ブースター色々試しました~MXR版Timmy Overdrive編~ | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

って事で今はサポートのお仕事曲を発狂しながら覚えつつ・・・8/28のライブの仕込みもしつつ、更にそのライブでの機材設定に余念がありません。

 

「いやそれお前の趣味やろ?」

とか言わない。

 

 

前回までの内容ではこうなってたんスけどねドドンと↓

 

 

 

 

POD Go内のアンプを使いつつ(中のアンプで歪ませつつ)、外部接続のODをブースターとして使用ってパティーンです。

 

 

ほんでまぁ今のESPには「ケンタ系が合うなぁ~」と思い選定したのが前回までのお話しですはい。

 

 

 

 

・・・ただね・・・

色々と思うトコロがあって再度見直しを迫られました。

それは

 

 

 

「ノイズ多過ぎ問題」

 

 

であります( ;∀;)

 

 

スタジオ・テストではアンプ直で全然意識してなかったんスけど、いざPOD Goに接続して使ってみますと・・・ホワイトノイズがめっちゃ多い💦

 

 

これ、何かのエフェクターでも経験あったなぁ・・・

なんだったっけな?と記憶をたどってみますと・・・この子だ!↓

 

 

 

はい、左の赤い子ぢゃなくて右の黒い子・・・LovepedalのBBB’11でございまする。

 

 

この子はIzoの人生で最も最高な音を出してくれるFuzzで、過去のライブでも使用しておりましたが・・・この子もホワイトノイズがやばかったんス💦

 

 

これ、なんでかなぁ・・・?

そうそう更に記憶を辿ると、この子もそうやったなぁ↓

 

 

 

 

・・・!(その時Izoに電流が走る)

 

 

 

これもしかして・・・

 

ゲルマニウム使ってるエフェクターだと、ノイズ増えるんでない?

 

 

うん、なんかですね・・・そんな気がして来ました。

一応POD Go内ではインプット部に軽いノイズゲートは掛けているんス。

手元のVOLでゲインを変えたりするのであんまノイズゲート系は掛けたくない派なんですが(この辺もMetal系ギタリストでは珍しい仕様ぢゃないかなとは思います、自画自賛じゃないですよ←自画自賛内容でもない)。

 

 

で、インプット部のノイズゲートをいくら強くしてもこのホワイトノイズが消えないんスよ。

それもなんでか解らんなぁ・・・と考えておりましたが・・・多分そういう事なんじゃないかな?と。

 

 

・・・ではゲルマニウム以外のブースターを選択しなきゃな、と。

 

 

という訳でまたまたブースターの選別回をやった訳ですよはい↓

 

 

 

左~センターの2機は今までも出てきた子たち。

プラスして今回はTS系から参戦って事で・・・アッシも大好きなEric Galesのモデル「Raw Dawg」をチョイス。

 

 

って事で先ずはRaw Dawgからですが、何気にブースターとして使うのは初でしたw

使ってみて思った事は、思ったより「普通にTS系でしたwww」って感じです、なにわろてんねん。

 

勿論Raw Dawgらしい強烈なミドル(中音)はあります。

ただToneをMaxまでGo Go Heavenしてみると意外と気にはならなかったりします(←MAXではなくそれはSPEED)。

いや、言い方に語弊がありますね。

気にならないっていうより、良い感じで中和されるっていうか・・・突出しているミドルはそのままでも(自分的な)バランスは取れてくるっていう感じです。

 

・・・うん、こうして考えてみますと・・・

私はリードトーンであまり「ミドル盛り盛り」ってトーンが好きじゃないみたいですねw

多分歌モノでGソロの時だけ・・・とかならミドルマシマシでも問題ないと思いますが、インストになりますと大半がリードって事なので・・・常にミドル出っ放しは聴いててキツいんじゃなかろうか?と思います。って言うか弾いててもキツいっすねw←自分で弾いてて自分でお腹がいっぱいになる感じ?

 

 

そして真ん中のCONSPIRACY THEORYですが・・・

うん、これ後で気付いたんですがコレもゲルマニウムでしたねwww←なにわろ

 

音の太さっていうかTone的には凄く好みなんですけどねぇ・・・

とは言え頑張ってコレを使うならScylla Xを使いますし(正論)、取り敢えず今回はお休み頂き・・・

 

ってなりますと左のTimmy・・・になりますかね?

 

「おいおい、オマエがESPとTimmyが合わないって言うから今回のブースター騒動になったんじゃないか?HAHAHA!」

 

 

・・・と言われますとぐうの音も出ませんが・・・💦

 

 

それでもやはり・・・一度は愛した子・・・←自分で言ってて途轍もなくキモい

 

 

もう一度だけ・・・もう一度だけ俺にチャンスをくれ!

 

 

 

 

 

 

・・・うん、何か今日はMAXとかSPEEDとか安室ちゃんとか・・・そんな気分なんスかね?

