新選組に関わる新史料発見‼︎ | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

新選組に関する新史料発見‼︎史料の出処は、かつて新選組が全盛期の頃、屯所としていた西本願寺。
なんでも、本願寺史料研究所の人が、過去の寺務日誌を調べていたら、その中に新選組に関する記述が、14箇所あったらしい。その中のたった1箇所が今回公にされ、ニュースになった。
その1箇所の記述内容は、土方に関するもので、真夏のさなか、畳一枚に隊士が寝る手狭な環境に、病人が出て不満を制しできないと、同寺に現状を説明し、阿弥陀堂の貸与を、無理を承知で願い出ていたというもの。その願いは叶わなかったものの、寺側は、その代わりとして北集会所の改修を申し出ると、土方から感謝の手紙が届いたそうである。
土方の苦悩、隊士への思いやり…人間土方が垣間見える、何だかほっとさせてくれるような記述である。冷酷で、ある意味機械的ともとれた土方像だったが、今回の史料により、土方も同じ生身の人間だったのだと、少なからずイメージが変わった。
さて、気になるのは、残り13箇所の記述についてである。西本願寺の新選組に対する嫌悪感は相当なものであり、西本願寺自らが出費して、あの幻の屯所とされる不動堂屯所を新選組に提供したほど…言わば、体良く(⁉︎)新選組を追っ払った感じだ(^_^;)
そんな西本願寺側が書き留めたことだけに、どんな内容なのか、興味は尽きない。
残り13箇所の記述公開に期待する。それによって、だんだん良くなりつつある新選組のイメージが、一気に急落してしまう怖さもあるんだけどね(^_^;)