「ESP / GB-30V」のレビュー(国内最速?) | New Guitar Note +

New Guitar Note +

Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

はい、今日は無駄話しは省いて真面目にレビューのみ書きます。

(無駄話しは後程別途書きます←)

 

 

今日のレビューは久しぶりの「ギターケース」でございます、こちらですドドンと↓

 

 

 

 

はい、ESP社製の変形ギター用(ベースもイケる?)ギグケース「GB-30V」でござりまする。

 

 

小生の使っておりますJacksonのV達・・・これらを運搬するのに良いケースを全然持ち合わせておらず、やっとの事で購入に至った次第でありますはい。

 

 

↑・・・当方の愛機(Rock~Metal系演奏用)であるRandy V(RH)とKing V

 

 

 

なんてったって今まで使っていたケースが・・・

 

Randy V→古いRitterのRandy V用ケース。ただしリバースヘッド(RH)対応ではないので、先っちょが飛び出した状態で運搬(一応100均のケースは被せておりました先っちょだけに←)

 

King V→7弦のKing V(コリー・モデル)を買った時に付いていたペラペラのケースで運搬

 

 

とまぁ流石に何かあった時に怖すぎる!って事で前々からケースを探してはいたのですが・・・中々良いケースって無いんですよね💦

 

一応候補は↓の2種があったのですが・・・

 

 

「NAZCA」

言わずと知れたハンドメイド系ギグバッグの雄。Randy V用もあるけど、それにするとKing Vは入らない。King V用のケースをオーダーしても良いけど、それにRHのRandy Vが入るかは未知数。何より高い←

 

 

「Providence」

ストラト用は愛用しておりますProvidence社。こちらのVケースはRandy VもKing Vも入りそうですが・・・ケースを背負っていてからの床に下した際、Vの角部分がダメージを負いそうな気がしました。まぁセンターのVの股部分にクッションを嚙ませたらイケるやも知れませんが、いずれにしても未知数。

 

 

 

やはり変形ギターで一番怖いのって、角部分とかの「折れ/欠け」だと思うんですよね。今までそんな事例は数多く見て来ましたし・・・💦

 

とは言え流石にハードケース運搬は・・・車じゃなきゃ死ねますorz

(今教えている生徒さんの1人はハードケースで毎回Randy Vを持って来てますが・・・)

スタジオに到着する頃に腕が死んでいたら本末転倒、特に体力の衰えを感じまくっている昨今故に猶更です(失笑)。

 

 

って事で今回の選定で重視した点は・・・

 

 

1.背負える事→まぁハードケース以外って事っすね。ハードケースに取り付けられる背負い用アタッチメントってのも昔はありましたが・・・

 

2.頑丈である事→Vを安全に運搬出来る事。特に角部分に負荷が掛からない構造が望ましい

 

 

この2点がしっかりと守られている・・・という事で今回はGB-30Vを選ばせて頂きました。

 

 

 

 

↑Vの股部分に置いてあるクッションはマジックテープ式で位置の変更が可能。これにより写真の通り床に立て掛けた際も角部分に負荷が掛かりません。

ただこのままですとマジックテープが剥がれて下に下がっていく恐れはありますので、下部には何か噛ませておこうかなぁ・・・?とは考えております。

 

 

 

 

↑そして言うまでもなくKing Vだろうが楽々入ります。まぁランダムスター系すら入るらしいですしw

 

 

 

↑ネックピローも付属しており、またコレも位置調整可能ですので、ギターに合わせたセッティングも容易そうです(ただし蓋側にあります弦の切端カバー?ヘッドカバー?部は比較的上部にありますので、下げ過ぎは蓋側に影響が出るかもです)

 

 

あ、ちなみにフレットガードは付属しておりません。別途買いましたw

 

 

 

ではでは、実際に使ってみて・・・ってまぁ楽器店(いつもお世話になっておりますBIG BOSSお茶の水駅前店様)で買ってから帰宅するまでの短い間でしたが、レビューしていきたいと思います!

