込まれたであろう噂を信じ、希望、不安、期待も入り混じる手紙でしたが、最後の方にはこう書かれていました。


「Aさんせっかく来てくれたのに会えなくて残念です。会ったら話したい事もあったのに…もう少し早いうちに来てくれればよかったんですけど(笑)」

 

 

この一文を読んで、私はとても悲しくなりました。


感謝の気持ちが一言も書かれていなかったからです。
 

 

 

4月4日に刑務所へ手紙を送りました。

 

 

Fくんは拘置所から刑務所へと移送されました。


私は4日に手紙を書きます。その内容の一部です。

 

 

〝 Aさんに対して、いつかFくんが「自分のために面会に来てくれてありがとうございます」と言える日が来ると信じています。

上辺ではなく、心から言える日が来ると信じています。

累犯に惑わされないで。自分を強く持って。このくらいの厳しさで潰れるFくんではありませんよね。

なにくそ湯浅、見てろよ!くらいの心意気でね!!!〟

 

 


「今の」Fくんにはきっと伝わらないだろう……

でも私は、書かずに居られませんでした。

 

 

 

人の心を踏み躙るようなことはするな

 

 

自分の欲を優先し、人の気持ちを踏み躙る人は外の世界でも存在します。

依存症者はその最たる者だと思います。


私は義理や恩を欠く人間は、嫌いです。

昔の自分がそうだったから、同族嫌悪もあります。


私は二度と同じ過ちを繰り返したくないです。

だから律する。

F君からの手紙は、過去の私からの手紙なのです。

 

 

 

Fくんもクリーン期間が長くなれば、必ず気付きます。

 

 

私は留置期間と受刑期間を含め現在まで、違法薬物、処方薬、ギャンブル、窃盗のクリーン期間は約7年になります。

クリーン1ヶ月の人、3ヶ月の人、1年の人、それぞれ見える景色は違います。

これはライフステージの違いだと私は考えています。


 

クリーン期間が長いから偉い、と言っているのではありません。

私で言えばクリーン7年だからこそ見えることがある、気付くことがあるのです。

それはクリーン1年の人は気付かないし、見えてこない。

 

いずれFくんにも気付いてもらえる日が来ると、信じています。

 

 

人の意見に耳を傾ける器量、度量

 

 

私は好きなようにやる!いちいち意見しないで!と今の私も言えますし、言いたくなることだってあります。(笑)


ではなぜそうしないか?

人の意見に耳を傾けることが自分の人生にとって有益だと、身をもって理解しているからです。

 

 

もしあなたの周りに「自分は自分、いちいち構うな、好きなようにやらせろ」と言う人が居るならば、

その人はあなたの言葉に耳を傾ける器量が無い、心の余裕が無いのです。


人の意見を聞けず受け止める器量が無いのなら、その人が成長することを信じ、甘やかさない支援をすればいい。


その人が本当に生き直したい、回復したい、更生したいと思っているならば、

いつか必ず人の意見を受け止め、そのことについて考え、投げ出さずに自分と向き合い、己の糧とする。

私はそう思います。
 

 

 

asukaさんと横浜へ

 

Twitterが凍結されていると、いつものようにツイートを紹介できないのでやりにくいです。(笑)

asukaさんが大船榎本クリニックのGSに。私も同席させていただきました。
 


 


ランチからの中華街。風が強かったですがとても楽しかったです。
 

 

前回のブログでは大久保公園で行われている売春について、私が援助交際をしていたころは可視化されていなかっただけで、やっていることは今も昔も変わらないと書きました。

 

 

初犯の若者

 

 

拘置所に収監されている初犯の男性へ、初めての手紙を出します。

赤落ちしたことは親御さんから聞いていました。(赤落ちは刑が確定し受刑者になることを指します)
 

試験勉強に集中していたため、試験後に一気に予定を詰め込み返信が遅くなり、3月28日に投函しました。

翌日に親御さんから刑務所へ移送されたと連絡がありました。
 


一足遅かったです。

移送先でも私を外部交通に登録してほしい、刑務所が分かったら教えてくださいと親御さんにLINEをして、これまで彼から届いた3通の手紙を改めて読み返します。

(外部交通とは文通をするのに予め名前と住所を登録する手続きです)

彼は初犯です。3通の手紙はジェットコースターのような激しい波があり、「本当に同一人物からの手紙?」と思うような内容でした。


今回は2週にかけて、彼から得た気付きを書いていきます。

 

 

逮捕直前の通話

 

 

彼だと分かりにくいので、ここではFくんとします。

Fくんは逮捕される直前、私と通話をしています。周囲の騒音から警察官がFくんを取り囲んでいる様子が伺えました。


「静香さん、すんません、せっかく色々やってもらったのに本当にすんません、俺もうダメです」

事情を一瞬で理解した私は、こう伝えました。

「囲まれているなら抵抗してもムダなの分かるね。Fくん、手紙のやり取り必ずしようね。私はFくんを絶対に見捨てない、これだけは忘れないで」



そう伝えて通話を切りました。そのあと親御さんに事情を伝えます。

Fくんは薬物依存症です。私は彼に「絶対にシャブ止めなきゃダメ!」と言ったことはありません。

 

それは更生している社会人として、カウンセラーとしてどうなの?そう疑問を呈する方もいらっしゃると思います。


私はFくんが明らかにキマッていると(薬物をやっていると)分かっても、彼を責めたことはありません。怒ったこともありません。


 

 

私から伝えていたのは、3つだけ



「いつかシャブを止められる日が来るよ」
「シャブを止められたらいいね」
「気をつけてね」


依存症者を責めても、残念ながら何も変わりません。


私が依存行為に耽溺しているとき、

怒られても、人が離れても、孤独になっても、依存行為を手放さなかった。手放せなかった。

だからFくんの気持ちが良く分かる。


Fくん自身も薬物を欲する根本の理由を、恐らく理解できていないのです。


シャブをやる理由なんて快楽以外ないでしょ!と答える人が多いですが、そういう人は日を空けずにスリップを(再犯を)繰り返します。


認知の歪みに「気付かない」からです。

 


ここで私が書いている根本の理由とは、なぜシャブに手を出したのか?きっかけです。

そこから目を背けているようでは、薬物依存症から回復を続けるのは難しいと思っています。



薬物だけではありません。

どんな依存症の人も、自分の弱さを理解し、認め、受け入れないと回復できない。私はそう考えています。

 

 

Fくんの言葉を聴くことに徹しました



Fくんは私を拒んだことはありません。

隠れて色々やっていたのを知っているけれど、それを追及したり責めたりしない。

だからFくんは私から離れなかった、逮捕直前に連絡をくれたのだと思います。


親御さんには本当に申し訳ないけれど、F君は間違いなく刑務所に行く、時間の問題ですとお伝えしていました。


あの場所へ行かないと、きっと分からない。

自分にとって本当に大切なものは何か、どうしてこうなったか、どこから道を踏み外したのか。

Fくんは自分を見つめ直す絶好の機会を、チャンスを手に入れた。

私は心からそう思っています。

 

 

 

留置場からの手紙

 

 

