(Metalにおける)EMGのメリットとデメリット | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

今日は朝5時に目が覚めましたので、9時までViSのレコーディングをば。

 

9時半には家を出て、神田のやなか珈琲まで行っていつもの珈琲豆を買ってきました。

いや「いつもの」って言いましたが、ちょいちょい色々なところでテストがてら買ってみてるんですけどね・・・「お気に入り!」ってヤツに全然当たらないんスよ。

って訳で今日も電車で片道30分以上かけてコレ↓をゲット。

 

 

 

 

 

焙煎の間はイートイン・スペースで「本日のコーヒー」を頂きながら朝のレコの疲れを癒します。「お前疲れてばっかだな?」と言わないで下さい泣きますよ?

 

 

 

↑相変わらず美味しい

 

 

 

 

珈琲豆を買いましたらとんぼ返りで電車に乗ります。

地元に着きましたら、今晩の晩御飯の食材を買い、帰宅後はまたレコを再開。

15時まで続けて今日はこれまで(※)・・・!って感じでした。

 

※・・・また深夜に起きて続きをやると思いますが

 

 

 

さて、そんなこんなで今日のお題は久しぶりの「ギター・ピックアップ」についてです。

 

 

ピックアップ・ネタって結構昔はよく書いてましたけどね~。まぁそれだけしょっちゅう交換してたって事なんですが←

 

最近はあんま拘らなくなってきましたが、今回はちょっと思うトコロがあったのでそんな話題です。

 

 

言うまでも無く只今レコーヂングをしておりますのは、Veiled in Scarletです、Metalです、メロディック・デスメタルです。

 

今回レコで使っておりますギターは↓の3本。

 

 

 

 

・Jackson CS Randy V

・Jackson USA King V

・Gibson CS Les Paul Custom

 

 

前作(3rd)ではRECで使ったエレキは↑のRandy Vのみでした。

今作は曲数も多いので、King Vも待機。元々ライブではDropチューニングと使い分ける為に2本用意していたのですが・・・レコでは出音によって使い分けている感じです。

 

で、Les Paulは今回ViSでは久々投入です。

確か以前は2ndの曲で・・・7弦ギター曲だった2曲のGソロで使いました(ScarletとUnderworld)。

 

今回使う予定は無かったのですが、いい加減Vシェイプでレコするのに疲れたので(※)、急遽NGWで仕上げてもらった次第です。

 

 

※・・・我が家のパソコンデスクは床座りスタイルなので、Vシェイプを使う時は椅子使用&キーボード/マウスの高さ上げが必要となります。キャスみたいにキーボード/マウスをそこまで触る機会が無いなら良いのですが、当たり前ながらレコでは使いまくりますので高さを上げないと椅子座り状態では操作が難しいです。

 

 

ちなその時の記事はこちら↓

 

 

 

 

 

 

この時はレスポール使用開始理由をボヤかしてますなw

 

 

 

まぁさて置き。

そんで最近はレスポールも使ってたりしていたのですが・・・

只今やっております曲。土曜日にレスポールで録り始めたのですが、全然上手くいかない。

それで「これは多分レスポールだと具合が悪いんだな?」という物のセイにするというクズギタリストな思考でRandy Vへと変更。今日のレコまで至るって感じです。

 

 

 

さて、レスポールの「何がイカンのか?」って事ですが・・・

自己分析ですと「ピックアップがEMGだから」ってのに尽きると思いました。

 

 

 

 

・・・こんな感じで・・・ぱっと見普通のカバードPUっぽいのですが、薄っすらと右下に「EMG」って入ってます。言うまでも無く電池使うタイプです。

 

 

で、V兄弟はこの通り↓

 

(Randy VのリアPU)

 

 

 

(King VのリアPU)

 

 

 

V兄弟のリアPUはどちらも純正のダンカンですね。

Randy Vは「TB-6/DISTORTION」でKing Vは「TB-4/JB」です。

 

 

・・・以前までRandy VのリアPUは「JB」だと頑なに思い込んでおりましたが・・・NGWで調整をお願いしたついでに調べてもらったらDISTORTIONだったという・・・Izoのクソ耳っぷりが露見した瞬間でした( ;∀;)

 

V兄弟のボディ材構成は同じですが、ボディシェイプの違い~PUの違いで出音がちょっと違うんですよね。King Vの方が少し中音寄りです。

 

