暑い夏のスタジオ~Kemper Stageスタジオ初下ろし~ | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

7月も終わりの日、今日も連日続く暑さに辟易しながらも日傘を片手に歩いていた。

時計の針は11時と40分を指している。

「くそったれめ・・・」

誰にも聞こえないくらいの小声でIzoは呟いた。

道行く人は皆気怠そうに溜息をついている。

蝉も合唱を止めたこの暑さの中、Izoは近所のスーパーへ向かっていた。

理由は簡単だ、そのスーパーにあるATMで現金を下ろし、残り2期分の住民税を払ってしまおうというのだ。

先日解約した健康保険が積み立て型だった事で、今まで積み立てていた金額の払い戻しが行われたのが三日前。

金欠を理由に解約した事によって金が振り込まれるという事に、Izoは苦笑いを禁じえない。

「まぁね・・・誰だって喉が渇いている時の冷酒は美味いものさ。例え・・・後で更に咽喉が渇くと解っていてもね」

 

 

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暑いわ!!

そりゃ暑くてこんな変な「クソなネット小説」風にブログ書き始めるわ!

(そして大体こういうのが黒歴史になり、後年見直して「ああああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!」ってなるw)

 

 

まぁしょーもない本日の実話小説から始めましたが、今回は先日の金曜日に行って来ました「スタジオ個人練習for8/6(日)のライブに向けて」の記事です。

 

 

 

 

 

今回はバンドメンバー無しの完全な「ソロ」ですので、同期を鳴らして~のライブ。

ま、平たく言えば5/14(日)のライブと同じ様な感じっすね。

 

 

 

(↑5/14のライブ)

 

 

 

で、ご覧の通り今回は「Kemper Stage」のスタジオデビューとなります。

 

 

 

 

セッティングは

・ギターからKemper Stageのインプットへ

・メインアウトはキャノンでステレオ出力

・モニターアンプ(JC-120)への出力はフォン端子の方の「メインアウト」から接続(Lのみ)

・エクスプレッションペダルは「Pedal3」に接続し、「WAH>PITCH」で使用

 

 

スタジオに到着してからは、先ず同期を鳴らしつつKemperのメイン・・・つまり卓に繋いでいる方のみを鳴らします。

一旦はコレで軽く演奏をし、最初は同期のバランスから調整。

今回は家で作ってきたバランスに対してベースがデカ過ぎたので「ベース下げ」、ドラムは小さ過ぎたので「結構ドラム上げ」、他のパートはそのまま・・・って感じでバランスを取りました。

ま、ドラムは聞えなかったら演奏に支障が出ますからね・・・どうしても上げ気味で調整します💦

 

同期のバランスが取れたトコロで今度はKemper。

先ほどの演奏で「なんか音がシャリシャリしてね?」と思いました。

Kemperらしい綺麗な音ではありますが、如何せんハイ上がり過ぎじゃね?って感じ。

ですのでEQの設定を見て見ますと・・・

 

何か10kHzがブーストされてるんだが?

 

いつやったのか記憶が無いんだが?

 

 

・・・マジレスすると多分ViS時代なんじゃないかなぁ?と💦

JacksonのRV(2ハム)でメロデスをガッチリやってた頃、多分歪み過多で抜けが悪くなってやってたセッティングな気がします(´Д`)

 

他のノーマルなストラト系よりは音が太いアッシのESPでも、そこはやっぱり3シングル・・・。

10kHzは下げ方向でセットし、ハイミッドの1100Hz辺りを少し出し気味で調整。

それでもまだハイがキツかったので、AmpセクションのTrebleとPresenceを気持ちちょい下げで対応。

音量バランスは軒並み大丈夫でしたが、リード用とバッキング用で音量差が大きかったり少なかったりとしたので、少々調整。

基本的に自分はMetal系近くまで対応出来る「ハイゲイン」のセッティングと、ソロのメイン音色である「ローゲイン」のセッティングと二つ用意しておりますので、それら間でもバランスが取れる様にしました。

なお、ハイゲインセッティングのアンプは私がプロファイリングしてきた「Nitro/Splawn」を使用し、ローゲインではZ.ampのオフィシャルプロファイリングから「EMS」というアンプを使用。

POD GoでもZ.ampのモデリングを愛用しておりました。・・・ま、本家本物は弾いた事無いんスけどねw←

でもEMSは良いですね。取り敢えずバッキングのGainは5.5くらいにセッティング。これで弱く弾くと限りなくクリーンなクランチになります(ほぼクリーン)。

 

後はWAHのセッティングを見直したり、ライブ当日で使う秘密兵器のセッティングや練習をしたり(←ちなみにコレに一番時間が掛かったのは内緒。めっちゃ頭を悩まされましたホンマ許さんぞ)で・・・まぁ相変わらずあっという間の3時間でござりました。

 

 

取り敢えずの取り敢えずでスタジオデビューまで終わりましたので、一旦の「Kemperについて思った事」を。

 

・イコライジングはしっかりと~音のレンジは狭くした方が良い?

POD Goでもそうでしたが、やはり生アンプではない機器で生アンプの代わりにする様なモノですので・・・ミキシングレベルとは言わないまでもイコライジングはしっかりとやった方が良いです。

事特に「デジタル臭い」と思う方は、ハイパス/ローパスで出す音域を狭くした方が良い気がしました。

すっげー今更なんですが・・・Marshallやら様々なメーカーが使っております「セレッション」の有名ドコロのスピーカーってめっちゃレンジ狭いんスね💦

さっき調べて「70~5000hz」って書いてあってビビりました(;・∀・)

(公式サイトじゃなくて音家の表記なので間違っている可能性もありますが)

そりゃMarshallの4発にKemper突っ込んでも、よほどセッティングを上手くやらないと良い音がしない気がしました。

 

・WAHの設定が難しい・・・

WAHは以前のRackを使っている時からKemperのモノを愛用しておりますが・・・細かいセッティングとかがLine6よりも難しいですね💦

難しいっていうか「解り難い」です(泣)。

っていうかエフェクター全般、あんまり慣れていないセイか難しく感じます。

この辺りはコンパクトで育ったセイか・・・まぁ馴れだとは思いますが、ちょっと勉強しなきゃなぁ~とは思いました(Kemperの事ってよりは自分の事っすねw)。

 

 

・JC-120をフルレンジスピーカーとして使う場合

何かK○RGさんは「Trebleゼロ、MID10、BASSゼロ」でしたっけ?(訊くな)で推奨されている様でしたが・・・個人的には「全部ゼロからちょっとだけ上げる」感じで使っております。

出力はモニターアウトではなくメインアウトと同じシグナルにセットし、左チャンネルのローインピの方に接続。

それでVOL以外オールゼロでまぁまぁ良い感じにモニタリングし易い音が鳴ってくれました。

足りない分を少々足す感じで・・・大体3つとも「1~2」くらいに範囲で収まる感じですね。これで自分は来週のライブに臨もうと思います。

 

 

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【NEXT Live !】

 

 

 8/6(日)吉祥寺CRESCENDO「HIGH VOLTAGE」
出演:天井裏のザムザ / Flag Frog / TINY RAFT / Izo
前売 3000円+D(web先行入場→バンド予約)

 

配信 2500円
 

投げ銭(後日Izoのサイン(コピー)入り写真葉書がCRESCENDOより届きます)