Fくんは留置場からも手紙を送ってくれました。
 


家族にものすごく迷惑をかけた、特にお母さん。

静香さんも裏切る形になって申し訳ない、AさんにもBさんにも申し訳ない。

みんなに顔向けできない、こんな自分が情けない。
 


AさんとBさんは私の回復仲間で、一度だけ4人でZoomで会話をしたことがあります。

AさんとBさんは薬物依存症者です。Fくんと繋げることでFくんの回復の希望にならないかと思い、繋げました。


結果から言うと、これは私の大きなミスでした。


AさんはFくんが持っていた薬物を見て、薬物を使用したい欲求が湧いてしまいました。


この出来事は親御さんに正直にお伝えし、Aさんにも謝罪しました。

Aさんがいくら回復者でも、Fくんと会わせるべきではなかった。


依存症専門の病院でいずれ二人は顔を合わせることになっていたとは思いますが、その前に二人を繋いでしまったことに対して猛省しています。


Fくんからの手紙にはAさんとBさんに対しても、申し訳ないという気持ちが綴られていました。

 

 

 

手紙でも、取り繕っていれば一発で分かる

 

 

皆さん意外に思われるかも知れませんが、気持ちを取り繕っている手紙は一発で分かります。

これは私が受刑者と手紙のやり取りをして、初めて気付いたことです。

文章だし顔を見ている訳じゃないんだから、そんなの分かんないでしょ?と思いますよね。


こんなに分かりやすいことは稀ですが、例えば

「とても反省しています、手紙のやり取りをしてくれて感謝しています。ところで○○の本を送ってください。」と書かれていたとします。


本を送ってほしいが為に、反省と感謝という上っ面の言葉を並べているのが分かります。

上記は分かりやすく書きましたが、これを枚数制限ギリギリの7枚に渡って上手く書いてくる受刑者も居ます。

累犯ほどこういったことに手慣れてくる印象があります。

何度も受刑を繰り返していくうちに、相手に条件を呑ませる方法をいつの間にか身に着けた、と言う方が正しいかも知れません。


それらを分かった上で、受刑者の希望する書籍が本人のためになると思えば、ブックオフで中古の本を買って差し入れをします。

その人のためにならない漫画や雑誌なら、容赦なく断ります。報奨金を貯めて自分で購入してくださいとお伝えします。

 

 

 

私が留置場に居たとき、どうだったろう?

 

 

Fくんと私を比べます。

私が留置場に居るときは本当にどうしようもなかったです。

親に恨みごとを言い、夫へ悪態をつき、逮捕されたことに対して申し訳ない気持ちはあっても、反省など全くしていませんでした。

他の収容者と喧嘩をして、保護室に2日間入れらることもありました。


何で私がこんな所にぶち込まれなきゃいけねぇんだよ!!

本気でそう思っていました。


自分の過去とFくんを比べて、「こんなに反省できるなんてFくんはすごいや、私とは大違いだな」と思いました。




ところが、2通目の手紙からFくんの様子が変化します。

来週に続きます。

 

 

 

前科者座談会、毎月開催中です


更生するにはどうすればいいか、皆さんでディスカッションをしています。

興味のある方はお声掛けください。アメブロのメッセージからでもOKです。
 

まるで我が家のように寛ぐ野良猫


この猫ちゃん、うちの子ではありません。野良猫ですが家が気に入ったのか、ほぼ毎日見かけます。

旭山桜の盆栽、見事に開花です。

 

人は言葉よりも行動を見ている


私が心掛けているのは有言実行。

希望も夢も、行動しないと叶えられませんよね。私は口だけの人は嫌いです。

 

桜木町


この日は快晴!桜木町は本当に美しい街ですね。

 

グラシンペーパー


本は紙で読みたい方におススメします。本棚で迷子にならず、ちょうどいい透過率です。

 

受刑者と仮釈放中の人には選挙権はありません。


これ、意外と知らない人が多いようです。平等なのは選挙権だけ、大事な権利のはずですが、とリプライをいただきました。

選挙権ほど平等じゃないものはないんです。

大事な権利のはずなんですけどね。

 

立ち止まって!


Twitterで仲良くさせてもらっている、西高童貞くんのツイートです。

いつもオラオラしているフリをしていますが、実は心の優しい礼儀正しい青年です。

 

 

こういう言葉が絶賛犯罪真っ最中、絶賛依存行為耽溺中の人に届かない現実を、何とか変えて行きたいです。
 

前回のブログでは犯罪被害者のMさんが加害者と対話を続けていること、更生には被害者の声を取り入れることも必要、刑務所内の矯正教育への疑問、自分の中で被害者がおざなりになっていると書きました。

 

とてもたくさんのコメントをいただきました。

 

長文の手紙を書いたりスマホで文字を打つのは、気力も体力も使います。

長文でコメントをくださった皆さんのお気持ち、決して無駄にはしません。

 

様々な立場の方からいただいた貴重なご意見は全て、今後の活動の参考とさせていただきます。

 

皆さま、本当にどうもありがとうございます。

 

 

​懐かしい電車に乗っていて……

 

 

昨日、私が高校生のころに使っていた電車に久しぶりに乗りました。

古い車両と新しい車両がミックスして使われています。

行きは新しい車両に乗っていたので何も思いませんでしたが、帰りにたまたま古い車両に乗りました。

↓これが古い車両です

 


↑こちらのブログに書いてありますが、一部抜粋します。

高校2年のころ(1997年)、学校を早退し日焼けサロンに行くため、電車に乗っていました。

 

時間はお昼前、11時くらいだったと思います。電車はガラガラ。

 

ガラガラなのに、私の対面に座る男性が居ました。

 

今は電車でノートパソコンを開く人は普通に居ますが、あの時代はとても珍しかったです。

 

価格も今のように安価ではなく、高額。外でノートパソコンを使える人はお金持ちだったと思います。

 

その男性はパソコンの画面を見ないで、私をずーーーっとガン見してきました。

 

私も負けじとガンを飛ばします。見てんじゃねぇよ!威嚇です。

 

駅に到着してさっさと降り、早足で日焼けサロンへ向かいます。

 

するとその男性が後ろから私の肩をたたき、声を掛けて名刺を渡してきました。

 

「○○脳神経外科 医師 ○○○○」と書いてあるその名刺を見て、私は絶対に嘘をついていると思いました。

 

医者が女子高生に名刺渡さないでしょ……。


「あのさ、君、援交しない?」 出てきた言葉にも、驚きました。   

 

医者がガン黒の女子高生にいきなり声を掛け、自分の身分や職業を明かし、援助交際に誘う。 

 

こいつ、アホなんじゃないの……?   


「次は大和田、大和田にとまります」のアナウンスが流れたとき、鮮明に記憶がよみがえってきました。

あー、この匂い。座り心地の悪い緑の座席。

高校の帰り道、大和田で乗ってすぐあの医者にロックオンされたんだよな。

・あの医者、今もしっかり医者やってんのかなぁ……
・結婚して子供もいるんだろうなぁ……
・まさか嫁や子供に、女子高生と援交しまくった!なーんて口が裂けても言えないよなぁ……

 

そんなことを考えながら電車に乗っていました。

昔と同じ電車、大和田という土地、匂い、座席の色、全て重なり記憶がよみがえりました。


実は記憶が呼び覚まされたのには、もう一つの理由があります。

火曜日に歌舞伎町へ行き、

 

大久保公園で立ちんぼをする女性たちと、目がギラついた男性を何人も見たからです。

 

 

一緒に写っているのはギャンブル依存症当事者のたつやさん。彼のアメブロのリンクはこちらです。

たつやさんの表情を見ると分かると思いますが、大久保公園の光景に圧倒されています。

売春をする子が居るのはニュースやネットで知ってはいたけれど、実際に目の当たりにすると、あの場所だけ異次元のような感覚になります。

 