 

 

「良い点」

・無茶苦茶頑丈そう

→メーカーサイトにあります通り、5層の厚み30mm以上と・・・見た目以上にかなり頑丈そうです。軽く殴ってもビクともしません(殴らないで下さい責任は持てません)。

昔ビルの屋上からギターケースを投げて落とし、中のギターが無事かどーかの動画なんかありましたが・・・多分そんなレベルじゃないかなぁ・・・?と個人的には思いました。

そして上記に書きました通り角部分も大丈夫そうですので、スタジオや会場到着時に乱雑に床へ置いても大丈夫そうです(個人の~)。

 

・色々な変形ギターにも対応

→V対応のケースって、良くてもVだけとかだったりしますが、こちらはサイズに余力がありますのでランダムスターとかその他の変形ギターもかなりの数が対応してそうです。

私が所有している変形はVだけですが、7弦のコリーモデルもイケました(→実はコリーモデルって、Randy VやKing Vを買った時に付属していたハードケースに入らなかったりします)。

 

・サイズ/重量の割には背負い易い

→後程デメリットの項で書きますが、結構なサイズ&重量ですw

が、以前エクスプローラーで使っておりましたSKBの背負えるセミハードケース?みたいなヤツと比べますと、ストラップ部分がしっかりとしているので比較的背負い易いです。

 

 

「デメリット」

・デカイ/重い

→「様々な変形ギターに対応」って事で、イコール「デカい」ですw

流石にSKBのV用ハード&セミハードに比べると全長は短いですが、それでも1000mm超えは中々の迫力・・・w

 

(後日追記・・・全長は1200mm超えてました。自分が見たサイトではノーマルのGB-30Gと全長表記が一緒になっていた様です。という事でSKBのセミハードケースとほぼ同じ全長でしたので訂正させて頂きます)

 

またその頑丈さ故に重量もそこそこあり、4kgってのは今時のケースに慣れた身からすると結構な重さです。

(参考までに付属のハードケース(SKB製Jackson純正)が5kg弱、SKBのV用セミハードですとコレより軽い2.86kgだったりします)

背負って運搬するの自体は問題ありませんが、雨の日とかは傘差すにしても結構な大きさ・・・気分的にベル〇ルクのガ×ツみたいになりましたw↓

 

 

 

 

・ポケット類の積載量は然程無い

→比較的大型のポケット、そして上部(ネック側)の背面には隠しポケットみたいなのはあり、十分な容量は備えておりますが・・・ケースの素材がほぼセミハードなので柔軟性が無く、思ったよりは機材類が入りません。

特に自分の見立てでは「POD Go」がポッケに入ると思っていたのに入らなかったのは盲点でした。

(POD Goは普通のケースには中々入りません。Providence社のケースには入りますが、少々無理をしていたらしく最近は穴が空いてきました・白目)

とは言えNAZCAやSKBのRandy V用くらいか、それ以上は入ると思われます。

 

 

「どういう人にオススメ?(まとめ)」

→多少重くとも安全に愛機を持ち運びしたい方にオススメ!

ESPのアッキーさん(ex-Azrael)とも話しましたが、「ライブハウスとかって他出演バンドさんの機材がぶつかったりと楽器の保護力が重要な時が多い」気がします。

勿論電車移動でも不意な事故は有り得ますし、ツアーで機材者へ載せるにしても積載までの間に危ない目にあったりも多いと思います。

そしてそういう目に遭った時にVとかの変形ギターって非常にモロいんですよね。

かなり強固にプロテクトしてくれるこのケースは、マジのガチ目にオススメ致します!

逆に「自転車とかバイクで気軽に移動したい」って方には・・・あまりオススメしません。

いや、自転車とかバイクの方が楽器的に危ないですが、実際問題としてこれらを背負ったりスクーターのフットボードに置いて移動は・・・個人的にしたくないかな?とw

 

 

 

以上、ザックリとした感じではありますが、GB-30Vのレビューでした!

自分がググってもあまり記事が出て来なかったので、国内最速レビューじゃないかな?と・・・。

 

あ、もちろんESP様からの忖度は特に無いので真面目な意見ですw

(忖度があったらデメリット書いてないっすからね)

でも個人的にお世話になっておりますので・・・お買い求めは是非BIG BOSSお茶の水駅前店様まで( ^^)つ