八重の桜 第47回「残された時間」 | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

既存の概念…これをクリアにすることは、極めて難しい。でも、それをクリアにできさえすれば、新しいシステムは構築できる。既存の問題点を改善した新たなシステムを…。だが、わりと人間とは既存概念の解体に抵抗感を持つもの…それは致し方ないことかもしれない。しかし、覚悟を決めて既存概念を捨て去ることが出来ない限り、新しいものは、決して生まれない。
何だか本題と無関係な前置きですが…現代、いやいつの時代においても、新しい環境への移行には、そんな抵抗感がつきまとう。
そんな風潮をまさに描いているのが、八重の桜の明治編ですね。
今回は、襄と八重が久々にメインでしたね。とは言え、襄の病は悪化する一方で、医者にいつ心臓が破裂してもおかしくない状態だと宣告される。大学設立の夢を目前にしながら、それを追い越してしまうほどのスピードで死期が迫ってくる。そんな残された時間に、襄は苦しみ焦る思いで、仕事に没頭しようとする。
でも、妻である八重は、夫の体を心配し、暴走ともとれる襄の行動を止めようとする。っが、襄の思いを知った八重は、それは襄の戦なのだと理解する。妻としての八重の思い…戦う同志としての八重の思い…そんな複雑な心境が、切なすぎた。涙そそられる場面だった。
次回は、襄の死が描かれる。涙すること間違いなさそうだ(^_^;)
最後に、久々に登場した槙村。優しさを感じて、やはり憎めない存在だったねw