写真を見るとまだ明るいのが分かると思います。にもかかわらず、そこに群がり道路を行ったり来たりする男性の数の多さに驚きました。


私はたつやさんに「この男たちに家族がいると思うと複雑な思いになる」と言いました。


私は売る側に居た人間ですから、立ちんぼをしている女の子の気持ちはある程度理解できるつもりです。
 

依存症と同じで、誰が何を言っても多くの女性たちは売春をやめませんから、せめて病気を貰わないように気を付けて、密室で危険な目に遭わなければいいな、と思います。



彼女たちはとにかくお金が必要なのでしょう。その理由は、

ホストに貢いでいるのか、買い物をしたいのか、学費に充てているのか、風俗が稼げないからか、行く場所がないのか……。大雑把にこんな理由だと思います。

 

 

女性を舐め回すように見る男性

 


・男性たちは何の仕事をしているのか
・妻は居るのか
・パートナーは居るのか
・子供は居るのか
・自分がどんな目で女性を物色しているか、鏡で見せてあげたい……
・逮捕・実名報道がされれば全て失うのに……

もしかしたら一部の男性は犯罪だと認識しておらず、大久保公園であれだけ多くの人が女性に声を掛けているから自分も捕まらないだろう、と思っているのかも知れません。


今は春休みですから、警察の取り締まりも普段より厳しくなっているはずです。

家族があってもおかしくない年齢と身なりの方がたくさん居ました。

逮捕されてからじゃ遅いのに。前科前歴がつけば一生後悔するのに。

 

私自身、実際に刑務所へ行き痛い目を見てから考え方が変化したので、売る側へも買う側へも偉そうなことは言えません……。


それにしても、大久保公園前は異世界でした。

異世界を体感した1日後。

昔と同じ電車、大和田という土地、特有の匂い、座席の色、全てが重なり、高校生のころに援助交際していた過去が思い出され、今日のブログを書くに至ります。

 

 

今も昔も変わらない、可視化されるようになっただけ

 

 

今日乗った電車の中で考えます。昔から身体を売る女性は居たし、それを買う男性も居た。

ネットがないから見えなかっただけだと思います。

 

私の時代で例えるならば、テレクラや伝言ダイヤルで売春相手を見つけていたのが、ネットの出会い系アプリに変化しただけ。

大久保公園の情報もネットに溢れています。

風俗で写真詐欺に遭ったり、店側の取り分で高くなるくらいなら、行ってみようかなとなる男心も分からなくはないです。


可視化された分、ネットに晒されることも含め、売る側も買う側もリスクは増えたと思います。

 

 

普段は夜の歌舞伎町には近寄ろうとも思いませんが、大人の社会科見学をすることで、

時代が変わっても、考えることとやることは同じだなと実感させてくれる一週間となりました。

 

 

紅葉にも花が咲きます


我が家の旭山桜は明日には咲きそうです。紅葉にも花が咲きました。

私も盆栽を始めてから知ったのですが、紅葉に花が咲くことを知らない方が多いです。

紅葉も新芽が青々しています。お花見ついでに紅葉があればぜひ見てみてください。

 

バリウムはつらい


今回はバリウムでお腹を壊したので、来年からは胃カメラに切り替えます。全身麻酔でやりたい……

 

受刑者へのお手紙を久しぶりに出しました


試験勉強で全く書けていなかったお手紙、やっと書き終わりました。

 

大人の社会科見学&仲間のお誕生日会


3月28日の火曜日でしたが、相変わらず人が多い。

外国人がたくさん!アフターコロナを感じました。

 

ドラえもんが昔から好きです。


Tシャツをいただきました。大切に着ます!

 

前回のブログでは前科者座談会をなぜ開いているのか、その理由について書きました。

今日のブログは自戒を込めて書いていきます。

 

 

前科者の方へ。
今現在、被害者とどのように向き合っていますか?

 

 

これに即答できる前科者の方、いらっしゃるでしょうか?

「自分は覚醒剤だから被害者は居ません」
「自分は大麻だから被害者は居ません」

と主張する方がいらっしゃると思いますが、あなたの家族やパートナーが一番の被害者です。

 


被害者のいない犯罪などありません。私はそう考えます。

 

 

犯罪被害者の方とお話をする機会がありました。

 

 

その方のお名前をブログ上ではMさんとしますが、どんな犯罪の被害者かはここでは伏せさせていただきます。

 

Mさんは犯罪被害者として、様々な活動をされています。

その活動をすることでフラッシュバックが起きたり、体調を崩されることもあります。



Mさんは加害者と対話することを、長年続けていらっしゃいます。

 

 

 

想像してみてください。

 

 

あなたが詐欺事件に巻き込まれ、コツコツ貯めてきたお金をだまし取られたとします。

事件後は人が信じられなくなり、騙された自分を責め、電話が鳴る度に「また詐欺の電話では?」と怯え、疑心暗鬼な日々を送ります。


怪我こそしなかったけれど、何気ないきっかけで被害の記憶は呼び起こされます。

一生忘れることなんてできない。


そんな中、あなたのお金を直接だまし取った犯人ではないけれど、詐欺犯と対話をしてみませんか?と打診が来たとします。

あなたなら、どうしますか?

 

 

 

殺人罪でも教育が行われない

 

 

私が栃木刑務所の釈放前指導で一緒になった、殺人で服役していた受刑者のお話です。

こちらも事件の内容は伏せますが、殺害方法はかなり残忍でした。


それでも彼女が仮釈放の対象になったのは、受刑態度が良く、更生の見込みがあると判断されたからだと思います。



彼女とは出所後に定期的に連絡を取り、食事に行ったり、必ず更生していこうと語り合った仲です。

たわいもない会話の中で、彼女に質問します。

「殺人だと教育はどんなことをやった?講師を招いたりするの?」


罪名は殺人です。

命の尊さ、残された家族について、贖罪とは、そういった教育をやるだろうと勝手に想像していた私は、彼女の答えに驚きました。



「なんにもなかったよ」

 


それを聞いて改めて、「刑務所は罪人を閉じ込めておくだけの場所なんだ」と思いました。


閉じ込めるだけで更生するの?刑務所で刑期を過ごすことが更生なの?

二度と同じ過ちを繰り返さないために、矯正教育をする場所じゃないの?


殺人でも教育が行われないなんて、そんなの絶対におかしい!


私は薬物依存からギャンブル依存、窃盗に走った。罪名は窃盗だけれど、根本には薬物依存がある。

私が更生するには薬物依存へのアプローチをしないと、また窃盗をする、または違法薬物使用で刑務所へ戻る可能性は大きい。
 


そんなこと、法務省は(刑務所側は)調書を見れば分かるはずなんです。


受刑中、依存症についての教育は一切行われませんでした。当然窃盗の(クレプトマニアの)教育もありません。


刑務所がやらないのなら独学で学ぶしかない。

依存症やパーソナリティ障害について書かれている官本を(刑務所内の図書館にある本)、片っ端から借りて勉強しました。

 

私は刑務所の教育について、受刑中から大きな疑問を持っていました。

ほかにも理由がありますが、それについては街録chで話をしているので、ぜひ観ていただければと思います。

 

 

 

被害者の情報を知ることは出来ない

 

 

殺人で服役していた女性は、釈放前指導で「被害者のお墓参りに行きたい」と申し出たそうですが、その願いは受け入れてもらえませんでした。

仮釈放時に遵守事項といって、仮釈放中に守らなければならないことが書いてある用紙を渡されます。

遵守事項を破れば仮釈放は取り消され、刑務所に逆戻りです。

この遵守事項と、受刑者各々内容の違う特別遵守事項というものがあります。


私の場合は「仕事を探す、または就労すること」でしたが、殺人を犯した彼女の特別遵守事項は「被害者家族に一切接触しないこと」でした。

刑務官からはお墓参りも行ってはいけないと言われたそうです。


 

では特別遵守事項の縛りがなくなり、満期を過ぎれば被害者家族と接触しても良いのか?