とは言えそこまでの差異は出ないのですが(弾いている本人はバリバリ解りますが、聞いている方はあんま違いが解らないかと)・・・

流石にレスポールの方はガッツリと違いが出ます。

 

それもボディシェイプ~木材諸々、ブリッジとかの構成と・・・違いが多いってのもありますが、率直に申し上げてPUの違いが一番大きいかと。

 

 

話しが中々遠回りしましたが、ここでやっと本題の「EMG」についてです。

 

EMGは元々特定のジャンルに特化したPUでは無かったのですが、ノイズレスなPUでローインピーダンスって事でスタジオ系ミュージシャンに好まれたのと・・・あとやっぱりその名を広めたのは「Metal系ギタリスト」だと思います。

実際に使ってみますと

・ノイズレスで歪ませてもハウり難い

・センシビティで軽いタッチでも音をしっかり拾う

・PUの出力自体は低いので、サスティンが長い(→PU自体は出力が低いですが、内蔵プリアンプで最終的な出力は通常のPUよりも少し強いくらいになっています)

・少しコンプ感が有り

 

って辺りを強く感じます。

つまり「ガッツリ深く歪ませても音に芯が残って歪みに負けない音」で「タッピングやレガートなどピッキングをしないプレイにも相性が良く」、ロングトーンも綺麗に伸び、そしてコンプ感が音をしっかりとした感じに仕上げてくれる・・・と。

Metalで使うにはホントに打ってつけのPUなんじゃないかなぁ?と思っておりました。

 

 

が、今回のレコで「いや、ケースバイケースだな・・・」と改めて気付いた所存。

それは何かと申しますと・・・

・ViSみたいに複雑な動きが多いプレイは、ちょっとしたノイズもしっかりと「音」として拾ってしまう

・プリアンプのセイかカバードのセイか解りませんが、PCノイズをかなり拾う(ダンカンより拾います)

ってのを今回痛感しました次第です。

 

 

・・・なるほど・・・Metalでは最強のPUと思っていたEMGも、やはり弱点があったのか・・・

と思いましたが、まぁ実際ぶっちゃけた話しアッシが「ストラトに慣れすぎていた」ってのもあると思うんですよねw

(ちなViSの2ndは全てEMGが載ったギターでRECしてます)

 

最近はストラトを弾く事が多いので、どうしてもハムのアクティブPU(EMG)ってなると・・・その毛色の違いっぷりに慣れないだけなのかもなぁ・・・と改めて思いました。

 

 

ま、備忘録的に無理矢理まとめますと・・・

 

 

EMGはMetal最強のPU!

・・・って訳ではなくケースバイケースですね(ニッコリ)

 

 

 

って事でした。

 

 

ちなみにバッキングはRandy Vで録音しましたが、今取り掛かっております同曲のリード(メロディ)はレスポールで録り始めました。Randy Vにしときゃ良かったと若干後悔してますが←

(音が変わっちゃうので、途中で変更は出来ません言うまでも無くw)

 

 

 

【お知らせ1・MV公開中!】

 

「Just Kidding」に収録されております「A Doggy's Journey Alone」のMusic Videoが公開となりました。
曲のタイトル/イメージに沿った内容となっております。
Just Kiddingリリースから少し間が開いてしまいましたが、引き続き本作と当該Music Videoを宜しくお願い致します!

 

 

 

 

 

【お知らせ2・機材解説配信デモンストレーター出演】

 

ギタリストIzo氏によるLine 6 HX Stomp XLウェビナー
・基本的な操作方法の説明
・HX STOMPとHX STOMP XLとの比較
・シチュエーションごとの接続方法解説
・手を使わずに足だけでエフェクトのパラメーターの調整ができる、ペダルエディットモードについての解説
など基本操作から実践で使える機能まで解説いたします。

配信の最後に、配信内で作ったサウンドを使ってデモ演奏をしていただきます! 果たして理想のサウンドを作ることはできるのでしょうか!


解説員:HELIX Expart 柴田悠佑(BIGBOSSお茶の水駅前店)

(↑BigBossお茶の水駅前店様HPより抜粋)

 

 

 

 

どちらも宜しくお願い致します!!

どちらもMetalじゃないですけど!!←