(多分サポートの仕事で発狂寸前なので精神的Metal離れが半端ないです今w)

 

 

 

って事で、もう一度Timmyについて調べ直してみました。

言うまでもなくこちらのブログを参照ドドンと↓

 

 

 

 

 

 

 

大事な点は・・・

 

 

「要するに・・・・
・過度な味付けをしないオーバードライブ
・イコライザーはカットのみ
・トレブルは歪みの後段で、ベースは歪みの前に効く
・セレクターで対称非対称とコンプレッションを選択可能
って事ですな。ふむふむ。」

 

(リーダー様の記事より無断引用)

 

 

 

以前初期型を所有していた時に知っていた情報ではありますが・・・意外と忘れてましたね💦

そして私はその初期型をさっさと売ってしまい(後悔しているヤーツの1つ。今はプレミア価格で6万弱くらいになっとる・白目)、MXR版を去年くらいに買ったんですが・・・このMXR版にマニュアルが付属してなかったんスよ(Big Bossお茶の水駅前店様で買った正規品なのに・・・つまり取説が汎用のヤツしかないタイプ)。

 

このPaul Cochrane版とMXR版、果たしノブ(ツマミ)の効き方って一緒なん?って思って検索してみますと・・・↓

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

7. Rotate BASS knob counterclockwise to reduce bass frequencies to your taste.

8. Rotate TREBLE knob counterclockwise to reduce high frequencies to your taste.

 

(本国のマニュアルより引用)

 

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ん?ちょっと違う?

 

Paul Cochrane版はゼロの位置(8時方向)でフラット、ノブを上げていく(時計回りに回していく)に従ってカットされていく。

 

MXR版は・・・フルの状態(5時方向)でフラット、そこから反時計回りに回していくにしたがってカットされていく。

 

って事なんスかね?

ま、使ってみた感じ多分ソレで合っていると思いますが(ただし自分の耳が世界で一番信用ならんモノなので当てにはなりませんが・汗)。

 

 

他の事はマニュアルにも大体同じ事が書いてありました。

Bassノブは歪みの前段に配置されており、Trebleは歪みの後段に配置。

 

で、セレクタースイッチがPaul Cochrane版は「左・真ん中・右」ってスタイルですが、MXR版は「上・真ん中・下」ってスタイル。基盤的に合わせられなかったのかノブとの干渉が気になったのか・・・まーた本家と違うスタイルなんスなぁ・・・(苦笑)。

ま、コレもマニュアルに書いてましたので簡単に解決↓

 

左・・・クリッピングが非対称モード

真ん中・・・クリッピングが対称モードで、ヘッドルーム/ダイナミクス・レンジが広いモード

右・・・こちらも対称モードで最も歪み感/コンプ感が強いモード

 

って感じス。

MXR版の左が本家の「上モード」、MXR版の右が本家の「下モード」に該当するんスね。

 

 

んでまぁ以前の記事でも書きましたが・・・(リーダー様にケンカを売る感じだったら土下座ですが💦)

やっぱりTimmyの一番美味しいのは真ん中の一番レンジが広いモードだと思うんスね。

重ね重ねですが、左右どちらかのモードでしたらTimmyじゃなくて他のエフェクターでもっと良いヤーツがある気がするんスぱっと思い浮かばないですが←

 

 

まぁま、JHSのThe AT(Andy Timmonsモデル)だろうが改造RATだろうが大体どれも一番レンジが広いモードが好きなんスよね、コンプ感が薄くなるから弾き難いっすけど。

 

※・・・以前の記事でも書きましたが、最近Andy Timmons氏もTimmyを使ってはりますが・・・モードは写真では判別出来ず。ただ何となくセンターな気もします、Izoのバイアス掛かってそうですがw

 

 

って事で・・・まぁ長々書いてきましたんそろそろ結論をばドドンと↓

 

 

 

 

はい、結構変わったかと思います。

 

一番はBassでしょうか?なんとフルです「ノーカット版」です(意味が違う)。

そしてVOLもGainも多少上げて、Trebleがほぼ変わらないか少しだけ上げ(カット量減少)って感じでしょうか・・・?

 

 

Bassがセンターまでカットしていたのが急にフルになった点がノブ位置的に大きな違いっぽく感じますが、自分的には実は「Gain」の位置が決め手になりました。

 

このGain、少し上げると良い感じで中音が持ち上がった気がしたんですよね、いやホントに極僅かなので勘違いかも知れませんが←安定のクソ耳

 

勿論歪み量が増えた事で弾き易く?っていうかESPのセンター&フロントPUの出力が少し弱い問題も解消された気がしましたし、そしてノイズもそこまで影響がありません、これくらいだと殆どノイズ増しません。

 

 

ま、ノブ位置に関してはまたバンドでスタジオに入った時に多少イジるとは思いますが・・・取り敢えずはそれまでの演奏配信ではこの状態で行ってみたいと思います。

 

次回演奏配信は・・・早くて8月の初週末くらいかな?💦

久しぶりになっちゃいますので、せっかくだからスタジオ・ソロ配信でもやりたいなぁ・・・。

 

 

【オマケ】

「買おうか迷ってボツになったエフェクター」

 

Suger Drive / MXR

 

 

MXRのミニ版ケンタコピーモデル。

結局コレもゲルマニウムだったらノイズ一緒じゃね?と思って手を出さず(どこにも記載が無かったor発見出来なかったので)。

 

 

 

 

STRAWBERRY RED OVERDRIVE 4K Japonism Edition / One Control

 

 

実はエフェクターは今まで手を出した事がないOne Control。

完全に見た目で気になったモデルw

・・・やっぱ浮世絵ええなぁ・・・(しみじみ)。