こちらも賛否が分かれると思いますが、私が家族側だったら来てほしくないと思うでしょう。


中には謝罪に来て欲しい、お線香をあげてほしいと思う方もいらっしゃるかも知れません。

それを確認するには、弁護士を通じて連絡を取る以外、方法はありません。


この措置は妥当であり、当然のことだと思います。

守られるべきは、被害者とそのご家族、関係者です。

 

 

 

被害者のその後を知らない加害者がほとんど、という現状



法務省は、加害者である受刑者に対し、

・被害者や被害者家族がどのように過ごしているか
・被害後どのようなことに苦しみ、困っているか
・実生活にどのような支障が出ているのか

更生のために、再犯しないために、被害者の現状を知らせる必要があるのではないでしょうか。


Mさんのお話を聞き、今日で満期から1,261日が経過した私も、いつの間にか加害者であることを棚上げして毎日を生きていることに気付かされました。


上手く言語化できないのですが、毎日被害者のために生きなくてはならないとか、片時も忘れてはいけないとか、そういうことを言いたいのではありません。

刑期は満了していますが、だからと言って自分のやってきたことがチャラになるのでしょうか。

 


加害者よりも、被害者の方が何百倍も何千倍も、苦しいし辛い。


被害者のことを頭の片隅に置いて、

出所はゴールじゃなくスタートだよ!
元受刑者でも必ずやり直せるよ!
逃げてもいいけど決して投げ出さない!

と発信している私は、

一体何を見て、感じて、そう思ったんだろう。


被害者の存在を意識しているようで、していなかったんじゃない?

被害者をおざなりにしていたんじゃないか?


Mさんとお話をした帰り道、自分の思慮の浅さを思い知ったのです。

 

 

 

更生に必要なものは?



「反省しています」という思いや言葉は、自分の家族や支えてくれるパートナーに向いていることがほとんどだと思います。

これは私を含め、刑に服したばかりのころは特にです。


なぜこのような現象が起こるのでしょうか。

被害者がどのような生活を送っているかを知る機会もなく、
法務省は被害者には触れたがらず、
受刑者を刑期の間ただただ閉じ込めているだけで、
罪名や生い立ちに沿った教育がなされていないから、


被害者に対する気持ちが生まれにくい、想像しにくいのではないかと思うのです。


 

更生には、受刑者本人の意思はもちろんですが、そのご家族や友人の協力、国民の関心、そして被害者や被害者家族が被害後をどのように生きているのかを知る、

この全てが必要なのではないでしょうか。

 

 

 

前科者の皆さん、被害者について
一緒に考えていきませんか?

 

 

前科者が社会で生きるのは、とても辛いです。


前科がバレれば白い目で見られ、会社は解雇され、事件によってはデジタルタトゥーが刻まれ、人が離れ、もしかしたらその土地に居られなくなるかも知れません。

 

自分が犯した罪はすぐ後ろからついてきます。影のように一生ついてきます。

 

 

被害者も同じように、被害を受けたことが一生ついてきます。

被害者の実名報道がされれば、やはりデジタルタトゥーとして残り続けます。何も悪いことはしていないのに、です。


われわれ前科者は、被害者のことをおざなりにしてはならないのです。


 

 

Mさんの手記を読み、たくさんのお話を聞いて、私のやるべきことがまた一つ見えてきました。

これから少しずつ形にしていきます。

 

 

面接試験、無事終了です!


こちら、何の試験かはまだTwitterでもアメブロでもお知らせしていません。


4月17日(月)の合格発表後にお知らせできればと思います。受かっていれば!

 

コミュニケーションが上手く取れない人は、人の話を聞くのが苦手


コミュニケーションを上手く取れない人は、実は聞くことが苦手な人が多いです。

コミュニケーションが上手く取れないから、笑いを取ろうとしてデリカシーのない発言をしてしまう人もいます。

上記のツイートは、出所したばかりで周囲の人が完璧に見えていたころの実話です。

 

 

 

前回のブログでは、死刑について私の思うことを書きました。


話をしにくい内容にもかかわらずブログにコメントをしてくださった皆さん、どうもありがとうございました。


個人的にLINEやDMでご意見をくださった方もいらっしゃいます。
 

今日は本題に入る前に、いただいたコメントを見て行こうと思います。

 

死刑の詳細については知らない、または知りたくもないと考える人は多くいると思う。友人と死刑に関する話題をした記憶はない、タブーな感じもする。
傍観者という立場から賛否を言うなら死刑賛成派だが、今の死刑制度は疑問に思うところは多々ある。
現行の絞首刑は残酷な執行方法だと思う。死刑囚だけではなく執行する側の刑務官の精神的負担も相当なもの。
なので残虐ではない安楽死のような執行方法があれば…とも考えるが、そうすると死刑執行のハードルが下がって死刑判決も執行する回数も増加してしまう予感がする。


死刑の詳細を知らない、知りたくもないと考える人がいる。そしてタブーな感じもする。これはもっと議論をしていく必要があると思います。

閉鎖的だから誰も知らない、知らされないというのは大いにあると思います。

絞首刑は現代では残酷だと言われています。そのスイッチを押す刑務官の精神的負担は想像を絶します。では安楽死にすればいいのか……?そういう単純な問題でもありませんよね。

 

やっぱり被害者家族の気持ちを考えると、簡単に反対とは言えない。
生きていれば、例え死ぬまで刑務所生活だとしても、その中で笑ったり、楽しみがあったり、細やかな幸せを感じることが出来る。
被害者家族からすれば、それすらも許せないと思うのは当然ですし、自分が元受刑者だからこそ、そう思います。

 

こちらは元受刑者の方からのご意見です。中に居たからこその視点だと思います。この方が仰る通り、刑務所の中ではささやかですが、幸せを感じられるんですよね。

ささやかな幸せがあることを被害者遺族が知ったら、どう思うのか。

 

死刑に無関心なのが一番いけないと思う。被害者感情を無視しているわけではないが、議論をして欲しい。知らなすぎるのが良くない。アメリカと違い隠密すぎ。
「弟を殺した彼と僕」原田正治、「死刑」森達也などの著書がおすすめです。

 

こちらは進藤さんのご意見です。私も無関心なのが一番良くないと思っている一人です。

前回のブログで私は、高齢のご婦人が死刑が絞首刑であると知らなかったことに衝撃を受けたと書きました。

このご婦人は無関心「だった」のです。進藤さんと五十嵐さんの対談を聞くまでは。

・死刑について一人でも多くの人に考えてもらうには、きっかけが必要。
・そのきっかけを作るには、まず関心を持ってもらわなくてはならない。
・関心を持ってもらうには、地道に発信を続けて行くしかない。

私は今後も死刑や刑務所内の教育について、定期的に発信を続けて行きます。

そうすることで一人でも多くの方が考え、議論や対話をするきっかけになればと思います。

 

進藤さんも仰っていますが、日本はとても閉鎖的です。何が行われているか見えない、分からない。知りようがないんですよね。
 

このブログを読んでくださる方には、何かしらの気付きがあればいいなと思います。

 

 

前科者座談会ってなに?


 

今日のブログの本題です。試験的に前科者座談会というものを開催しています。


参加条件は前科者・元受刑者で更生をしようと実際に行動を起こしている方です。


参加者が安心して執行猶予中、執行猶予後、出所後ならではの悩みを共有できるよう、zoomでの声出し又はチャット参加を絶対条件とさせて頂いております。

顔を出す・出さないは任意です。私は本名も顔も出していますが、サングラスにマスクで参加される方もいらっしゃいます。


あくまでも座談会ですので、煙草を吸いながら参加しても、ご飯やおやつを食べながら参加しても構いません。

そのあたりは緩めで、ガチガチにルールを固めるつもりはありません。

 

 

何のためにやってるの?


 

依存症者の自助グループがあります。同じ嗜癖(しへき)を持つ人同士が支えあうグループです。

他にも依存症者のご家族が集まるグループ、犯罪被害者のグループ、自死遺族のグループなど、セルフ・ヘルプグループは多岐にわたります。

※セルフ・ヘルプグループ→様々な生きづらさ、共通の問題を感じる方々が自主的につながり、共感の中で悩みを打ち明けたり、問題解決のために経験や情報を分かち合い、相談活動や社会に理解を広める活動を行うグループ

 

セルフ・ヘルプグループの中に前科と受刑歴がある方たちのグループが無いな、と思って試験的に始めたのが前科者座談会です。


私は根っこにある依存症が複雑に絡み、犯罪を犯し刑務所へと落ちました。

出所後本格的にブログとTwitterを始め、前科者や元受刑者と交流してきました。その中には当然ですが、依存症ではない前科者と受刑者も居ます。


依存症は関係なく、前科があることが弊害となり、生きにくさや疎外感を感じている人が必ず居るはず。

かと言って公言できないし相談もできない。自分が前科者だなんて世間に知られたら困る。

同じ境遇の人が居ると知ること、尚且つ前科者ならではの悩みを共有できれば、前向きな更生ができるのではないか。そんな思いで座談会を開いています。

 

 

前科者にも悩みがあります

 

 

いくつか例を出します。


・実名報道されてデジタルタトゥーが残っている
・就職するときに前科を公にした方が良いか?
・新しく出来た友人・知人に前科を打ち明けた方が良いか?
・結婚するとき、前科を言うか?
・前科があることで(受刑したことで)人が離れてしまった
・出所して地元に戻ったが、周囲の目が気になる
・出所して頑張っているが、家族やパートナーから認めてもらえない

 

代表的な悩みはこのようなものですが、これらを「前科のない人」に打ち明けたとて、なかなかその苦しみは分かってもらえない。


それは私を含め前科者の多くが理解しています。自業自得です。

自業自得の中、足掻いて、苦しんで、一生懸命藻掻いて、前向きに生きようと頑張る前科者もいます。

同じ辛さを味わったことのある人だから、理解できることもあるのです。


今後も座談会を続けられるよう頑張りますので、応援していただけると嬉しいです。

参加者の中には出所から10年以上が経過した方もいらっしゃいますので、困ったことをダイレクトに質問してみるのも良いと思います。

 

待ち人座談会、元待ち人座談会も開催予定です

 

 

待ち人座談会、元待ち人座談会も開催したいと思います。

 


出所はスタートです。

スタートから転んだり怪我をしたり、色々な問題が起こると思います。

それらを共有するのも、待ち人さんにとって有益だと思っています。

 

 

 

 

 

三大香木


沈丁花が今年も綺麗に咲きました。

 

ネイルは面接試験モード!


ただただクリア。

 

マスク生活に疲れました……


私は汗っかきなのでマスク生活は本当に嫌です。

今は花粉で仕方がないですが、花粉がおさまったら指定された場所以外ではマスクはしません。

 

舌下免疫療法に挑戦します


GW明けから舌下免疫療法に挑戦です。

定期的にツイートで治療経過をご報告させていただきますので、舌下免疫療法に興味のある方は参考になさってください。
 

 

前回のブログでは、相手に期待をするからコントロールをしたくなること。

コントロール欲求はカウンセリングの勉強をしていても、自分がカウンセリングを受けていても、スーパービジョンを受けていても起こってしまうと書きました。

 

 

今日のブログは死刑制度について、私が感じること、思うことを書いていきます。

 

 

進藤さんとマザーハウスの五十嵐牧師の対談

 


2月25日(土)、少し遅刻して千代田区麹町のイグナチオ教会へ到着しました。

中に入ると進藤さんと五十嵐さんの対談の真っ最中でした。一番後ろにそっと着席します。

 

対談はあっという間に終わり、質疑応答の時間になりました。

高齢のご婦人の質問に、私はとても驚いてしまいました。
 

 

死刑の方法は、絞首刑なんですか……?

 

 

この国を、高度成長期の日本を支えてきたであろう高齢者が、日本の死刑制度に対して全く無知なことに驚きました。

 

「静かに天国へ(行けると)と思っていたんですが、違うんですか?」という言葉にも衝撃を受けました。
 

・死刑の方法を知らないなんて、歳を重ねているのにあまりにも無知ではないか?


・静かに天国だなんて、この方は恵まれた環境で育ってきたんだろうな

 

即頭に思い浮かんだのはこの2つです。

 


私が実際に逮捕され刑務所へ行き、法務省にお世話になった側だから死刑について詳しいかと言うと、決してそんなことはありません。


私は小学生の頃から、死刑は絞首刑だと知っていました。

子供なので「絞首刑」という言葉は分かりませんでしたが、死刑が「首吊り」で行われることを知っていました。

 

 

私が子供のころから知っていた死刑方法を、このご婦人は今の今まで知らなかったのか。


そう思うと、とても不思議な感じがしたのです。
 

 

死刑って電気椅子じゃないの?

 

 

こう言ったのは夫です。驚きました。海外映画の観過ぎですね。

妻が元受刑者でも、死刑が絞首刑とは知らない。

 

多くの国民は、死刑方法を知らないのだと思いました。
 

 

先の高齢のご婦人の質問ですが、ニュアンスから、死刑は安らかに死ねる「薬物投与による安楽死」を想像されていたのだと思います。

 

 

無知なのは、そのことに関心がないから。

無関心なのは、自分が渦中に居ないから。
 

 

ご婦人も夫も死刑とは縁遠い世界に居るから、まさか自分が渦中に巻き込まれるなんてこれっぽっちも思っていないから無関心、イコール無知なのだと思います。

 

 

私はどちらかと言うと、死刑賛成派です

 

 

曖昧な答えですみません。基本は生きて罪を償うべきだと考えます。

 


が、自分の大切な人が殺されたら?と考えると、生きて罪を償って欲しいとはとてもじゃないけれど思えない気がします。

 

実際に被害者家族になってしまったら、私は冷静で居られる自信がありません。


自分の家族が無差別に殺されたら?加害者が「誰でも良かった」と供述したら?

 

このように想像すると、死刑を肯定せざるを得ない自分が居ます。

 

 

自分の立ち位置で思うことは変わる

 

 

2020年の9月に書いたブログがあります。↓
 

 

このブログには、私が夜の仕事をしている18歳のころのレイプ未遂の被害内容が書かれています。

 

・被害に遭った直後は犯人に対して憤り、

・その後は男性とすれ違う度に恐怖を感じるようになり、

・段々記憶は薄れ、その場所を通る度に「あの男は今ごろ幸せな家庭を築いているか?それとも性犯罪で逮捕されているか?」と考え、

 

依存症となった現在では、あの男性もまた私と同じ依存症者で、性依存症だったのではないか?と考えるようになりました。

 

 

時が経つとともに思うことは変化し、立ち位置によっても考え方は変化します。


 

被害を受けたばかりのころは、男性を殺したいと思ったこともあった。

でも今は、あの男性が性依存症でそのまま放置されている状態であれば、手遅れになる前に適切な治療を早く受けてほしいと思います。

 

 

大切な人が殺されたとき、自分がどう思うか

 

 

今日のブログのテーマは非常に難しい。賛否あるだろうと思いながら書いています。


 

立ち位置が変われば、見える風景も変わります。

 

見える風景が変われば、思うことも変わります。

時間の経過が、感情の波を穏やかにしてくれることもあります。

感情論で法律が決まるようなことは、あってはなりません。

冤罪の問題もあります。



死刑制度についてどう思うか、皆さんの意見を聞いてみたいです。

とても答えにくい内容だと思いますので、匿名でも構いません。ぜひ皆さんの考え、ご意見をお聞かせください。

 

 

密会in上野


Twitterの相互さんとお昼から美味しい食事を楽しんでまいりました。噂通りの爽やかイケメン!

 

流行りのチャットGPT

 

AIは私を死刑囚からの無期懲役囚だと思っているようです。

AIにきちんと認知されたら一人前かも知れませんね!

 

一応料理はできます


良く言われるんです。症子さんって料理しないんでしょ?って。

はい、あまりしません。でも一応作れますよ。(笑)

 

前科者座談会、参加者募集中です!


参加者、まだ募集中です!今回は午前中開催もありますので、お時間のある前科者さんはぜひ。
 

ジャンプ力の衰えと花粉症の悪化


大宮のロフトにふなっしーコーナーが。開放感から思わずジャンプをするも、歳には勝てません。
 


花粉症、酷いです……。ゾレアという注射を保険適用で打てるかどうか、血液検査の結果待ちです。

 

大船榎本クリニックへアンコールメッセージを届けに


昨年8月17日に伺った大船榎本クリニック。アンコールで呼んでいただき本当に嬉しいです。

依存症治療に前向きな皆さん、とても輝いています。国家資格取得に向けて一緒に頑張らせてください!

3月29日にも伺う予定ですが、今から楽しみにしています。

 

 

前回のブログではクラミジアに感染していたこと、既に体内に取り込まれ完治は難しいこと、

 

このブログを読んでくださる方には、パートナーが変わる度に検査に行っていただきたいと書きました。


 

今日は「期待」から来るコントロール欲求について書いていきます。

 

 

色々な人の支援をしています

 

 

私は色々な方の支援を個人でやらせていただいております。

 

私に共感してくださる方が、その支援に協力をしてくださいます。

 

現在は試験的に、前科を持つ方の就職支援を始めています。

 

 

大卒Aさんの場合

 

 

前科者で大学を出ている人は少ないので、大卒の時点で就職の選択肢は広がります。

 

Aさんは過去にネットで話題になってしまい、そのお陰で就職に支障が出てしまいました。

 

ここで言う支障とは具体的に、実名や元勤務先が発覚するなどです。

この時点でSNSのアカウントを全て消しましょうと、支援する全員でアドバイスをし、Aさんはそれを渋々承諾しました。

 

なぜAさんが「渋々」承諾したかですが、色々なSNSでこれまで築き上げたフォロワーを失いたくなかったからです。

 

 

一生懸命就職活動をしている様子が伺えました

 

 

Aさんは行動力があるので、多方面にアクションを起こしているのが良く分かりました。

 

その様子を見て、支援をしている方々も私も安心し、この勢いならそのうち内定を貰えるだろうと判断しました。

 

実際に内定を貰えたと報告がありましたので、Aさんへの支援は内定をもって打ち切りとなりました。

 

 

支援側になりたいという想い

 

 

Aさんは支援側になる目標を持っています。ここで言う支援側は「人を救う側」のことです。

 

大卒でも犯罪を犯してしまう人が居る、同じ境遇の人の力になりたい。そう考えるAさんの気持ちを全力で応援し、助言、アドバイス、人の紹介をしてきました。

 


ですが今後しばらくは、Aさんに対して「支援側に回ること」のアドバイスや支援、人を紹介することはしません。

 

なぜそうするに至ったのか、理由を書いていきます。

 

 

支援者に最低限必要なことは?

 

 

私がそうですが、自分と同じような境遇の人の力になりたいと考える人は多いと思います。

辛い想いをしてきたのです。自分が辛さを良く理解できるから、分かち合って一緒に立ち上がろう!というその心持ちは、素晴らしいものだと思います。

 

自分が誰かに必要とされることで、承認欲求は満たされます。自分が誰かの役に立てるんだ!そう思えるのはとても良いことです。


 

支援者はボランティアではありません。しっかりお金をいただき、仕事として成り立ってこその支援者です。

 

自分の生活を犠牲にして支援する、そんなことは現実的に不可能です。

仮に自分の生活を犠牲にしたとして、相談者に対して「良い支援」など出来る訳がありません。


・依存症の真っただ中の方が、人の相談に乗れると思いますか?
・メンタルが不安定な方が、人の相談に乗れると思いますか?

・生活保護の方が、人の相談に乗れると思いますか?



私で例えます。

私が生活保護を受けながら、薬物をやっていたとしましょう。尚且つギャンブルで借金を作っていたとします。


そんな私に「人生相談をしてみよう!」と思いますか?

 

 

 

土台が作られていないと支援は出来ない

 

 

 

 

こちらは私がよくツイートする、マズローの欲求5段階説です。

 

この段階で言うと、最低でも安全の欲求が満たされていないと、支援は出来ないと私は考えています。

 

土台がしっかりしていないと、支援なんて出来る訳がないのです。

自分の芯と覚悟を持たないといつか必ず迷走するし、精神的に潰れます。

 

 

これをブログ冒頭に書いたAさんに、何度も説明をしました。

 

「Aさんが就職して1~2年経ち会社から信用されて、以前のSNSアカウントが人々から忘れられ、安定した生活を獲得できてから活動をしよう」

 

このように何度も説明をしてきたのですが、

Aさんは、以前のアカウントを自ら暴露するようなダイレクトメッセージを、自分が興味を持つ人に対して送っていることが発覚しました。



Aさんは自分をミーハーだと言いましたが、「今自分が情報開示をしたら昔の事が露呈するかもしれない、だから我慢しよう、やめておこう」とならない。

今自分が行動を起こすことで少し先がどうなるのか?想像をするのが苦手なのだと思います。

 

 

 

分かってくれるだろう、と期待をしていました

 

 

Aさんは人の話を素直に聞く方です。

私の話を理解している前提で支援をしていたのですが、実際はあまり理解をしていないのではないか?と感じる出来事が少しずつ増えて行きました。


期待をするから、相手をコントロールしたくなります。

期待をするから、言う事を聞かない相手に苛立ちを覚えます。


Aさんの発言と行動が伴わない。

そう感じることが増え、私はAさんに正直にお伝えしました。
 

 

「私は今後あなたにアドバイスはしません、勝手にやってください。今後Aさんが前科を言わずに就職して、それがバレても私は一切関与しません。自分で乗り越えてください。」

 

「あなたが支援者になりたい、という想いを応援してきたけれど、私は今後応援できない。頑張ってください。」



この内容、パッと見は冷たく感じるかも知れません。

ですが、Aさん自身が痛い目を見ないと、自ら改善しようとはしません。


だから一旦「見放す」、「見捨てる」のではなく「見放す」のです。

これは依存症の「底つき」と通じるものがあります。

 

自分の元から人が離れていくときは他責になりがちですが、自分に問題があるかも知れないと気付いてもらうには、ある程度の荒療治も必要になってきます。

 

 

Aさんとは今後も普通にお付き合いは続けますが、「支援側に回ること」へのアドバイス、支援、人を紹介することはしません。


 

そんなに突き放すなんてかわいそう、逆にAさんをダメにするのでは?とのご意見もあるとは思いますが、


この程度で潰れるようでは、そもそも「人の支援」など無理です。


Aさんが今後会社からの信用を勝ち取り、生活の土台が安定する日が来ることを信じ、私はAさんを手放します。

 

今日のブログは、日頃カウンセリングの勉強をしていても、自分がカウンセリングを受けていても、スーパービジョンを受け事例検討をしていても、コントロール欲求は起きるというお話でした。

 

 

 

受刑者からの手紙

 

大切なのは仮釈放を多く貰うことではなく、二度と刑務所へ戻らないことです。
 

今の私にできる支援を続けて行こうと思います。

 

聞いてください。

 

産業カウンセラー養成講座の最期の日に、こちらのプリントを配られました。こういう経験、皆さんありますよね。

 

注意喚起!


普通に作業をしている人を疑わなくてはいけない時代。まず、自分の身は自分で守りましょう。

 

電気ブランケット


こちら、おススメです。電気代節約!

 

しゃかびさん、無事です


ブログやHPで紹介しているしゃかびさん、ずっと連絡が取れませんでしたが、無事が確認できました。

Twitterも浮上しています。回復するまであたたかく見守っていただければと思います。

 

JTJ宣教神学校でお話しさせていただきました。


私の受刑経験から、碧の森を立ち上げるまでを10分ほどで簡単にお話させていただきました。ぜひ観ていただければと思います。

以下のYouTubeの34分あたりが「私のターン」です(笑)

 

 

 

依存症とは全く関係なく、楽しくスペースやります!


今日の20時から、楽しくふざけたTwitterスペースをやります。

お暇でしたら遊びに来てください。

 

 

次週のブログはお休みします

 

 

次回のブログは3月10日に更新します。よろしくお願いいたします。


 

前回のブログでは、カウンセリングの講師に話し合いの時間を取ってもらったこと、もっと楽しく生きた方がいいと言われたことを書きました。

 

今現在、講師との関係は良好です。前向きに講義を受けることが出来ています。

 

 

今日のブログは、注意喚起です

 


今日は依存症や受刑とは関係のない話になりますが、最近私に起こった出来事をシェアさせてください。

 

「性病」と言うと皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか?

私のイメージは、「不特定多数とのセックスが原因でなる病気」です。

今日はそんな私のイメージも含め、性病と定期健診について考えて行ければと思います。

 

 

刑務所を出所してすぐに婦人科の検診へ

 

 

私は子どもを産んだ経験がありません。妊娠をしたことも、堕胎の経験もありません。

栃木刑務所を出所する際、釈放前指導で「婦人科の検診には必ず行くように」と教えられた私は、産婦人科で子宮と胸の検査を受けます。

豊胸手術をしているので、マンモグラフィー検査は受けることが出来ません。


超音波検査で胸に怪しい影を発見し、細胞を取って検査した結果、良性でした。

このときは子宮も胸も、異常はありませんでした。

 

 

乳腺炎になりました

 

 

出所して1年ほどで乳輪の周囲に炎症が起こります。

これは今思い出してもものすごく痛かったですが、乳輪に膿が貯まっていたので、切開して膿を押し出しました。

 

妊娠をしたことの無い人がなりやすい傾向があると医師から言われ、子どもを産まない人なりのリスクがあることを初めて知ります。

 

 

生理痛が年齢と共に重くなっていきます

 

 

私の母は40代後半には、すでに閉経していました。

 

私は白髪染めをしたことがなく、今も一切カラーをしていません。母も50歳になるまで白髪がなかったので、遺伝だろうと思っています。

 

母の閉経が早いなら私も早いだろう。そんなことを考えながら、毎月の生理がどんどん重くなっていきます。


女性の生理時の症状は様々です。全く何も感じない人もいれば、動けなくなってしまう人もいる。

私の場合は、腰痛、腹痛、お腹が緩くなるといった症状が出ますが、腹痛が年々酷くなり、1日目~3日目の経血量が増えて行きました。


「歳を取ると減るんじゃないの……?でも人によるし、別に病院に行くほどの辛さではないや」と勝手な自己診断をしていました。

 

子宮が捻じれるような痛みが、生理後に続く

 

 

先月の生理後に初めて、子宮が捻れるような、下から突き上げるような痛みが続きました。

これは生理中に良く起こる症状なので大して気にしていなかったのですが、生理後も続くとなると話は別です。

さすがに心配になった私は、産婦人科を受診します。


内診とエコーで検査をします。下腹部の右側に鈍い痛みを感じます。

「先生、そこが痛いです」と言うと、「あー、ここだね、少し癒着があるように見えるね」と言われ、一緒にエコーの写真を見ます。

 

 

右の卵巣と子宮がやや癒着?

 

 

2年前のエコー検査では、癒着らしきものはみられませんでした。

この2年で急速に症状が進んだのか。


 

「子宮内膜症の可能性もあるから、血液検査をしましょう」

 

一週間後に検査結果を聞きに行くと、予想外の結果を聞かされます。

 

 

クラミジアの数値が異常に高い

 

 

 

「トラコマティス」というのがクラミジアです。結果と基準値の欄を比べると異常に高いのが分かります。

「CA19-9」は膵臓がん、胆道がん、卵巣がん、子宮体がん、乳がん、子宮内膜症、卵巣嚢腫などで値が高く出て、

「CA125」は卵巣がん、子宮体がん、子宮内膜症、子宮筋腫、良性卵巣嚢腫などで値が高く出るそうです。

 

 

この結果から、子宮内膜症の可能性は非常に低いことが分かります。

 

 

私はいつクラミジアに感染した…?

 

 

「クラミジアが完治せず体内に残っていると、夫婦やパートナー同士でピンポン感染をします。子宮の入り口にクラミジアが居ないか再度検査します」

 

「クラミジアが子宮の入り口に居なかったとして、あなたの下腹部の痛みはクラミジアが悪さをしている可能性が高い。その場合は一生治らない、悪化しないように過ごすしかない

 

「過敏性腸症候群も、卵巣が子宮に癒着しているように見えるのも、もしかしたらクラミジアが原因かも知れない。詳しいことは腹腔鏡で見てみないと(開腹しないと)分からない」

 

 

先生の話を聞きながら、色々なことが頭をよぎりました。

 

・私は無症状
・私がクラミジアなら夫も当然感染している
・誰がクラミジアを貰ったんだ?
・私の風俗時代?
・それとも夫から?
・私の受刑中に夫が風俗に行った?
・高校の頃の援助交際のとき?
・それとも夜職時代に交際していた相手?

 

 

 

オーラルセックスでもクラミジアに感染します

 

 

クラミジアが怖いのは、オーラルセックスでも(フェラチオやクンニリングス)感染するということです。

膣で感染するので、当然肛門でも感染します。

 

性器に挿入していないから安心、ということではないのです。


・女性Aがクラミジアに感染している男性Bの性器を舐めれば、女性Aの喉がクラミジアに感染します。

・女性Aが男性Cとディープキスをすれば、男性Cの喉にクラミジアが感染します。

・男性Cが女性Dの性器を舐めれば、女性Dがクラミジアに感染します。

 

・女性Dが男性Eとコンドーム無しのセックスをすれば、男性Eはクラミジアに感染します。


コンドーム無しの性行為で感染率は約50パーセント。感染率が非常に高いのです

 

 

クラミジアを長期間放置すると?

 

 

女性の場合、不妊症になったり子宮外妊娠の原因となります。生まれてきた子が肺炎や結膜炎になるケースもあるそうです。

 

男性の場合は、精巣上体炎や男性不妊になる可能性があります。
 

 

皆さん疑問に思いますよね。

 

何で気が付かないの?普通気付くでしょ。

 

 

 

無症状のことも多く、放置しやすいからです。

 

 

私がブログ冒頭に描いた性病に対するイメージ。「不特定多数とのセックスが原因でなる病気」

 

一概にそうとも言えないな、と感じました。

本当に大好きでお付き合いをした方が、クラミジアに感染している可能性がある。気付かずにピンポン感染する。


 

実際に20代のクラミジア感染は増えているそうです。

 

 

私の場合は風俗で働いていたので、不特定多数の男性とセックスをし、フェラチオもしてきました。高校から援助交際もしてきました。

 

だからいつ感染したのか、正直分かりません。

 

 

 

夫に正直に話をしました

 

 

夫は「今日行った産婦人科は健康診断でお世話になっているのに、今まで発覚しないなんて何かの間違いなんじゃないか?」と言いました。

 

でも、それはクラミジアに対応する血液検査をしていなかっただけ。


 

夫も私も、とても冷静でした。

「私がいつ感染したか正直分からない、でも陽性ならあなたにも間違いなく感染しているし症状が出ているはず。私の受刑中に他の女性を関係を持っていても責めないし、そうさせた私が圧倒的に悪い」

 

「俺は一切症状が出ていないし、静香の受刑中にも誰とも関係を持っていない」

 

「それならば私が風俗に居るときか、或いはもっと昔、高校の援助交際の頃か、はたまた夜職の頃か分からない。あなたにも私にも症状が出ていないという事は、私たちが出会う前から私がクラミジアを保菌していたことになる」

 


こんな話、本来ならお互い激高する所です。

誰とセックスしたんだ!と喧嘩になるのが普通だと思いますが、私も夫も本当に冷静でした。



過去をお互いに受け入れているため、泌尿器科に行くと夫は言ってくれました。

 

 

 

子宮の入り口のクラミジア検査は……

 

 

 

 

こちらは陰性でした。(クラミジアと淋病は併発することが多いそうです)

 


「あなたの子宮にはクラミジアはいない、既に体内に取り込まれている状態だと推測できるので、血液検査の値は少しずつ下がっていくと思います。恐らくご主人にも感染はしていないでしょう」

 

「下腹部痛で今後辛いようなら、生理を止めてしまう方法もあります。様子を見ながら決めて行きましょう」



最終的にこのような診断となりました。

クラミジアは私の体内に取り込まれているので、誰とセックスをしてもうつることは無いけれど、今後私の身体にどのような弊害が起こるか分からない、ということです。

 

 

私の記憶がオーバードーズや違法薬物のせいで曖昧です。正直いつ感染したか分かりません。

 

朧気ですが、私は若いころに確かにクラミジアに感染はした、薬も飲んだ、でもそれがいつだったか覚えていないのです。

 

 

クラミジアが生息する場所は粘膜です。単体では生きられません。

 


長期間クラミジアを放っておくと、子宮口の赤い部分から卵管、卵巣へと広がっていきます。

私の場合は、卵巣へ広がり子宮と癒着し始めているのかも?知れません。

いずれにせよ、完治をすることはありません。一生のお付き合いになります。

 

 

これから生活を送る上で気を付けることは、とにかく腸を健康に、だそうです。腸捻転には特に気を付けてと言われました。

 

 

 

以上の経験から、
 

 

 

・定期的に産婦人科の検診を受ける
・パートナーと話し合い、互いに産婦人科と泌尿器科へ行く
・パートナーが変わる度に検査をする

 

この3つは、とても大切です。

 

 

私が働いていた吉原の高級店では、月に一回必ず血液検査をして、全ての性病が陰性だと店舗側が確認をしないと、働かせてもらえませんでした。

これが格安の風俗店になると、各々で検査に行けと言われる場合が多いので、面倒くさがって検査に行かない人もいます。


高級店だから感染しない、とは言い切れませんが、格安の風俗店を利用する男性には特に気をつけていただきたいと思います。

 

そこから奥様やパートナーに感染させては、大変です。


女性側も、いつどんな状況で感染しているか分かりません。


怖いのは症状が出にくいこと、放置すれば不妊症になる可能性があり、私のように体内に取り込まれているケースであれば、もう手の施しようがないからです。

 

 

パートナーと喧嘩になるかも知れません。

それでも、お互いが健康でいることが一番だと私は思います。

 

 

今日のブログは最近の出来事からの注意喚起です。

夫の検査結果は来週出ます。次回のブログでご報告できればと思います。

 

 

 

青森から来てくださった趣味仲間


自称変態ですが、とても素晴らしいお仕事をされています。

所用でたまたま大宮に泊まられると伺い、私から食事のお誘いをしました。


人とのご縁は自らの足で歩いて広げるもの。たくさんのお話を聞かせていただき、大変勉強になりました。

 

前科者座談会、少人数で締め切りです


少人数で濃いお話をして行きたいので、これからは先着順とさせていただきます。


女性専用前科者座談会、男性専用受刑者座談会も企画しようと思っています。


告知は毎月1日にTwitterで行います。お見逃しなく!

 

エアリプをする方も受け取る方も……


Twitterでありがちなエアリプ。エアリプとは主に以下のことを指します。
 

・特定の誰かに対して何かを察して欲しいとき、攻撃したいとき
・特定の誰かに直接伝えず、間接的に意見を言いたいとき

 

私も昔エアリプをしたことがあるので自戒も込めてツイートしましたが、エアリプをするくらいなら暫くTwitterやSNSから離れた方がいいです。


「エアリプをされた!」と思う方も、SNSから離れた方がいいです。


なぜなら、双方健全な精神状態ではないからです。

 

今の私だったら直接本人に物申すか、疑問を投げかけると思います。

 

 

ヨガと依存症の関係


この写真のポーズは「ダウンドッグ」と言います。正しい姿勢は、踵がぴったりマットに着いて、膝も伸び、綺麗な三角になります。

改めて私を見てください。踵は浮き、膝も曲がっていますよね。これが「今の私の限界の柔軟性」なのです。

 

今の私はこの状態が精一杯だと受け入れる。
無理に踵を着けようとすれば、腰を痛め怪我をします。


綺麗なポーズを取ることがヨガではありません。

自分の身体と向き合うのがヨガです。


身体は正直だから、こんなに曲がるの!?と言う日もあれば、先生のアジャストを全く受け入れない日もあります。

受け入れないときは、そんな自分を手放します。それでもいいじゃない、今日はそういう日なんだよ。

 


ヨガをやっていると、その日の精神状態が身体に表れます。

心と身体は鏡なのだと、17年間ヨガを続けてやっと気付き始めました。